738 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:10:28 ID:YqZTvPlO
延沢満延シリーズ
最上義光が最上八盾の天童頼澄が守る天童城(舞鶴城)を攻めた時の事である。
最上勢、千手堂という場所で天童勢を大いに破ると、その勢いのまま天童城に攻め寄せた
この時延沢満延は最上八盾の一人として天童城に援兵として入っており、場内から最上方の攻勢を見ると
大手の門を押し開き、ただ一騎討って出た。
この日の満延の出で立ちは、鎖帷子の上に黒糸縅の鎧を着、八方頭の兜をかぶり、月毛の馬に打ち乗り、
常に身から話さぬ5尺1寸(約1.5メートル)の鉄の棒を打ち振るい、向かってくる最上勢をばったばったと
なぎ倒し、これには最上勢、延沢満延の方を見ることも出来ない有様だった。
さて、最上勢の中に安間某という、長く羽黒山に住む弓の名手がいた。
彼は味方が延沢満延一人を恐れている様子を見て
「いくら能登守(延沢満延)と言っても鬼神ではない。よし、俺が勝負をしてやろう!」
と一直線に駆け寄ると、これを見た延沢満延、
「わしとの勝負を望むとは、なんと面白い振る舞いかな。ならば我が手並み、見せてやろう!」
と、安間某に向かって突進した!
「この鉄棒を所望のようだな。さあ、一打取らせようぞ!」
安間某が弓をつがえた、その時、
延沢満延、信じられないスピードで拝み打ちに鉄棒を、安間某の頭上に振り下ろす!
そのあまりの衝撃に、安間某の頭は胴の中にめりこみ、乗っている馬も衝撃に足が地面に埋まった!
鉄棒の一撃で頭が体にめり込んだ安間某と足が埋まった馬。
このギャグマンガか、はたまた北斗の拳でしかありえない光景に
最上勢皆驚き呆れ返り(それも当然だろう)、われ先にと引き退いた。
延沢満延と安間某の一騎打ち、のお話。
739 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:24:41 ID:Lbgl1t5+
安間某「ぱっびっぶっぺっぽぉっ」
740 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:28:10 ID:p2nffH7V
むか~しから思ってたんだけど
五尺や八尺の棒を振り回すより、三間の長柄鑓の方が絶対強いと思うんだが・・・
まあ、江戸時代の鍵屋の辻の決闘でも
荒木又右衛門の豪刀を鎖帷子の上から食らった仇役の首が胴にめりこんだなんて俗説あるからね。
741 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:37:08 ID:S4mE7Ucz
集団で固まって使うならともかく、一騎打ちで三間の長柄鑓は使いにくいんじゃないか。
742 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:43:16 ID:w/ZZb8hq
三間って・・・5mオーバーだよね?
744 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 03:39:23 ID:o60gM2F/
>>740間合い
懐に入れば、短い武器の方が逆に有利になるっしょや。
長柄の武器は馬上や開けた場所で使う分にはいいが…
745 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 06:02:32 ID:txhbKGEn
三間槍とか集団戦用だよね
746 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 06:29:50 ID:llfbNwDt
武士の使う槍ではなくて、兵卒の使う集団戦用の槍だね。
747 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 10:35:37 ID:HoW6MPg8
ラスボス「槍は長いほうがよい」
748 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:29:31 ID:q1zIg7Fz
長くても子が出来るわけではないしなあ
749 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:33:28 ID:5v68Rb8A
>>748
磔を申し付ける
750 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:37:02 ID:bwvWe17T
つロンギヌスの槍
どうぞ>>748の脇腹をお突きください
751 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:48:15 ID:p2nffH7V
>>745
一般的にはそうだが
蜻蛉切には2丈(6m)の柄が付いていたとされる
752 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 21:08:17 ID:bpQ7LGzr
写真で見る蜻蛉切の刀身は長い。重心を調節するため柄も長くなったんだろう。
用途や使い手の個性で合わせるものでないかんs。
753 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 22:09:43 ID:llfbNwDt
蜻蛉切のような大身槍はぶった切るのが目的の武器だからな。
分類で言えば鎗だけど鎗のような戦い方とはちょっと違う気がするぜ。
754 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 22:56:48 ID:FWhjzZmF
まあ大力にまかせて風車の如く振り回し当たるを幸いって感じなんだろうな
6メートル超の槍振り回されたら誰も近づけないから
忠勝さん怪我を負わなかったのかもw
いくら柄が長かろうともそこに触ったからって斬られる訳じゃない
って言ってのけた卜傳さんはマジパネーっす
755 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 23:32:17 ID:Lbgl1t5+
足軽と武士じゃあ槍の長さも違ったろうけど当然戦い方も違ったんだろうな
756 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 23:34:37 ID:YqZTvPlO
というか源平の時代以前からそうなんだが、騎馬の武士は自分の手に合う好きな武器を持って
戦っていい、という不文律があった。
延沢満延シリーズ
最上義光が最上八盾の天童頼澄が守る天童城(舞鶴城)を攻めた時の事である。
最上勢、千手堂という場所で天童勢を大いに破ると、その勢いのまま天童城に攻め寄せた
この時延沢満延は最上八盾の一人として天童城に援兵として入っており、場内から最上方の攻勢を見ると
大手の門を押し開き、ただ一騎討って出た。
この日の満延の出で立ちは、鎖帷子の上に黒糸縅の鎧を着、八方頭の兜をかぶり、月毛の馬に打ち乗り、
常に身から話さぬ5尺1寸(約1.5メートル)の鉄の棒を打ち振るい、向かってくる最上勢をばったばったと
なぎ倒し、これには最上勢、延沢満延の方を見ることも出来ない有様だった。
さて、最上勢の中に安間某という、長く羽黒山に住む弓の名手がいた。
彼は味方が延沢満延一人を恐れている様子を見て
「いくら能登守(延沢満延)と言っても鬼神ではない。よし、俺が勝負をしてやろう!」
と一直線に駆け寄ると、これを見た延沢満延、
「わしとの勝負を望むとは、なんと面白い振る舞いかな。ならば我が手並み、見せてやろう!」
と、安間某に向かって突進した!
