「殿、何をやってるんですか」

2015年07月23日 15:39

89 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/23(木) 01:59:42.46 ID:fjcy2PWW
「殿、何をやってるんですか」

さる年の夏のさながら、高濱(高原?)の山家河内(山家公俊)が知り合いの長岡某といった侍と鷹狩を楽しんでいた時のこと
大川(馬見ヶ崎川か高瀬川か)のほとりに高価な鞍を載せた毛並みの立派な馬が繋がれていた

二人は「これは見事な馬だ。さてはやんごとなき方のものに違いない」と弓を置き笠を外し、その馬の傍らで談笑をしていたところに
川の中からざんぶと音を立てて下衣一丁でざんばら髪ののいかつい男が現れた。

山家・長岡「…」
義光(´・ω・`)「おう、ご苦労」

「山形の昔話」「山形叢話」など

最上義光が供も連れずに方々に、馬で闊歩をしていた話は山形市の各所に遺る
(大雨の日に川の水かさが気になり城川を見に行ったり、手隙を理由に泳ぎや遠乗りに出掛けたり、専称寺に駒姫の墓参りに行ったり、乗阿に光明寺に会いに行ったついでにそのまま街に市の様子を見に行ったり)




90 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/23(木) 06:47:24.66 ID:sC6WpDhO
一人で出回れるくらい治安がよかったのか。帰ったらお説教くらう鮭様の絵が浮かんだ。

91 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/23(木) 08:05:01.75 ID:kPu34eeG
>「これは見事な馬だ。さてはやんごとなき方のものに違いない」

それが自分とこの殿様かもしれんとは思わなかったのだろうか?w

92 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/23(木) 08:05:25.22 ID:l9rr4M8C
大雨の日に独りで川なんか行くなや

93 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/23(木) 08:23:17.45 ID:rdi8lV8G
ちょっと罠の様子を見てくる

94 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/07/23(木) 11:15:49.06 ID:fjcy2PWW
鮭の遡上を聞いていても立ってもいられなくなって馬で飛び出しただの、あまりに頻繁に遠駆けを好むので城門付近で隠れて待ち構えていた家臣に諌められただのといった話もあるのですが、断片的な話しかないので面白そうなものをチョイスしました

95 名前:89[sage] 投稿日:2015/07/23(木) 14:07:14.55 ID:fjcy2PWW
89の話の詳細ですが、こちらもいくつか細かな内容が異なるものがあり、
「狩の途中に涼を求め河原に降りた侍が立派な馬を見つけた」「これだけの馬だ。いずこの家中のものだろう」「繋がれているからには近くに主がいるに違いない。確かめてやろう」
→川から鮭様登場といった流れですが、その後は具体的にどうしたといった続きはなく、だいたいは馬の主は自分の仕える城の主であると知って驚いたといった尻すぼみのオチになる様です

・運動がてらで遠乗りに行く
・「ちょっとそこまで出掛ける。すぐに戻る」と言って城下に出る
・草苅備前宅に押しかける素振りをする(武藤光安相手の謀事)

織田信長の様に自ら市井の様子を見る事を兼ねていたのかも知れません




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