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播州佐用郡より以徹尊老禅室下へ 黙然(吉川元長)

2015年06月18日 18:46

195 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/06/17(水) 23:42:17.52 ID:SvDsH68R
播磨の上月城攻めに出陣中の吉川元長が、非常に親しい間柄である西禅寺の以徹に書き送った書状がある。
そこからは対織田最前線の戦況とともに、意外と御茶目な元長の人柄を垣間見ることができる。


播州佐用郡より以徹尊老禅室下へ 黙然(吉川元長

お送りいただいた翠の硯を拝覧いたしました。恐悦であります!恐悦であります!恐悦であります!恐悦であります!!
お互いに伊勢物語の歌のようにございますな!おもふ事も我にひとしき人なければ、言わで止み申し候。誠にをかしいですね!
(伊勢物語の歌・・・「思ふこと言はでぞただにやみぬべき 我と等しき人しなければ」)

一、この山に陣を張って以降、通信が不自由で誠に心外ななか、御音信をお預けいただいたこと心より感謝しております。何分遠方ですのでご容赦くださいませ。
書面を見るに具合が悪いようですが、いかなることかと心細く思っております。
ご来翰の際にはぜひ詳細をお教えください。

一、この山に陣取ったのは4月18日、敵が陣取ったのは5月4日です。

一、老臣が申すところによると、こちらの人数は3万に及ぶとのこと。敵は1万以内と見受けられるとのことです。

一、この陣の普請、陣取、切搦にあたった諸侍に対し、公方様が真木島昭光を通じて感状を差し出されました。各々ありがたく思い、お役に立つべく覚悟を新たにしております。
この様子、そして陣中の若者たちを尊老のお目にもかけたいものです。

一、我らごときものが申すことは、皆に取り上げられませんでした。追って詳細を申し上げます。

一、この山陣はことのほか霧が深く、用心が悪いです。でも風情はありますね。

一、城内には(尼子)勝久・(立原)源太・鹿以下の者が籠っておりますが、水・兵糧は全く無いと落人が申しております。

一、敵陣にいるのは羽柴筑前守先木下藤吉郎・荒木以下です。

一、この間、伊勢の滝川と申す者と佐久間の両人の所と、羽筑(秀吉)・荒木の所へ狂歌を送ったと聞きました。

あら木弓はりまのかたへおしよせて いるもいられず引もひかれず

なにしおふさよ(佐用)の朝霧たちこもり 心ぼそくも鹿やなくらん
一笑々々

一、尊老のことを朝夕懐かしく思っておりますが、目的はもちろん果たしますよ。
色々と取り乱しておりますゆえ書面は整っていませんが、我らはことのほか気分よく過ごしておりますのでご安心ください。
なお後の喜びを期しております。恐惶謹言。

(天正六年)五月晦日 花押



202 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/06/19(金) 10:26:13.57 ID:soOODYAu
>笑々々

これはwwwという意味だな?

203 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/06/19(金) 21:42:46.88 ID:I2LVEqUk
>>202
「一笑々々」だよw
意味はあってる。

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話を聞いた吉川元長は直ちに

2012年06月22日 21:03

2 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/19(火) 20:02:33.73 ID:sSXHDhlz
天正十年、両川は織田軍に対し十死一生の戦を挑もうとしていた。

そのような時に三沢為虎が羽柴秀吉に通じているとの流言があった。
話を聞いた吉川元長は直ちに為虎の陣に向かった。

元長は為虎の側まで迫り、座して曰く

「あなたが秀吉と通じているとの噂だが真実か。真実ならば
今すぐ私の首を刎ねて秀吉に送るがいい」

これに為虎は大いに驚いて、

「まさか!事実無根の讒言です!」と言うと、直ちに誓紙を献じた。
この元長の行動によって将兵の動揺は収まった。




6 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/19(火) 21:28:43.17 ID:LnMuR9a+
>>2
首だけになって秀吉を咬み殺す気かw

この時、吉川元長は父の元春に

2012年06月03日 21:03

748 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/03(日) 14:17:51.93 ID:1397JmIZ

