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御噛み跡が残った金の御采配

2014年06月09日 18:51

480 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/08(日) 21:27:19.07 ID:1QlyzK8B
井伊萬千代殿は無双の勇士のため、後に家康公に御先手を仰せ付けられた。

或る時の戦場にて余りに凄まじく働かれた。
その様子を家康公が御覧になり御気遣いのあまり
御采配の柄をひどく御噛み遊ばされた。
その御噛み跡が残った金の御采配は即座に井伊殿に御預けなされ
彼家に伝わった。

(葉隠)




483 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/09(月) 06:52:43.77 ID:O4BiyQNO
その時の金の采配だか軍配は激動の最中に行方知らずになってしまい
今ではどこに有るのかわからないと、
確か彦根城博物館の学芸員に聞いたことがある

ある方の屋敷にて

2014年06月08日 18:50

474 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/08(日) 11:49:41.91 ID:f1SHY7Em
ある方の屋敷にて火事と報せが入り、山本五郎左衛門がお目付け役として現場にかけつけると、
屋敷は門をかたく閉めて中に入れようとしないばかりか、
「火事を出したのは当方ではないぞ」
と申した。
すると五郎左衛門は大きな声で、
「殿様の御命令を受けて駆けつけた者を入れないと言うならば、撫で斬りにいたす」
と刀を抜くと、門が開いた。
門内ではその方に属する者たちだけで火を消していたとのこと 【葉隠】




476 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/08(日) 12:02:17.51 ID:2hLo308+
山本五郎左衛門って妖怪の棟梁じゃん
佐賀藩士だったのかよ

477 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/08(日) 16:08:35.93 ID:GeghfVLY
節子、それ山ン本五郎左衛門や

478 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/08(日) 16:50:20.55 ID:ItCOKUhZ
下手すりゃ妖怪だって一発死亡しかねないのが戦国時代だろ。村正装備とかざらにある時代だもの

479 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/08(日) 18:16:16.23 ID:AbCkkhSo
天狗が太閤殿下にびびって引くくらいだもんな

兵法などは習っても無益だぞ

2014年06月01日 18:50

59 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 13:45:12.03 ID:dqbyhizp
中野神右衛門は、
「兵法などは習っても無益だぞ。
戦場では、目を瞑ってでも、一足でも、敵方へ踏み込んで討つようでないと、役には立たない」
と言っていた。
弥永佐助も似たようなことを言っていた 【葉隠】




60 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 17:47:27.52 ID:qH+TuziZ
戦場以外ではどうするんですかね

61 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 20:43:32.56 ID:6mUbps39
その辺は葉隠に色々書いてあったと思うぞ
読んでみるとなかなか面白いぞ

62 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 22:38:46.57 ID:60enAoMS
>>57
叔父さんでしょ。

63 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 00:21:02.60 ID:puKI2+3V
日本は平野が少なく戦場が狭いからそうなのであって、中国みたいにだだっ広い地形だと兵法が重要なんじゃないかな

64 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 00:27:39.64 ID:VCD0XFdH
兵法家の兵法で、基本個人戦目的のやつでは

65 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 01:01:37.16 ID:qvJCAb4L
わかんないけどこれは剣術、槍術などの兵法じゃないかな
葉隠には降伏後の開城和睦破りの方法が書いてあるし、
新城主が入ってから旧主を国に戻す方法までもが書いてあるw
戦術と戦略は語ってるんだよね
和睦破りの方法とか書いてるから焼いて欲しかったんだろうな

66 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 01:09:15.67 ID:5iWkicFr
広さで言ったら中国とヨーロッパで違いってあるの?

67 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 02:46:35.31 ID:puKI2+3V
そんなん地図見れば分かるだろw
メルカトル図法でも北のヨーロッパの方が小さいんだから、現実では中国>>>ヨーロッパだよ。
というか日本でさえイギリスの二倍くらいの面積あるんだから。

68 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 09:01:40.62 ID:I1vq6IaV
始皇帝が居なければ、いまでも中国はヨーロッパのように幾つかの国に分裂したままだったかもしれないと、陳老人は言ってたなあ
でも始皇帝の前に商鞅が居なかったらもっと統一は遅れてるような気もするが

69 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 09:42:39.86 ID:gxXuGcsJ
お隣の中露がでかすぎて感覚狂う

陽泰院さまは、前髪を角が立つように

2014年04月18日 18:28

彦鶴姫   
821 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/04/18(金) 11:26:56.30 ID:W/4P81WZ
太閤さまが名護屋へ御出陣なされたときの話。
九州の大名たちの奥方をお集めになりお遊びなされたことがある。
陽泰院さま(直茂公室)にも、是非お出でなされますように、とお招きがあった。
陽泰院さまは、太閤さまの侍女、幸蔵主を通してお断りになられ、
そのときは、幸蔵主の取りはからいでお出かけにならずにすんだのである。
しかし、
「鍋島家のみが勝手な振る舞いをしてよいという前例を作っては後々よくないでしょう。
一度はお目見えになられたほうがよろしいかと思います」
と言ってきたので、陽泰院さまは、前髪を角が立つように剃り落とし、
顔に醜く化粧をして、太閤さまにお目にかかられた。
それから後はお出かけにならなかったということだ 【葉隠】





