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かの上原は思慮深いものだったので

2013年06月19日 19:50

894 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 16:39:18.00 ID:a5/J2VU0
覚頭合戦(木崎原合戦)で伊東家が大敗した後に最前線となった野尻
城は地頭である福永丹波守が守っていた。

島津方は奪い取った高原城の地頭として上原長門守を入れ置いた。

かの上原は思慮深いものだったので、ある時は山東に人を送って
国中の情報を集め、またある時は福永丹波守の行動が悪く取られる
ように書き記した書状を山東に落とさせるなどして、福永の立場が
悪くなるように仕組んだ。

三位入道(伊東義祐)殿は福永の悪評を聞いて、これは本当の事では
ないかと思われ、何度か丹波守が参上した際にも会おうともせず
その上に二度、三度と出仕を停止させた。

丹波守の嫡子藤十郎が元服の為に出てきた際にも見参させずに送り
返えした。

これによって丹波守は腹を立て涙を流して、もう二度と出仕はしない
と誓いを立てて帰って行った。

以後は深い恨みを抱き上原長門守を頼って薩摩方と申し合わせるよう
になった。

(日向記)

上原長門守が謀略を用いて福永丹波守を寝返らせる話
そしてテンプレのようにひっかかってしまう三位入道クオリティ





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