220 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 14:31:43 ID:Ic1uIIUo
刀を盗まれた話で思い出した。
ある時、南部家の三戸城で南部晴政の刀が盗まれた。犯人は分からず、刀番は事の次第を晴政に説明すると共に、
自分を罰するよう願った。だが晴政はその申し出を不問にした。
「刀番と言っても朝から晩まで始終刀を守っているわけではあるまい、ならば罰するには及ばない。
刀のある場所は城の奥だ、刀ひとつを盗む為にわざわざ奴僕がくるところじゃない。
刀は武器だ。おおかた武に励み、剣を好む若侍が、馬鹿な心を出して盗んだのだろう。
ならば、その刀をもってよく奉公してくれるだろう。武士の盗みにはそのようなこともあるものだ。
これがもし、武士が金銭や米穀を盗んだというなら、法をもって処罰しよう。
この事は沙汰すべきでない、放っておけ」
221 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 14:55:55 ID:k2qbhP8u
その話が広まったしばらく後、南部勢苦戦の折晴政の身にも危険が迫っていた。
その時若侍が晴政の前に飛び出し、いつぞや刀を盗んだ石川五右衛門(仮)でござる、と名乗り出て奮戦。
主君の危機を救った、
とかの後日談つくと綺麗かつ逆に胡散臭くなるんだが…なさそうだな
222 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 15:11:30 ID:KS74u7ye
王妃にセクハラした家臣の話そのまんまじゃねーかw
223 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 15:14:21 ID:wFpzn690
秦の穆公にも似たような話があった
刀を盗まれた話で思い出した。
ある時、南部家の三戸城で南部晴政の刀が盗まれた。犯人は分からず、刀番は事の次第を晴政に説明すると共に、
自分を罰するよう願った。だが晴政はその申し出を不問にした。
「刀番と言っても朝から晩まで始終刀を守っているわけではあるまい、ならば罰するには及ばない。
刀のある場所は城の奥だ、刀ひとつを盗む為にわざわざ奴僕がくるところじゃない。
刀は武器だ。おおかた武に励み、剣を好む若侍が、馬鹿な心を出して盗んだのだろう。
ならば、その刀をもってよく奉公してくれるだろう。武士の盗みにはそのようなこともあるものだ。
これがもし、武士が金銭や米穀を盗んだというなら、法をもって処罰しよう。
この事は沙汰すべきでない、放っておけ」
221 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 14:55:55 ID:k2qbhP8u
その話が広まったしばらく後、南部勢苦戦の折晴政の身にも危険が迫っていた。
その時若侍が晴政の前に飛び出し、いつぞや刀を盗んだ石川五右衛門(仮)でござる、と名乗り出て奮戦。
主君の危機を救った、
とかの後日談つくと綺麗かつ逆に胡散臭くなるんだが…なさそうだな
222 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 15:11:30 ID:KS74u7ye
王妃にセクハラした家臣の話そのまんまじゃねーかw
223 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 15:14:21 ID:wFpzn690
秦の穆公にも似たような話があった
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