もしこの世に法力などというものがあるならば

2014年03月08日 18:57

557 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/07(金) 20:19:13.83 ID:CDHEUHJN
三州の大融和尚が病人を見舞いに訪れると、
「ただ今、亡くなりました」
と家の者が答えた。
和尚は、
「すぐに亡くなる状態ではなかったと思うが、養生に問題があったのではなかろうか。
残念なことです」
と言葉をかけた。
すると障子越しに会話を聞いていた医者が怒り心頭の様子で飛び出して、
「養生に問題があり亡くなったとの言葉確かに聞きましたぞ。
たしかにわたしなどは下手な医者ですからそうなのかもしれません。
ところで、出家には法力があると聞いておりますが、
ひとつ和尚の法力でこの死人を甦らせてみせてください。
法力の効果があらわれないのであれば、仏法などは役に立たぬものでしょう」
と仏法をあざけるように言った。
和尚は迷惑な言い分だと思ったが、仏法を謗られては我が身一人のことではすまぬと思い、
「それでは祈って生き返らせて御覧に入れよう。
準備をするので、しばらくお待ちを」
と言い残して寺へ帰り、また戻り来て、死人の横で坐禅を組んだ。
しばらくすると、死人が息を吹き返すようになり、生き返った。
その後、半年ほど生きたそうである。
この話は湛然和尚が直にお聞きになったことで、間違いない。
さて、その死人を生き返らせる法力について大融和尚は、
「死人を生き返らせるなどは我々の宗派では行わないことなので、
祈り方に儀式になにも知らなかったのだが、
ただ一心に仏法のためにと、寺へ帰り、供養として納められた短刀を研ぎ上げ、
それを懷に入れて、もしこの世に法力などというものがあるならば、
いまここで、ただちによみがえられよと、ひたすら念じたのだ。
もし生き返らなければ、腹をかき破って死人とともに旅立ってしまおうと覚悟を決めたまでよ」
と語ったそうである 【葉隠】

理不尽、非合理と評されることのある葉隠ですが、この話は本当に登場人物全員むちゃくちゃ(笑)




558 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/07(金) 21:06:06.30 ID:NR7+un7G
昔だと、死んだように見えた人が息を吹き返すってのは時々あったみたいだからな

563 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 06:33:58.46 ID:HWfbcSpl
>>557
もうどうにでもなれーという気持ちが奇跡を産んだのか、
ただ医者がへっぽこすぎた結果なのかもうわけがわからん

564 名前:人間七七四年[] 投稿日:2014/03/08(土) 10:14:55.92 ID:VHgKencF
>昔だと、死んだように見えた人が息を吹き返すってのは時々あったみたいだからな
そのための通夜だとかって聞いたな

565 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 10:18:59.46 ID:exdl8bBF
救急隊員が死亡確認して呼ばれた警察が再確認したら生きてたとか今でもあるし
最近は医師が最終確認するまでは心配停止と表現するようになったよね

566 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 10:25:28.09 ID:Aq1T/Ovh
最終確認するまで心配はしてた方がいいと思います

567 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 15:28:55.99 ID:vnHElv4O
王大人だとアテにはならん・・・まあ首を落としておけば確実に殺せるだろう

568 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 16:12:26.40 ID:azbI1sEk
「三島由紀夫は割腹し、介錯を受け、首が千切れている。生死は不明、首と胴体の距離、約1メートル」

なんていう警察無線思い出した

569 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 17:07:17.50 ID:K48X/a48
さすがに警察も動揺したんだろうな。
まさか現代人が腹切りして介錯成功したわけだから。
このスレでは切腹介錯の逸話は見慣れてるんだが、
う~ん、時代が近いからなのか生々しい

570 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 17:23:10.50 ID:kNInOyCH
テンパってたというよりは医師しか死亡判断が出来ないって原則に従ったんじゃないかな?
だからたぶん死んでいる、って意味で「首と胴体の距離、約1メートル」って入れたんだと思う

571 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 17:35:40.54 ID:vnHElv4O
首がぽぽぽぽーん!してりゃ死んでるって言ってよかったと記憶してる

572 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 17:36:17.27 ID:K48X/a48
なるほどね
まあそれでも驚いただろうな
主張を聞いてる自衛隊員たちはその後、腹切るとは思ってなさそうな雰囲気
映像見る限りだと、聞いてる隊員、罵倒する隊員、止めろと制止する隊員がいる

573 名前:人間七七四年[] 投稿日:2014/03/08(土) 17:51:52.60 ID:VHgKencF
介錯、上手くいかなくてなかなか大変だったとも聞いたけど・・・
公儀介錯人なんて役職つくちゃった作品もありましたな

573 名前:人間七七四年[] 投稿日:2014/03/08(土) 17:51:52.60 ID:VHgKencF
介錯、上手くいかなくてなかなか大変だったとも聞いたけど・・・
公儀介錯人なんて役職つくちゃった作品もありましたな

574 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 20:02:22.53 ID:Ev4rxz7M
最初の切る位置が上すぎて、顎に切り込んでしまったために
刃が奥歯に当たって止まってしまったそうですねガクブル

