栗山善助、大町何助を斬る

2014年07月19日 19:09

692 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/18(金) 20:22:58.79 ID:ImTMwhdl
永禄11年(1568)頃のこと。
この頃、黒田官兵衛孝高の家臣に大町何助という者があった。彼は隠れなき強者であったが、
官兵衛に対し逆進の色が表れていたため、官兵衛は栗山善助利安と、上原新左衛門とに、
これを殺すよう命じた。
ちなみにこの頃、栗山善助は18歳である。

折しも官兵衛の邸宅には来客があり、栗山善助はこの給仕をしていたのであるが、官兵衛より
何助の所へ使いに行けと言われ、大事の使いであるからと、黒田家に伝わる『森田刀』と呼ばれる
重代の太刀を貸し与えられた。

栗山善助はあえて肩衣袴という公的な衣装のままで向かい、何助が丁度家に滞在していたので、このように
言った

「本日は御使に参りました。その内容ですが、先日上方よりこちらに下ってきた商人が死亡した件、
大変難しい案件でしたが、あなたのご才覚のお陰で無事に相済み、後は荷物を改めそれを上方に送れば
埒の開く事となりました。ですので、貴方が保管しているあの商人の荷物を、私に相渡すようにとの
御意でございます。」

何助は「心得たり」と了承し、立ち上がって手軽く支度をし、酒を飲み、従者に鑓を持たせ、いかにも
用心した様子で「荷物をおいた所に行こう」と道を進んだ。彼も官兵衛の様子を怪しみ警戒していたのだろう。

やがて道の途中で、何助は2尺9寸(約88センチ)ある大太刀を抜くと
「どういうわけか胸騒ぎがする。これより御着城(官兵衛の主君・小寺政職の居城)に退き、
私に私曲が無いことを申し上げてくる!」
と、道よりすき田の中に飛び降り、罵り喚きながら去ろうとした。

栗山善助はこれを追いかけ、「其の方は酒に酔い狂っているのか!?」と色々と言いあしらってみたが
何助は全く納得せず、もはや是非に及ばずと思い、声をかけ、何助が立ち向かってくる所を、
跳びかかり抜き打ちにした。

ほぼ相打ち、であった。が、善助の太刀が一瞬早く何助の右袈裟に当たったため、彼は刀を取り落とした。
このため善助は、何助の頭を両断した。この時、地面に石があって、刀の切っ先の刃が少しこぼれた。
この時は誰か人を呼ぶ時間もなく、上原新左衛門と事前に相談することも出来なかった。
(黒田家臣伝)

栗山善助、大町何助を斬る。というお話し。




693 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/18(金) 20:35:16.23 ID:wdGBzw2U
>>692
善助って筆頭家老に置かれるように強いんだよな、大河ドラマだと強そうにみえんw

694 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/18(金) 20:46:33.85 ID:cYSove4I
家中の栗


言ってみたかっただけや

695 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/18(金) 23:21:57.41 ID:s1lza5UX
あの粒ぞろいの黒田家臣の筆頭だからな

696 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/19(土) 00:17:55.12 ID:eT0u4joW
某「やはり逆心の色があらわれてるのはよくないよね」

697 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/19(土) 07:23:05.83 ID:JOX3gfj0
これ、どう悪い話?
煽りとかではなく普通の話っぽく感じたが

698 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/19(土) 07:30:39.83 ID:gRWkgcYp
暗殺しに行ったのに、気づかれて正面からの斬り合いになった、間の悪い話
もしくは善介の演技力が悪い話

699 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/07/19(土) 13:37:50.91 ID:7LBoo0m0
>>692
読んでから大河ドラマみると強そうに見えるぞ。

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