上月の役の時、織田信長は自ら出陣しようとして、手始めに子の信忠らを派兵し、
羽柴秀吉を助けようとした。

この時、吉川元長は父の元春に
「信長自身が出馬すれば、数も多く統率のとれた軍隊を相手にしなければなりません。
いま羽柴秀吉や荒木村重らは功を争って協調できていないと聞いています。

幸い、雨が降り月も暗い。ここは夜討ちを仕掛けましょう」と言った。
元春も「お前の言う通りだ」と同意し、小早川隆景と相談した。

ところが隆景は「そのような危うき戦は大事の前の小事である」と反対した。
元長はそれでも食い下がったが、やはり隆景は耳を貸さないので悔しさに歯をくいしばり
ながらも、とうとう諦めたという。





749 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/06/03(日) 20:17:19.82 ID:/aqLC6JI
元長は華々しく一働きしようとするたびに
叔父さんに却下されて奥歯噛み締めてるイメージ

750 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/03(日) 20:59:41.10 ID:pr39qMdt
決戦したら面白かったのになあ

751 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/03(日) 21:35:51.91 ID:G9rCyuKd
でも結局本能寺に至る顛末考えると変に決戦望まずにじりじり持久戦で持ちこたえて
時間稼いだことが毛利にとっては良い方向に転がったと思うんだよね

752 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/03(日) 23:17:36.67 ID:WSkcNH0Z
運頼みじゃないかそれじゃ

753 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/03(日) 23:42:49.17 ID:cVrGnhWq
決戦も運の要素は決して少なくないからなあ
結果オーライだった以上良い判断だったかと

754 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 00:26:45.32 ID:Rv3Vxkha
あの当時の主要な大名の中で貴重な「粘り勝ち」であることは確かなのだが……

755 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 01:10:02.12 ID:B/c5+Qm5
織田さんは負けても復活するんだけど、
織田さんに負けたとこは坂道を転がるがごとく落ち目になってくイメージ

本能寺がなかったら、
毛利さんは2~3カ国の領土で、九州や四国で擦り切れるまで働かされてポイ!って感じだったのかね~
ポイってのはアレだけどTERUさんが信長さんの好みのタイプには思えないからな~

756 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 01:12:54.06 ID:umg7xzME
>>755
隆景あたりに強引に本家を継がせたりして

757 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 01:30:09.39 ID:xApnmbx7
>>755
浅井朝倉にしろ武田にしろ、健闘して領土的には結構守れてるように見えるのにな
さあ滅ぼすぞってなると本当に一撃で滅亡させる感じで立ち直る暇も無いわ

758 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 02:40:43.44 ID:+1huuNDL
織田は負けるにしても自分とこの領内てのは少ないのに対して織田にやられた側は
本拠地に攻め込まれたりで決戦強いられてるからなぁ…

759 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 02:52:44.71 ID:tPGbe+yt
経済力に差があるから争ってる間にだんだんジリ貧になっていく


760 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 02:54:22.96 ID:SG08SiOO
>>755
信長は、武田は残党狩りまでする徹底ぶり、毛利に2,3カ国残すのかどうか怪しい。
潰して一族や譜代に分配するのが自然かも

761 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 02:58:06.61 ID:SG08SiOO
>>748
上月の時、毛利・宇喜多・荒木に囲まれて、姫路城はいつ落ちても仕方ない情勢だったよね。

762 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 06:03:48.74 ID:Fxfn9cse
なにその架空戦記

772 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 21:30:50.30 ID:nYKh76Pl
>>752
運なのかなあ?あれ・・・
だって毛利は信長が高転びするって知ってたわけだし

773 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/04(月) 21:36:49.46 ID:RCopXQN+
安国寺恵瓊「信長の世は3年5年は持たないだろう」
と言ったのが1573年
本能寺の変が1582年
こんだけ精度が低い予言なら、毛利が滅んだ後に信長が横死しても不思議じゃない

777 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/06/04(月) 22:44:16.25 ID:TihXdV2M
>>755
>TERUさんが信長さんの好みのタイプには思えないからな~

氏真みたいに宴席に呼んでもらえるかもよ?

