727 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/13(水) 16:13:02.41 ID:RU7Jpa/t
小笠原秀政の家臣小笠原主水(政信)は相撲が大好きであった。
しかし主君小笠原秀政は、度々
「相撲など卑しい業であるから、そのようなものを好むでない」
と小笠原主水に訓戒した。
そうしたところ、大坂夏の陣の時、秀政の御前で
主水は相撲技を駆使して、敵兵2~3人を取っては投げて倒し、
秀政に向かい
「日頃お叱りを受けていた相撲もこのように役に立ちますぞ!」
と二三度言上すると、敵が鑓衾を作り待ち受けているところに駆け込み、
自身の鑓を横たえ敵の鑓をすくい上げたところを、四方から鑓九本に突き上げられ
首を獲られて討死したという。
犬甘代々古老夜話集より
大坂夏の陣で小笠原勢が毛利勝永(吉政)隊に撃破された際に起きていた一コマ
元々秀政に対して主水は含むところがあったらしいのですが
なんとも後味の悪い話と云うことで
小笠原秀政の家臣小笠原主水(政信)は相撲が大好きであった。
しかし主君小笠原秀政は、度々
「相撲など卑しい業であるから、そのようなものを好むでない」
と小笠原主水に訓戒した。
そうしたところ、大坂夏の陣の時、秀政の御前で
主水は相撲技を駆使して、敵兵2~3人を取っては投げて倒し、
秀政に向かい
「日頃お叱りを受けていた相撲もこのように役に立ちますぞ!」
と二三度言上すると、敵が鑓衾を作り待ち受けているところに駆け込み、
自身の鑓を横たえ敵の鑓をすくい上げたところを、四方から鑓九本に突き上げられ
首を獲られて討死したという。
犬甘代々古老夜話集より
大坂夏の陣で小笠原勢が毛利勝永(吉政)隊に撃破された際に起きていた一コマ
元々秀政に対して主水は含むところがあったらしいのですが
なんとも後味の悪い話と云うことで
スポンサーサイト