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我を殺すのか、又甲冑を奪うのか!?

2019年01月03日 16:12

562 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/01/02(水) 20:21:19.56 ID:EIuaIzZA
丹羽佐平次は織田信雄の小姓であったが、後に豊臣秀頼に仕え、大坂落城の時、大阪城より
脱出し泉州貝塚まで落ち行ったが、そこで落ち武者狩りの野伏に道を遮られ取り巻かれた。
この時佐平次は彼等に言った

「我を殺すのか、又甲冑を奪うのか!?着ているものを剥がされるのは恥である。
しかし私は既に日本国を皆敵にしたのであるから、今も自分が世に有るとも思えない。
よって出家をしたい。どうかそのために、僧を一人呼んでほしい。」

これを聞いて野伏たちは僧を一人連れてきた。佐平次は「ならば」と、彼に立ち寄ると、
その僧をひしと取り押さえ、刀を僧の胸に当て、人質とした。

これに野伏らはどうにも出来ず、人質の命と引き換えに「どこであろうと送り申そう。」と言い、
そこで紀州和歌山に所縁の人があることを告げ、野伏たちにそこへ行かせ、暫くして迎えの者がきて
其の者と共に紀州に隠れ住んだ。それから程なくして赦免を被ったという。

(常山紀談)



563 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/01/02(水) 21:09:01.11 ID:GSc+bkMx
>>562
落ち武者狩りなのに律儀w

564 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/01/03(木) 13:04:20.09 ID:+x4SZTyg
その僧の檀家たちが野伏だったのかもしれない
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