575 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 20:47:23.95 ID:gFMN8LTe
なるほど、歯って固いもんね
想像したくないのにしてもうた・・・

576 名前:人間七七四年[] 投稿日:2014/03/08(土) 21:52:00.85 ID:waEV2N1M
>>573
新撰組でそんな話があったな
介錯に失敗した谷三十郎の逸話

577 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/08(土) 22:33:14.50 ID:epc325by
ギロチンは慈悲の顕現でござる

伝湖和尚の敵討

2014年02月22日 19:08

433 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/02/22(土) 12:52:47.65 ID:xGyPtrxp
多久生まれの伝湖和尚には、兄の次郎兵衛と弟の某と母がいた。
九月に、母が次郎兵衛の子を連れて寺の説法を聞きに行った。
その帰り際、子が草履を取ろうとしたとき誤って横にいた男の足を踏んだ。
男は母と次郎兵衛の子を咎め立て、因縁をつけた末に脇差を抜き、子を突き殺した。
母が次郎兵衛の子を守ろうと男にしがみつくと、男は母をも突き殺し、帰って行った。
この男は、中島茂庵という浪人者の子で五郎右衛門、その弟に山伏の中蔵坊という者がいた。
茂庵は美作殿と交流があったので、息子の五郎右衛門は美作殿から知行を与えられていた。
やがて事件が次郎兵衛の家に伝わると、次郎兵衛の弟某は五郎右衛門へ仕返しに向かった。
五郎右衛門は内から戸を閉め出てくる気配がないので、訪問客のふりで柔らかい声をかけた。
すると戸が開いたので、すかさず名乗りをあげ斬り合い、ごみために落ちながら、五郎右衛門を突き殺した。
すると中蔵坊が駆け出してきて、次郎兵衛の弟某を斬り殺してしまった。
事の次第を聞いた伝湖和尚は兄の次郎兵衛のところへ行き、
「中島方は一人死んだだけなのに、こちらは女子供含む三人も斬り殺された。
無念千万この上ない。兄上、どうか中蔵坊を討ち果たしてください」
と仕返しをすすめたが、兄の次郎兵衛が首を縦にふることはなかった。
伝湖和尚は口惜しく思い、出家の身ながら母、弟、甥の敵討ちを決心した。(1/2)

434 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/02/22(土) 12:57:31.30 ID:xGyPtrxp
しかし、相手の後ろ楯を考えれば、こちらが平僧の身の程では美作殿から酷い仕打ちを受けると思い、
それから一心に仏道修行に励み、やがて竜雲寺の住職にまで出世をした。
そして佐賀の境伊予掾という刀鍛治のところへ、手習の弟子に与えると言い大小を注文し、
差料としてのこしらえまでして準備をととのえた。
翌年九月二十三日、寺に客が来ていたので、馳走を出すよう言いつけると、自らは方丈から忍び出で、
俗人の身ごしらえをして、大小を差し多久へと出かけた。
中蔵坊のところへ着いてみると、月待ちの行事で大勢の人が集まっていた。
その人数では手に負えそうもなかったが、もう延引することも出来ないので、
中蔵坊の親、茂庵を討つことで本望を遂げようと思い、茂庵の家に討ち入り、
寝間へ駆け込み名乗りをあげ、相手が起き上がったところを突きに突いて突き殺した。
近所の者たちが何事かと駆けつけ囲んだので、和尚はわけを話し、大小をその場に投げ捨て帰った。
そして事が佐賀にまで伝わり、伝湖の寺の檀家どもはすぐに駆けつけ、伝湖を守り寺へと引き上げた。
事件を知った美作殿はとてもお怒りになられたが、殿が御建立なさった寺の住職にどうにも手が出せない。
そこで鍋島舎人普周を通じて、高伝寺の湛然和尚に、
「あの者は人を殺した出家だから死罪にしてほしい」
と申し入れられると、湛然和尚は、
「宗門内の処置は高伝寺のやり方で行うから、お口出しはしないでいただきたい」
と返事をした。美作殿はますますお怒りになられ、
「ならば、どんな処置をなさると言うのか、お聞かせ願いたい」
とお尋ねになると、湛然和尚は、
「お聞きになっても無益であるが、どうしてもとお尋ねになるならお聞かせします。
出家の破戒は法衣を奪い追放するのが宗門の定めである」
と返事をした。
そして、伝湖は高伝寺で法衣を脱ぎ、追放されることとなったが、
追放の日には弟子たちみなが大小を差し集まり、数十人の檀家たちも同じく集まった。
そして、みなで伝湖を守りながら、轟木まで送った。
途中、猟師風の男たちがあらわれ、
「多久から来たのか?」
と問いかけてきたが、なんの手出しも出来なかった。
伝湖はその後、筑前に住んだが、町人たちが世話をし、侍たちとも友好な関係だった。
それは敵討ちの次第が伝わっていたので、武家も町人もみな親切に伝湖を世話したのである 【葉隠】(2/2)




435 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/02/22(土) 14:46:46.21 ID:QbYwAeyQ
美作殿って誰だよw

436 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/02/22(土) 14:57:17.73 ID:46enqYsO
美作の殿・・・あとは分かるな?

