ゆめの事かきつけ進之候

2014年11月08日 19:20

713 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/07(金) 22:53:37.11 ID:gP7ETV2g
「ゆめの事かきつけ進之候  三十ばんじんへ御きねんあるへき事
一 大かうさま御座候所 御きげんよく見申候事
一 ぢんたちのていにて見申候事
一 人のたか かわへかせにふきおとされ候を 我々とりあけすえ候てまいり候を
大かうさま御さ所より御らん候て ひまありかおにて たかすへきたり候やう御意之様見へ
申候間 我々とりあへす申上候ハ 人のたかかわに入申候て なんぎいたし候を
あまりいたわしさにとりあけ かんひよういたし候ハんと存候て すへ申候よし申上候かと
おほへ申候
そのほかはて申したるほうはいも一両人見申やうにおほへ候へ共 何も出陣之てにて見申候

以上  八月廿五日 本妙寺 清正」

訳:「夢に見た事を書き出しておきます。(夢に出てきた人達の)追善供養をお願いします。
   (夢の中で)太閤様(=豊臣秀吉)を見ました。 御機嫌良さそうにされておりました。
   出陣の時の出で立ちをされておりました。
   他人の鷹が、風に吹かれて川に落ちたのを、私が拾い上げたところ
   太閤様がそれを見て「お前は暇なんだなあ、他人の鷹なんぞを助けて。」と
   おっしゃいましたので、「川に落ちた鷹が苦しそうにしていて可哀想だったので
   看病しようと思って助けたのです。」とすぐさま申し上げたと記憶しています。
   その他にも既に亡くなった朋輩を二人ほど見かけたように記憶しています。
   彼らも出陣の時の出で立ちのようでした。
   以上 八月二十五日 本妙寺宛に 清正」
(年代不詳 江戸初期頃? 八月二十五日付 加藤清正自筆書状)

加藤清正日真上人(朝鮮出兵時も従軍した本妙寺所属の僧侶)に送った書状(本妙寺所蔵)。
右筆を使わない自筆書状で、夢に出てきた死者達の為に追善供養を依頼したもの。
夢見の悪い話なのでこちらに。



715 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/08(土) 09:33:31.95 ID:WkkWhDFl
>>713
清正やさしいな

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