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蜂の毒を感じることも在る

2019年04月27日 15:55

932 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/04/27(土) 09:57:15.83 ID:ATNQYvwU
立花家に仕える異教徒の一人が、我々が偶像に反対する説教を成しているのを聴いて、偶像の名誉のために
憤慨し、会堂に来たりて罵倒し、剣を抜いて会堂内に在る者たちを脅したが、我らの主は不幸から幸いを
生じ給い、キリシタンたちの忍耐により、悪罵が計画したような害を与えず、むしろ裨益を得た。

また我々に対して、我らが人肉を食うと言い、我らは説教によって国の良き習慣を破壊すると言い、
或いは我らが新しい偶像を作ってこれを説いているのだと言い、また外国の偶像に仕えるよりも
国の偶像に仕えるほうが勝っている、などと説いて我らの名誉を毀損しようとする者がある。
通行人は我らを妨害し、小児は市街に於いて我らの後を追って罵り、我々には剣による殺害と
拷問以外で欠けたものがないという状態である。

主が、この二つが我らに及ぶのを許されないのは、キリスト教の布教に携わる労役者が甚だ少数であり、
我らがもし殺されれば、この日本人を帰依させる事業について成すべきことが非常に多いさなか、
大いなる欠陥が生じてしまうためであろう。当地においては、蜜は多く集めることを得るべきであるが、
これと同時に、蜂の毒を感じることも在る。

私がこのようなことを述べるのは、主に仕える者に恐怖を抱かせるためではない。これを聴く者が
聖霊の感化を受ける者にとって甚だ甘い、帰依と忍耐の二つの大いなる収穫が在るのを見るためである。

(1576年9月28日(天正四年九月六日)パードレ・ベイシヨール・デ・フィゲイレド書簡)

九州においても、キリシタンがどんな批判を受けていたのかが見えてくる内容である。



933 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/04/27(土) 10:12:16.80 ID:YVf5kat/
書いた本人の考えはともかく、かなりリアルな描写だね
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