437 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/02/22(土) 16:13:06.59 ID:FB03ychG
相手が大勢でなければ何人殺して釣り合いとるつもりだったんだろうか

438 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/02/22(土) 18:57:46.65 ID:9RK3raC2
ヒャッハー

439 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/02/22(土) 19:21:08.51 ID:pZr0eyF6
| ∧∧
|(´・ω・`) これでも飲んで落ち着かれよ
|o   ヾ
|―u' 旦 <コトッ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

あとでわかったのだが、久太夫殿は

2013年11月17日 19:12

641 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/17(日) 14:52:01.50 ID:9+cZXGvS
松平大和守殿が夜会を開かれそこに綱茂さまも招かれた。
旗本の老武士、北見久太夫殿もお見えになり昔の戦話などをした。
場も盛り上がり夜のふけたころ、
給仕役の小姓が銚子を持ちながらつまずいてしまい、
久太夫殿の膝に酒を浴びせたので、
その小姓は失態を恥じその場に赤面し固まってしまった。
すると他の小姓がやってきて、久太夫殿を次の間に案内し、
衣装の着替えを用意して、酒の場も後始末をした。
あとでわかったのだが、久太夫殿は高齢のうえ長座されたので、座ったまま小水を漏し、
それが座から流れ出したのを見つけた小姓が、
わざと酒をこぼして誤魔化したということがわかった。
その小姓へは褒美があったとのことだ 【葉隠】




死人となって生きることが

2013年11月06日 19:02

482 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/05(火) 22:50:44.27 ID:dmGuqpFn
「菅原道真公の御歌に、

心だに誠の道に叶ひなば
祈らずとても神や守らん

というものがあるが、この誠の道というのは、どのようなものであろうか?」
、と問うた者がいた。
ある歴戦の武士が答えこう言った。
「そなたは歌が好きなようだから、歌で教えよう。

何事もみな偽りの世の中に
死ぬるばかりぞ誠なりける

と、この歌のとおりである。
一日一日の覚悟、死人となって生きることが誠の道に叶うということだ 【葉隠】

483 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/05(火) 22:53:04.57 ID:dmGuqpFn
」閉じるの忘れました。

この歌、反町隆史の歌みたいでカッコイイと思いませんか?
ぽいずん




484 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/05(火) 22:55:06.00 ID:vB7adXMO
ポイズンは実はいい歌だよなw

485 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/11/05(火) 23:16:31.42 ID:dmGuqpFn
ぽいずんネタにされるけどいい歌ですよねw

486 名前:人間七七四年[] 投稿日:2013/11/06(水) 00:52:21.18 ID:O8mpcwXC
山本常朝と反町隆史は被るからな
山本常朝=バリバリの戦国気質だけど文官仕事まかされる
反町隆史=poisonのような熱いロック歌詞書いてもイケメン俳優のチャラチャライメージで見られてしまう

知恵が浅いとここがわからない

2013年10月27日 19:02

591 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/10/26(土) 22:10:31.57 ID:UJJpVPKX
古老の話、ある者の屋敷を上役が事情により必要となったので、
差し出すよう申しつけられ転居先を探していたところ、
話が進むなかで、やはり必要でないということになった。
それで、転居先を探す手間を無駄に過ごしたとその者がすっかり腹を立て、
今回のやり方は不届き至極だと、堂々と誰にでも不満を明かしていたが、
上役がその者に謝罪をしたので納得し、そのうえ謝礼として金銭を受け取ったことを誇った。
いやはや、この者は笑止千万な武士である。
損をさせられ負けているのは意気地がないと世の人は思うものだ。
しかし、それは違う話なのである。
たとえ上役相手でも損をさせられたなら取り返す、
などということは武士の覚悟とはまったく別のことである。
要するにこの男の話は損得の話なのだ。
根本が汚い。
それを上役相手でも金を取り返したなどと誇るのは誠に無礼千万と言ってよい。
はっきり言えば、金銭を受けとれば逆に負けとなる。
将来の支障になることだ。
裁判での言い分などというのもこれと同じで、みな損得の話である。
損さえ覚悟していれば争い事は起こらない。
こればかりは我慢しても負けにはならぬ。
知恵が浅いとここがわからない 【葉隠】






誠に一騎当千の剛の者である

2013年10月18日 19:04

370 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/10/18(金) 17:19:22.38 ID:eOdC8mbB
中野神右衛門が浜松で小川右馬允を討ち果たした。
多久長門殿はとてもお怒りになられたが、
事情もあり、神右衛門は浪人しただけで事が済んだ。
そして、年の暮れには再仕官の運びとなった。
そこで、神右衛門はまず長門殿のもとへ挨拶に出向いたところ、
奥の間で話をしたいと言われ、邸内に通されることとなった。
そして神右衛門の家臣、大河内勘解由が帯刀したまま奥の間へ通ろうとすると、
長門殿の家来たちが、
「邸内の話し合いに従者が帯刀のままとは礼儀知らずだろう」
と咎めると、
「わたしは生まれつき主人の側を離れないように出来ているのです。
平時も戦時も以前からこれで貫いておりますので、お許し願いたい」
と言って、奥の間までおし通っていったという。
誠に一騎当千の剛の者である 【葉隠】



