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甲冑付け始めの門出に

2011年04月25日 00:03

133 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/23(土) 23:53:11.24 ID:bzXYfXba
では忠興公の話など。
「細川三代」という本にあった記述です。

天正四年11月、細川家では嫡子熊千代の甲冑付け始めの儀が行われていた。
介添え役は千秋太郎介という侍が任ぜられていた。
名前が目出度いから、というのが理由だ。

儀式は作法どおり進み、最後に千秋が熊千代の兜の緒を引きつつ、
「勝って兜の緒を締めよ」と声をかけた。

ところがその時、重さに耐え切れなかったのか、具足櫃の底が抜けた。
熊千代はひっくり返り、兜も脱げ、何とも不体裁な事となった。

それを見て千秋がすかさず
「めでたしめでたし、丹波八郡は、割り取りになさるべし」と祝い言を述べたので、
その場も収まり、式は無事に終わった。

後年忠興公が当時を回顧して、
「あの時は驚いたが、その後武功を上げられたのだからそれで良い」と語ったとか。

門出に起こった椿事を吉兆に結びつけた千秋のいい話。
または忠興公の自信あふれる話。




134 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/24(日) 01:45:58.71 ID:/htmZelz
「勝って兜の緒を締めよ」は、家康が関ヶ原の後にいったのが由来
という話を聞いたが、やっぱりそれ以前に遡るのか

141 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/04/24(日) 05:25:08.89 ID:BVickKOZ
>>134
北条氏綱の遺訓にも出てきてた気がする。
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