「この鉄棒を所望のようだな。さあ、一打取らせようぞ!」
安間某が弓をつがえた、その時、
延沢満延、信じられないスピードで拝み打ちに鉄棒を、安間某の頭上に振り下ろす!
そのあまりの衝撃に、安間某の頭は胴の中にめりこみ、乗っている馬も衝撃に足が地面に埋まった!
鉄棒の一撃で頭が体にめり込んだ安間某と足が埋まった馬。
このギャグマンガか、はたまた北斗の拳でしかありえない光景に
最上勢皆驚き呆れ返り(それも当然だろう)、われ先にと引き退いた。
延沢満延と安間某の一騎打ち、のお話。
739 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:24:41 ID:Lbgl1t5+
安間某「ぱっびっぶっぺっぽぉっ」
740 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:28:10 ID:p2nffH7V
むか~しから思ってたんだけど
五尺や八尺の棒を振り回すより、三間の長柄鑓の方が絶対強いと思うんだが・・・
まあ、江戸時代の鍵屋の辻の決闘でも
荒木又右衛門の豪刀を鎖帷子の上から食らった仇役の首が胴にめりこんだなんて俗説あるからね。
741 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:37:08 ID:S4mE7Ucz
集団で固まって使うならともかく、一騎打ちで三間の長柄鑓は使いにくいんじゃないか。
742 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 00:43:16 ID:w/ZZb8hq
三間って・・・5mオーバーだよね?
744 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 03:39:23 ID:o60gM2F/
>>740間合い
懐に入れば、短い武器の方が逆に有利になるっしょや。
長柄の武器は馬上や開けた場所で使う分にはいいが…
745 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 06:02:32 ID:txhbKGEn
三間槍とか集団戦用だよね
746 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 06:29:50 ID:llfbNwDt
武士の使う槍ではなくて、兵卒の使う集団戦用の槍だね。
747 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 10:35:37 ID:HoW6MPg8
ラスボス「槍は長いほうがよい」
748 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:29:31 ID:q1zIg7Fz
長くても子が出来るわけではないしなあ
749 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:33:28 ID:5v68Rb8A
>>748
磔を申し付ける
750 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:37:02 ID:bwvWe17T
つロンギヌスの槍
どうぞ>>748の脇腹をお突きください
751 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 11:48:15 ID:p2nffH7V
>>745
一般的にはそうだが
蜻蛉切には2丈(6m)の柄が付いていたとされる
752 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 21:08:17 ID:bpQ7LGzr
写真で見る蜻蛉切の刀身は長い。重心を調節するため柄も長くなったんだろう。
用途や使い手の個性で合わせるものでないかんs。
753 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 22:09:43 ID:llfbNwDt
蜻蛉切のような大身槍はぶった切るのが目的の武器だからな。
分類で言えば鎗だけど鎗のような戦い方とはちょっと違う気がするぜ。
754 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 22:56:48 ID:FWhjzZmF
まあ大力にまかせて風車の如く振り回し当たるを幸いって感じなんだろうな
6メートル超の槍振り回されたら誰も近づけないから
忠勝さん怪我を負わなかったのかもw
いくら柄が長かろうともそこに触ったからって斬られる訳じゃない
って言ってのけた卜傳さんはマジパネーっす
755 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 23:32:17 ID:Lbgl1t5+
足軽と武士じゃあ槍の長さも違ったろうけど当然戦い方も違ったんだろうな
756 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/11/25(木) 23:34:37 ID:YqZTvPlO
というか源平の時代以前からそうなんだが、騎馬の武士は自分の手に合う好きな武器を持って
戦っていい、という不文律があった。
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