371 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/10/18(金) 17:57:42.88 ID:23ys40hf
これ山本常朝の祖父か

鍋島直茂の洞察力

2013年09月22日 19:10

172 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/22(日) 14:54:43.82 ID:HaytvJp9
早朝、藤島生益の家を叩くものがあった。
「トンットンッ) 藤島殿、大変な事が起きました」
生益が戸を開けるとそこには天台宗本庄院の住職がいた。
「今朝、いつものように御神体を清めようと宝殿を開いたところ、
神仏の御首が落ちておりました。
なにか悪い兆しではないかと思い、
お城へも申し上げるべきかとそれを持参いたしました。」
生益は、
「住職殿のお気遣いありがたく思いますが、
御神体のお首というものは殿にお目にかけるものではありません。
しかし、事の次第はわたしが申し上げておきましょう」
と言って登城し、そのことを申し上げた。
すると直茂さまは、思いのほかお怒りになり、
「酷い生臭坊主がいたものだな。
この鍋島直茂に計略を仕掛け騙そうとは。
すぐに牢屋番の者を召し連れて行き、拷問にかけて本音を吐かせよ」
と仰せになられた。
生益には直茂さまの怒りがまるでわからないので、
「お言葉ですが、あの住職は不吉な兆しを感じたゆえ、
殿の御ためを思い朝早くから駆けつけ参ったのでございます。
拷問にかけるなどとはいかがなものでございましょうか」
すると、ますますお怒りになり、生益も叱りつけ、
「出来ないのならもうよい、他の者を使わすから下がってよいぞ」
と、生益は、
「出来ないと申しているのではありませぬ。
わかりました。わたしが行きます」
とお答えして、牢屋番の者を召し連れ本庄院へと向かった。
そして住職を呼び、
「殿が非常にお怒りになっておられる。早急に拷問を加えよとのことだ」
と伝えると、
「なんとも迷惑な話。さっぱり意味がわかりません」
と住職が答えた。生益は、
「住職ほどの身が拷問にかけられ白状させられたとあっては、
誠に見苦しいことだとは思わぬか。
そんな姿をさらすまえに、ありのままを話してはくれぬか」
と言ったので住職は、
「わかりました。それならば本当のことを話しましょう。
御神体を清めておりますとき、ゆれ動かした拍子でお首が落ちてきたのです。
そこで、ふと思いついたのが、早朝のように申し上げたなら、
この寺の御造営費も増やしていただき、繁盛もすると考え致したことでございます」
と白状した。(1/2)

173 名前:人間七七四年[] 投稿日:2013/09/22(日) 15:22:24.30 ID:HaytvJp9
事の次第を聞き出した生益は急いでお城に立ち返り報告した。
すると直茂さまは先程とは打って変わってお笑いになられた。
それとは反対に生益は怒りをあらわにして、
「あの住職は朝早くからわたしを叩き起こし騙しました。
その怨みもございますので磔にしてやりたいと思います。
どうかあの住職の処分をわたしに下されますようにお願いします」
と申し上げた。
すると直茂さまはますますお笑いになられ、
「そちは、最初に住職の言葉を信じたので、
いまその嘘が明らかとなり腹を立てているのである。
このわたしは初めから住職の企みを察していたから、
最初に腹を立てたけれども、今はさほど腹の立つこともない。
あの坊主は、普段からわたしが通りかかるたびに、
『鍋島さまを尊敬しています。ぜひ寺へお立ち寄りください』
と言うから、わたしも行かねばならぬと一度立ち寄ったことがあるのだ。
そして住職は吸物を出してきたが、椀の底に土が付いていた。
そんなことをしながら、顔を合わすと、
『鍋島さまの御恩、ありがたいことでございます』
などと言っている。
そのように思う相手に、膳を出すときに注意が欠けるとは思えないから、
このクソ坊主め、腹の中では何を考えているかわかったものではないぞと、
常日頃から思っていたのだが、今日ついにこのような企みまで始めた。
しかし神仏にかかわることでもあるし、磔にかけるほどではない。
あの住職を寺から追い出すだけでよかろう」
と仰せられた。
生益は直茂さまの洞察力にただただ驚愕したという。
これは生益の孫の清左衛門から聞いたことだ(2/2) 【葉隠】




174 名前:人間七七四年[] 投稿日:2013/09/22(日) 20:06:56.00 ID:wShu+/Jv
直茂さんも割りとパーフェクト超人っぽとこあるよな・・・

175 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/22(日) 20:16:00.60 ID:zPTnO4cn
ラスボス「野心が足りない」

中途半端に学んだ者どもは

2013年08月31日 19:53

15 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/31(土) 16:09:43.76 ID:R9llPonM
神道仏教儒教などを中途半端に学んだ者どもは、
やがて高慢の心を越し無学な者を見下し始め、
他人からは今の人とは違うなどと言われよい気になり、
私は今の時代には惜しく、戦国時代、はたまた鎌倉時代に生まれるべきだったと、
そんなことを言い出し、自分を特別な人間のように思いだす。
こういう武士には天罰が当たるに決まっている。
どれほど優れた才能持ちでも、
人に好かれぬ性格の者は役に立たない。
お役に立つこと、奉公にも、自分をへりくだらせ、
同僚たちの風下に立つことを喜べる人間ならば、
人から嫌われるということはないものである 【葉隠】

