460 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/28(土) 12:49:42.34 ID:h/ZK5U/h
当地(日本)には大身等の間に戦争が絶えず、彼等はデウスを畏れず、各自首領とならんことを欲し、
やむを得ない場合でなければ大いなる者にも従わず、機会があれば領主に叛起する。故に悪魔は
彼等を導いて絶えず戦い、市および町を焼いて互いに亡ぼさせる。家は皆木造であるのでこれを焼くことは
容易である。
この事はデウスの教えを説くについて大いなる妨害であり、戦争の際には我が住院は焼かれ、我等の
所持品が奪われること度々であり、パードレ一人、およびイルマン数人が衣服を剥がれてわずかに
命を免れた事もあり、この地方においては、大いなる艱苦と生命の危険を冒す事なくして布教する
事は出来ない。
然れども主は我等に御慈悲を垂れ給い、デウスの教えは当国に広まり、敵の中にも熱心なキリシタンが
あり、彼等はパードレおよびイルマン等がかくのごとき状態にあるのを見て少なからず悲しみ、これを
保護し安全を保証すること、あたかも彼等の主人に対する如くである。
今はデウスの御慈悲によって双方に多数のキリシタンが有る。破壊を行う前に我等のその事を知らしめ、
最も甚だしい時は住院を失うが、そうでない場合には早くにその安全を図る。
この事を尊師に通信するのは、日本に於いて我々は未だ真の住院を有せず、我等が建築する会堂は
日本人の忠誠なる心であり、この会堂は永久に存続するものだからである。
我等が主、ゼズス・キリスト、彼等に恩恵と光明を与え、引き続き良き道に進ましめ給わん事を。
(1564年10月11日(永禄七年九月七日)付、パードレ・ジョアン・バウチスタ書簡)
永禄の頃の日本(豊後あたり)の状況について。
461 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/28(土) 18:40:27.66 ID:U4mz+hGR
仮にキリスト教国だったとして変わらんだろこれw
462 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/28(土) 21:12:30.93 ID:bhDpweX0
この頃のヨーロッパも結構なもんだよね
463 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/28(土) 22:13:59.96 ID:g1EomfXJ
いや、日本がキリスト教になったとしての話
別に何も変わらん気がするから
464 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 00:04:08.38 ID:jYID+T12
確かに
465 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 00:56:01.33 ID:YZJcRlBM
宣教師ランダはあまりに容赦ない宣教活動が本国で問題になり異端審問にかけられている人物である。
しかし、彼が記録した「ユカタン事物記」は非常に詳細な記述であり
マヤ人の生活から文字の手がかりまで書かれている重要な資料であるのを前提として。
もしマヤと同じように、16世紀の日本にスペインからカトリック僧(ランダ)が来て宣教を始め、
キリスト教から旧来の宗教に再転向する日本人6000余名を笞刑にし、
4000名余名を拷問にかけ、その結果年間150名余名の死者を出し、
異教の本だからと当時の日本にあった書籍の90%を焼きすて、
そのかわり日本の文学、宗教、歴訪、社会、習慣などについて、ただ1冊の本を書き残したとする。
われわれが、この人物の行為は単に当時の考え方を反映してるに過ぎないと容認し、
「万葉集」や「源氏物語」は焼き捨てられたけれども、一冊の「日本事物記」を
残してくれたことに感謝すべきなのか、という質問である。
青木晴夫「マヤ文明の謎」講談社
466 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 08:50:07.59 ID:jYID+T12
戦国時代で助かったわ
467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 12:17:46.71 ID:3pp4eH/n
日本書紀編纂の時期に多分似たような事は起こったとおもっとる
当地(日本)には大身等の間に戦争が絶えず、彼等はデウスを畏れず、各自首領とならんことを欲し、
やむを得ない場合でなければ大いなる者にも従わず、機会があれば領主に叛起する。故に悪魔は
彼等を導いて絶えず戦い、市および町を焼いて互いに亡ぼさせる。家は皆木造であるのでこれを焼くことは
容易である。
この事はデウスの教えを説くについて大いなる妨害であり、戦争の際には我が住院は焼かれ、我等の
所持品が奪われること度々であり、パードレ一人、およびイルマン数人が衣服を剥がれてわずかに
命を免れた事もあり、この地方においては、大いなる艱苦と生命の危険を冒す事なくして布教する
事は出来ない。
然れども主は我等に御慈悲を垂れ給い、デウスの教えは当国に広まり、敵の中にも熱心なキリシタンが
あり、彼等はパードレおよびイルマン等がかくのごとき状態にあるのを見て少なからず悲しみ、これを
保護し安全を保証すること、あたかも彼等の主人に対する如くである。
今はデウスの御慈悲によって双方に多数のキリシタンが有る。破壊を行う前に我等のその事を知らしめ、
最も甚だしい時は住院を失うが、そうでない場合には早くにその安全を図る。
この事を尊師に通信するのは、日本に於いて我々は未だ真の住院を有せず、我等が建築する会堂は
日本人の忠誠なる心であり、この会堂は永久に存続するものだからである。
我等が主、ゼズス・キリスト、彼等に恩恵と光明を与え、引き続き良き道に進ましめ給わん事を。
(1564年10月11日(永禄七年九月七日)付、パードレ・ジョアン・バウチスタ書簡)
永禄の頃の日本(豊後あたり)の状況について。
461 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/28(土) 18:40:27.66 ID:U4mz+hGR
仮にキリスト教国だったとして変わらんだろこれw
462 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/28(土) 21:12:30.93 ID:bhDpweX0
この頃のヨーロッパも結構なもんだよね
463 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/28(土) 22:13:59.96 ID:g1EomfXJ
いや、日本がキリスト教になったとしての話
別に何も変わらん気がするから
464 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 00:04:08.38 ID:jYID+T12
確かに
465 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 00:56:01.33 ID:YZJcRlBM
宣教師ランダはあまりに容赦ない宣教活動が本国で問題になり異端審問にかけられている人物である。
しかし、彼が記録した「ユカタン事物記」は非常に詳細な記述であり
マヤ人の生活から文字の手がかりまで書かれている重要な資料であるのを前提として。
もしマヤと同じように、16世紀の日本にスペインからカトリック僧(ランダ)が来て宣教を始め、
キリスト教から旧来の宗教に再転向する日本人6000余名を笞刑にし、
4000名余名を拷問にかけ、その結果年間150名余名の死者を出し、
異教の本だからと当時の日本にあった書籍の90%を焼きすて、
そのかわり日本の文学、宗教、歴訪、社会、習慣などについて、ただ1冊の本を書き残したとする。
われわれが、この人物の行為は単に当時の考え方を反映してるに過ぎないと容認し、
「万葉集」や「源氏物語」は焼き捨てられたけれども、一冊の「日本事物記」を
残してくれたことに感謝すべきなのか、という質問である。
青木晴夫「マヤ文明の謎」講談社
466 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 08:50:07.59 ID:jYID+T12
戦国時代で助かったわ
467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/09/29(日) 12:17:46.71 ID:3pp4eH/n
日本書紀編纂の時期に多分似たような事は起こったとおもっとる
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