779 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 09:18:23.95 ID:1ZAhD0JL
>>777
趣味人としての氏真さんは当代一流だと思うけど、TERUさんは…


780 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 12:25:28.45 ID:An6Nc9Ne
TERUだって一応隆元お兄ちゃんの血が流れてるんだからちょっと習えば絵描きの真似事くらいできr…
ああうん、ごめん…

782 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 18:55:41.29 ID:yqckujSM
>>780
TERUさんは確か鼓打ちの達人だったような

元就>和歌の達人
隆元>絵画の達人
元春>書写の達人
隆景>囲碁の達人
秀元>能の達人

なんなんだこのチート文化人一族は?

吉川元長はこうコメントしていたのである。

2012年05月08日 21:04

67 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/07(月) 21:23:05.15 ID:9FYEu+Q2
ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-1385.html
さてこの逸話で吉川元長がかなり怖かったと大いにビビっていた豊臣秀吉であったが
これには理由があった。
この時のことについての吉川元長はこうコメントしていたのである。

「(小早川隆景と一緒に)天守見物をしたとき実は秀吉を一刀のもとに斬り殺し
自害してやろうと思っていた。今だ斬れ!今だ打て!と何度も思ったが
この身は毛利家のために命を捨てるのは望むところではあっても、隆景は違う。
たとえ秀吉を討ったとしても、隆景を失っては中国の柱礎が砕かれてしまう。
そうなれば毛利家の滅亡を招くだろうと仕方なく思い留まったのだ。
ああ、あの時隆景さえ同行していなければよかったのに!
太政大臣だろうが、関白だろうが、体が金属や石でできているわけでもないのだから
ただ一打ちに斬り殺してやったのに!」

自称怖いものなしの秀吉がビビったのも無理はない。
本当に元長はすぐ近くで秀吉に対してガンガンに殺気を放ちまくってたのである。
隆景フォローが大変だったろうな・・・




68 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/07(月) 22:44:46.45 ID:go88GTy6
吉川家の当主ってことで、叔父さんでも同格ってことで敬称なしなのかな?


69 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/07(月) 23:56:28.28 ID:VfltotWG
身内への手紙なんじゃないの?

70 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 00:56:10.64 ID:ooj+DNCP
隆景も「こいつは秀吉を殺りかねん」と思って制止するために秀吉の近くに居たんじゃないかw

71 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 05:35:57.17 ID:bN+9LY1b
全てを見抜いて(・∀・)ニヤニヤするラスボスの姿が浮かんだ。

73 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 06:15:52.55 ID:uJUJc7v/
>>67
元春に似て覇気がたぎっているとでもごまかしたのだろうか?
なぜか隆景がいると秀吉は疑うことを知らない

74 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 09:43:28.23 ID:Ea+j5Xec
隆景さえいりゃ軽率なことは起こさせないという絶大な信頼かもしれん

勇が足りない、ってことは思慮や智謀は全く問題なしと思ってたんだろし

81 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/05/08(火) 20:54:31.04 ID:ij3+uOtf
>>74
勇というか隆景にないのは野心だね
碧蹄館のときみればわかるけど普通に勇はある

とある毛利の尼子攻め風景

2011年10月11日 22:05

46 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 21:13:02.49 ID:MRo96Gp5
とある毛利の尼子攻め風景でも。

出雲遠征中の毛利元就のもとに孫二人が馳せ参じた。
故隆元の嫡子輝元と、吉川元春の嫡子元長である。
元就は拠点としていた洗合城で孫たちを迎え、
「輝元は13歳とは思えないほどの成長ぶりじゃのう。美男子になったし言葉遣いもしっかりしておる。
ああ、隆元ともこうして顔を会わせたかった……(´;ω;)グスン
うんうん、元長も18歳になったか。眼光鋭く、鬼吉川にふさわしい器量じゃ。将来が楽しみじゃな」
と、とても嬉しそうに対面した。

「こちらに参りましたからには、是非この手で一戦したく思います!」
年若い孫たちの申し出に、元就は
「輝元はさすが仁徳・武備を兼ね備えた隆元の子じゃのー。元長も頼もしい限りじゃ」と非常に喜んで、
「よーし、ぢいさま、月山冨田城落としちゃうぞ!」と奮起、進軍を決めた。