常朝さん奉公の場でなんかあった日の書き置きだろうねw





奉公の心持ち

2013年08月23日 19:56

951 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 21:33:21.23 ID:Dz5fdAGk
三谷千左衛門は勝茂さまの御歩行十人衆随一の人物だった。
それは光茂さまの御代のこと、
光茂さまがにわかに能を習おうと御思いになられたとき、
城内に能に心得のある者がいなかったので、
あちらこちらとお探しになられると、
安住権右衛門の養子の源七という者が、
藤島清左衛門の弟子で、能をよくするということがわかった。
源七は、そのとき台所仕事をしていたのだが、
光茂さまに召しだされ、お側で能の相手を勤められるように、
召しだされたその場で、その日から武士として取り立てられることになった。
予想もしない急な御取り立てで武士となったことで、
源七は城内ではひどくまわりに気を使い緊張するばかりであったという。
千左衛門はそれを見て、
「そなたはさぞかし気を使っていることだろう。
急な御取り立てゆえ無理もないとは思うが、
失礼ながら心の落ち着けかたをそなたに教えようと思う。
いきさつはどうあれ、一度御取り立ていただきそれを受けたなら、
武士としての立身の本望をそなたは達したわけだ。
このあと、浪人を仰せつけられても、
また、切腹を仰せつけられようとも、
もはや立身を成し遂げたあと、心残りはないはずである。
一度立身したからには、心に思う武士の働きをして、
それで浪人になろうとも、一身の面目であろう」
と言った。
この一言で、源七の覚悟がきまり、
無用の緊張がとけ、安らかな心で奉公出来るようになったとのことだ 【葉隠】




952 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:10:27.88 ID:nQGgdFhz
これが通じるのって、元々武士になろうという気構えがあってこそだよね

953 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 01:04:24.44 ID:CVNQNxzl
昨日まで台所で働いていたのに突然武士になっちゃって、
その上お殿様の傍で働くなんて誰だってビビるわなw

955 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 09:57:02.92 ID:kI/piEBj
武士への取立ては名誉なこと
嫌がる人など居るはずも無い

957 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 12:05:15.92 ID:jVzGwDvd
>>955
ところが葉隠には農民になりたいと主君に訴えでるも、
なかなか武士辞めさせてもらえない人物の話もあるんだなこれが

侍というものは死の場にても

2013年08月07日 20:07

834 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/07(水) 15:32:48.35 ID:q2XxiHOA
千布因幡殿と中野神右衛門の家は隣同士であった。
ある年の元旦に因幡殿は息をひきとられた。
因幡殿が亡くなったと聞いた神右衛門は、
「隣は大勢の出入りで、朝の支度も出来ないだろう。
今日は元日であるから、当家の節料理を差し上げてこい」
と中野の者どもに申しつけた。
家来どもが、
「それは神道でも仏教でも縁起がよくないと思いますが…」
と、嫌な顔をすると、神右衛門は、
「侍というものは死の場にても怯まず助け合うものだ。
こちらの節料理は遅れてもかまわない」
と言い、出来たばかりの節料理を残らず差し上げたとのことだ 【葉隠】





時代が変われば趣きは変わっていく

2013年08月01日 19:53

109 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/31(水) 21:48:12.70 ID:Twfont5g
山本五郎左衛門常治(常朝の叔父)は、
「侍の心がけは、いつの時代も根本は変わらない。
しかし時代が変われば趣きは変わっていくものである。
直茂さま勝茂さまの時代には、
大事であろうと小事であろうとも、
両殿様は細かいところまで気配りして御指図なさるから、
我々仕える者どもは御指図通り勤めあげるだけでよかったものだ。
分からないことがある時にも、
両殿様にお尋ねすれば、こちらの疑問点をよくお見通しされ、
わかりやすく御教えをいただけたものだ。
このように両殿様の時代の奉公は容易で楽なものだった。
しかし、何も御存知ない主君の時代は、
下の者が大事から小事まで気配りし思案を尽くし、
主君の助けとならねばならず、これは大変な奉公である」
と言っていたとのことだ 【葉隠】




110 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/31(水) 22:53:09.91 ID:oDLgKgll
これは光茂を批判してるのかな

111 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/01(木) 00:08:35.35 ID:Jp9r2aPe
大企業病の批判にも見えなくはない

113 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/01(木) 01:47:02.58 ID:IgaFiLWd
>>110
批判というよりは、現実を語っている印象

源左衛門はこのとき着ていた着物を

2013年07月18日 19:50

720 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/18(木) 03:29:44.21 ID:p1hg5PWF
ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-5150.html
上記リンクの逸話に登場する相浦源左衛門のお話

