天下の五奉行である者ならば

2015年10月24日 19:37

538 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/10/23(金) 20:34:40.00 ID:ylKYh0Uh
豊臣秀吉がある時、増田長盛石田三成に、代官衆の予算状況を調べるよう命じた。
その後、予算状況の確認はどうなったかと尋ねた時、両名は、三上与三郎のことについては
申し上げかねた。

秀吉が「どんな些細があるのか?」と重ねて尋ねると、両名
「三上は、だいぶ赤字となっています。」
「それは如何程か?」
「およそ十万石です。」

しかしこれを聞いた秀吉
「私の目違いにて、お前たちごとき者に予算状況を調べるよう申し付けてしまった。
三上与三郎が、名護屋に供した時に引き連れた人数を、お前たちは見ただろう?
そこから考えれば、あの数を揃えるのには十万石の赤字でもまだ不足だろう。
天下の五奉行である者ならば、そういう事に気がつくべきだ。」

そう仰せになったのである。

(武功雑記)



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