しかし、これに困惑したのが元春・隆景である。
「あの城は力攻めしても落ちないから謀略巡らせろって言ってたの、父上だったよな。
なんで進軍してんの?」
「孫可愛さにイイとこ見せたいんだろ。しょうがないから俺たちで城兵と小競り合いして、
敵の力量をだいたい把握してから輝元を出陣させよう。初陣で勝利すれば縁起もいい」
というわけで、吉川勢と小早川勢が冨田城下で挑発→出てきた敵兵と衝突という流れになった。
あ、あと宍戸隆家も参戦した。

戦闘が盛り上がってくると、「先陣はこの元長が務めます!」と突然駆け出す元長。
「ちょっ、待て、おい!」と制止が間に合わず追いかける元春。
これに触発されたのか雪崩を打って攻めてくる毛利勢に押され、尼子勢は城に退却していった。

ちなみに輝元もこの合戦に加わりたがったが、さすがに元就が首を縦に振らず、
叔父たちにも「今回は偵察なので輝元様が出るには及びません」と諫められて留守番をしていた。
後日、仕切り直しの合戦では輝元も出陣を許され、先陣はそうそうたる顔ぶれの譜代家臣で固める。
血気にはやって駆け出そうとする輝元の上帯を元就ががっちりキャッチ!
「このジジイが出るべきときを見計らってやるからな」と、終盤まで手放さなかった。
さすがに吉川親子の轍は踏まない。

抜け駆けして先陣についた武将の「おしりペンペン」という挑発に逆上した尼子勢が
雪崩を打って毛利方に打ち寄せ、毛利勢が若干不利な形勢になると、元就はやっと輝元の帯を放し、
一直線に駆け出した輝元の様子に力を得た毛利勢は無事に巻き返しましたとさ。

このとき、別方向から攻めていた元長も、もう一人の祖父、熊谷信直にサポートされて奮戦した。
熊谷はその勇猛さに「さすが元春の子!いやさ俺の孫!」と感心しきりだったそうな。

とりとめもオチもないんだが、なんか一家して楽しそうだったのでw





48 名前:人間七七四年[] 投稿日:2011/10/10(月) 21:58:49.86 ID:BYxC/vE2
おしりペンペンで逆上とは尼子勢の煽り耐性の無さはネラー以下だな・・

52 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 23:26:59.12 ID:wdLzr90P
>>48
そこで華麗にスルーしたら尼子勢は臆病者ww
と笑われて城兵の士気が低下する罠

54 名前:人間七七四年[] 投稿日:2011/10/11(火) 01:11:29.25 ID:xQzzJdFL
>>52
寄せ手なら兎も角
籠城側が挑発に乗っては駄目なのは基本なんだしそんな事で士気落ちないだろ

55 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/10/11(火) 08:30:15.45 ID:eQXo+6K9
いやいや人間そんなに割り切れるもんじゃないぞ

56 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/10/11(火) 08:35:07.77 ID:zdFuOlVz
「ただの挑発じゃ。 ものども、気にするな」なんて言ってスルーできるのは、むしろゲームの世界の中だけ

57 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/10/11(火) 09:13:28.57 ID:3ArpCtju
真面目に仕事してるときに相手が不真面目なことやったらそらイラッってくるわな

58 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/10/11(火) 09:23:23.12 ID:pThp8ls6
新当主の初陣なんて絶対勝てるようお膳立てするのが当たり前だもんな、普通。
もうすでに尼子勢はその程度って見られてたっと。
二人の初陣が月山戸田城包囲戦だったのは歴史的事実だし。

59 名前:人間七七四年[] 投稿日:2011/10/11(火) 17:46:08.67 ID:dRwvz2MZ
まあそうだね
おしりぺんぺん位でいちいち籠城崩したり士気下がってたならそこらじゅうの城落ちまくりだしな
挑発士気云々以前に尼子勢は打って出るしか無かった状況に追い込まれてたんだろう。

60 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/10/11(火) 18:54:25.16 ID:Vugv724F
城主が痔でマジで尻を気にしてたらと思えば納得できる