あるとき、源左衛門に仕える者が家老衆に呼び出された。
その者が家老衆のもとへ行くと、源左衛門への手紙を渡された。
その者が手紙を届けると源左衛門はその場で一読し、
「家老衆がおまえに不届きな行いがあるから、
わたしに討ち果たすようにと言ってきた。
おまえも侍であるから剣術を常日頃心掛けていただろう。
これまで限りの命、東の土手でわたし相手に思う存分働くがよい」
と、その男に言った。男も、
「わかりました」
とだけ、答えた。
そうして源左衛門はその男を引き連れ堀端沿いに歩いていくと、
「源左衛門殿っ!!」
と、堀の向こう側にいた源左衛門の知り合いが叫んだ。
その声に反応して源左衛門が振り返ると、
引き連れた男が刀を抜き後ろから斬りかかろうとしていた。
気づいた源左衛門は後ろに飛ぶと同時の抜き討ちに男を斬り殺した。

源左衛門はこのとき着ていた着物を封印し、一生人に見せなかった。
死後、取り出してみると襟が切り裂かれていたという【葉隠】

721 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/18(木) 03:37:48.61 ID:p1hg5PWF
この逸話は源左衛門の息子の源左衛門(ややこしい)が話したとのことで、
葉隠には斬り合いの様子にもう一説あるとあり、
その一説では、

源左衛門の家の門のを出る前にその男が後ろから斬りかかり、
気配を察知した源左衛門が振り返るも足を滑らす。
しかし仰向けに倒れながらも刀を抜いて、
そのまま寝た状態で横に刀で払って、
その男の両手を斬り落として、
立ち上がりしとめたとも言われている

とのことです





723 名前:人間七七四年[] 投稿日:2013/07/18(木) 10:44:46.08 ID:soQ/799x
リンク先の二条城の逸話を見ると、
この源左衛門は討ち果たされるようなことを無意識にたくさんやってそうw

724 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/18(木) 18:38:46.76 ID:ZazpUMmO
>>721
踏ん張りが効かない状態で両手を斬り落とすとは!
ライトセーバーでも持っていたのか

725 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/18(木) 18:42:08.95 ID:VHn20M5U
村正ブレードじゃないか?

『あの人物と同じ型の人間である』

2013年06月28日 19:51

965 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/27(木) 22:36:05.33 ID:P2Wtrpyj
近頃少しばかり話題にのぼる人物がいる。
物事に動じぬ度胸を持ち、才能があり、頭脳鋭く、優れた人物である。
このあいだ、お城で話す機会があったので、
「その方は、頭の鋭さがすべて外に現れていて、
奥ゆかしさに欠けるところがある。
少し鈍くなってみてはどうか。
十の鋭さを三つか四つくらい、内に隠すということは出来ぬか」
と、言ってやったところ、
「無意味でしょう。山本さまの助言でもそれは出来ません」
と返答してきた。
たしかに、うまくおだてて幕府への使いなどさせれば、
なんでも賢くこなしてくるところがある。
しかし、殿のお側役、お国の政治など、
重大なことは決してさせてはならぬと思う。
『あの人物と同じ型の人間である』
頭の鋭さと知恵だけで世の中すべて片づくと思い上がっている。
しかし、その知恵、頭の鋭さほど、鼻持ちならぬものはない。
第一に人々が信用出来ず、心を許すということがなくなってしまう。
これにひきかえ、ある者は不器用ではあるが実直な人物なので、
立派にやってゆける奉公人だろう 【葉隠】




967 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/28(金) 10:11:59.02 ID:BsBaG+GJ
>あの人物

お隣のあの人ですね。

971 名前:965[sage] 投稿日:2013/06/28(金) 19:52:49.60 ID:MChiuXB5
>>967
その御方ではないと思います

星野了哲は佐賀藩衆道の元祖である

2013年06月12日 19:51

460 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 10:56:00.79 ID:dxfa4KPr
星野了哲は佐賀藩衆道の元祖である。
弟子も多く、それぞれその道の一つずつ伝承していた。
枝吉三郎左衛門はその中でも、理論を体得しておられた人だ。
あるとき三郎左衛門が了哲を訪ねると、
「衆道の心得を悟ったか?」
と問われた。
三郎左衛門はそれに、
「好きであるのに好かぬものです」
と答えた。
それを聞くと了哲は喜んで、
「その言葉を待っていたのだ。
それを言えるまで、長年かけて苦労したものだ」
と申されたとのことだ。

後年、三郎左衛門にその言葉の意味を問う者がいた。
そのとき三郎左衛門は、
「衆道の極意は命を捨てることです。
そうでなければただの恥となりましょう。
しかし衆道のために命を捨てるならば、
武士の道のため捨てる命がなくなります。
そこで私は、好きであるのに好かぬものと理解しました」
と答えた 【葉隠】




463 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 16:31:41.93 ID:TyHfw7WZ
>>460
衆道の元祖ってなんや…

464 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 18:35:13.31 ID:osN9UWAL
数字板の守?

