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真田信之「一首吟ずれば金をくれようぞ」

2012年03月21日 21:51

353 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/03/21(水) 16:02:31.65 ID:KxEtJOQ+
ある時真田信之の近習児玉三助という者が紙子の服で出仕したことがあった。
信之がそれを咎めると、三助は小身ゆえに絹布を調えることもできないと答えた。

そこで信之が「一首吟ずれば金をくれようぞ」と言うと
三助は「いにしへの鎧にまさる紙子には、風のいる矢は通らざりけり」と高吟した。
「約束の金をくれよう」と小判五枚を遣わしたが三助は「約束と違いまする」と言う。
何が違うという信之に三助は「はじめには金を九両と有りしかど、その場になりて五両けんかな」とやり返した。
「くれよう(くりゃう)」と「九両(くりゃう)」を掛けたわけである。

「なるほどそうであった」と打ち興じた信之はさらに四両を遣わした。





355 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/03/21(水) 16:23:18.56 ID:UDDredp/
>>353
五両じゃなかったらどう返してたのか気になるな

356 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/03/21(水) 16:24:37.38 ID:+HX7vOm6
>>353
まとめにあったのと同じかな

357 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/03/21(水) 16:27:54.93 ID:Z16l+VIV
>>353
あの・・・屁理屈で金たかってません?(笑)
しかもその歌、熊谷直実さんだよね?
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とんち三題・真田信之と児玉三助

2011年06月28日 23:12

387 名前:とんち三題 3/3[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 01:13:21.55 ID:uGaN+LFH
ある日、真田信之が法度を出した。
「天下泰平の折、当家も他家との付き合いが増える。よって、貧乏臭く見栄え悪い紙子羽織等の
着用を禁ずる。守れぬ者は、わしへの目通りを許さぬ。」

ところが、しばらく経った冬の日のこと、近習の児玉三助が紙子の衣服を着て信之の前に参上した。

「三助、その服は紙子ではないか?」
「いかにも。」
「紙子を着る者は、目通り不要と申したではないか!」
「しかし殿、拙者のような貧乏人は一片の理あって、紙子を用いておるのです。」
「・・・ふん。では、その『理』とやらで一首詠んでみろ。確かに理あれば、金をくれよう。」

「では、一首。えー、“いにしへの 鎧にまさる 紙子には 風の射る矢は 通らざりけり”
(貧乏人には、紙子とて寒風という名の矢から身を守る、名工の品に勝る鎧です)
いわば、泰平の世の鎧にござる。武士が鎧を着たところで、見苦しくはありますまい?」

「うーむ、でかした三助!!それ、約束の金だ。」
信之は三助に小判五両を与えたが、三助は不満顔であった。

「さてさて、殿には例の如く吝きことかな。始めの約束を違えるとは。」「なんと、三助!この期に及んで何を申す!?」
「殿は最初に『金をくりょう(九両)』と申されました。これではまだ足りませぬな。」
「・・・こやつめ、ハハハ!」
「ハハハ」信之は笑って、残りの四両を払ってやった。(真田家御事蹟稿より)


以上、殿様が思わず苦笑するとんち三題でした。長々失礼。



とんち三題・豊臣秀吉と千利休
とんち三題・井伊直孝と庵原主税助


388 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 01:46:25.21 ID:ydDYDTtU
最後落語みたいな話だな

389 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 06:07:00.61 ID:43gWEWjW
短気な武将ならさらに4両追加でくれなんて言ったとたんに首が飛んで
悪い話になったかもしれんな

392 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 07:15:05.37 ID:J8cId5GD
あの世に置いてあるから取って参れ!
とかな

397 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 15:37:07.17 ID:iirCi1zh
東のミスターパーフェクトも笑うしか ないなw