465 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 21:50:27.31 ID:IlT3t1fh
それより衆道の弟子ってなんや・・・
衆道の理論ってなんや・・・

467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 01:24:13.21 ID:WRfY7l51
>>465
「道」がついてるから単純な肉体の男色行為ではないのかもな
死ぬまで秘める恋が最上と言うんだから
秘め通したなら肉体的行為はあるはずないし

468 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 05:23:48.10 ID:A8WkT8qM
日本の武家社会の衆道の文化をキリシタンの宣教師たちはどう思ったろうな

469 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 08:27:00.05 ID:zRxxuX0C
修道院でもあったでしょ

470 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 09:02:01.16 ID:BH4MtpB5
>>468
宣教師の記録だと、「バビロンの風習」「悪魔の習俗」などと批判していて、主に仏教僧が衆道文化の中心だったから
「やっぱり仏教僧は悪魔の使いだ」みたいな記録をしていたな。

471 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 09:43:32.07 ID:b+eaHdGV
最近まで少年への性的虐待をもみ消していたカトリックがよく言いますな

474 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 16:40:53.30 ID:WRfY7l51
衆道文化は公家にもあるぞ。
というか和歌も衆道も公家から武家が影響受けた

475 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 20:01:19.27 ID:q16XBwe5
>>469
そういった堕落への反動として厳格な一派による内部改革が行われて、
当時わざわざ日本までやって来たのがその連中

極東の異教でもそうなのかよぉぉぉ!?と彼らが思ったかどうかは定かでは無い

483 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 01:09:05.78 ID:/LdnPYlZ
>>475
子作りどころか縁故人事に政治闘争に露骨な金集めに、もうルネサンス期はなんでもありだったそうで
イエズス会ができたころはルター派や改革派教会の分離、ついでにイギリス国教会まで分派する事態

484 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 01:23:17.02 ID:Zt6v0d4r
さすがにアレクサンデル6世(1492-1503)のように息子がいるのは例外だと思う・・・
て調べたらインノケンティウス8世(1484-1492)、ユリウス2世(1503-1513)、クレメンス7世(1523-1534)、
パウルス3世(1534-1549)にまで子供がいるんだな
こりゃルター派が台頭したり反宗教改革でイエズス会が日本にまできたりするわけだ

485 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 08:10:13.02 ID:13GGnsHQ
本願寺さんも似た様なもんさね

486 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 08:17:43.14 ID:JmQvBJyQ
本願寺はもともと妻帯OKな宗派ですから

487 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 09:01:05.75 ID:uE3n0wC4
浄土真宗以外の僧侶の女色が問題だ ということでFAだよね? (俺は詳しく知らんので)

488 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 09:04:24.37 ID:uE3n0wC4
↑男色もだったな 流れ的にむしろ本命はそっちだった、失念しとった

  語るに落ちて喪男だってバレバレじゃねーかよ俺、Orz

489 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 09:08:29.76 ID:gWY/UrM4
いや、他の宗派の僧侶も普通に子供作って弟子にしてたりしてるし(真弟子という)

490 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 12:04:33.29 ID:QDY9rtk1
まあ、僧侶という職業につくだけで戒律守れるようになるなら修行も警察もいらないわなw

491 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 18:41:52.96 ID:u9TOWBaL
この橋わたるべからずと書いておけば皆渡らないという規則を守ってくれるはず

武士の挨拶

2013年06月07日 19:51

411 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/06(木) 22:32:35.01 ID:Z7rXj5e/
桃川の中野神右衛門の家に佐賀から人が訪ねきたこと。
神右衛門が、
「佐賀に変わりはないか?江戸は無事か?」
と尋ねると、客は、
「江戸は穏やかです。佐賀も異変なしです」
と答えた。
客が帰ったあとに、神右衛門は子供を集め言った。
「今日は客人がわざわざ訪ねて来てくれたから、
馳走をしようと考えていたのだが、
挨拶の仕方が不愉快であったので、
最低限のもてなしをして帰すことにした。
だいたいこのような国境の地に来て、
その家の子供や家来の前で、あの挨拶はないだろう。
『佐賀に異変はないが、一寸先は何が起こるかわからないので、
侍どもが油断するということはありえません』
と挨拶をするべきであろう。」
と訓示したという。
これは父、山本神右衛門から聞いた話だ。
また、この山本神右衛門は、見廻りの人に、
「世の中、変わりはないか?」
と尋ね、
「無事です」
と答えが返ってくると、
「無事とはさても心配なことだ」
と言ったとのことである 【葉隠】





若い者に対しては

2013年05月31日 19:51

375 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/30(木) 20:35:43.78 ID:CulmnOIK
私(山本常朝)が若いころ、
沢辺平左衛門の介錯をしたときの話だ。
中野数馬が私の介錯を褒める手紙を送ってきた。
それは、
「山本殿こそが中野一門の誉れである」
などと言う大げさな書面のものだった。
敵首ならまだしも、介錯くらいのことで、
ここまで褒めるとは、老人とは大げさなものだ。
と、その時は思っていたのだが、
しかし、その後、いろいろ経験して、
深くみるようになると、
それが、いかにも老練な人の行いだとわかるようになった。
若い者に対しては、ほんの少しでも武士らしい行いがあれば、
褒めて喜ばせ、勇往邁進するようしてやるためなのである。
中野将監からも、そのときすぐに褒める手紙が届いた。
二通の手紙は今でも保管してある。
山本五郎左衛門からは鞍と鐙が贈られてきた 【葉隠】