諍いには気をつけて

2014年11月19日 18:51

837 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/18(火) 17:58:55.50 ID:bm2j5plX
諍いには気をつけて

今の世もそうだが、ちょっとした口喧嘩が原因で殺人事件に発展することはよくあることだ。
現代では男女の別れ話が原因で女性側がよく殺されるパターンは不謹慎ではあるがお馴染みであり、何かと予測がついてしまうものでもある。
戦国時代でも似たようなパターンはあり、男色での浮気で揉めて殺された者もいれば、狩猟中に目当ての獲物を
いらない一言で逃して怒られて逆恨みで殺した者もいた。

今回の諍いもちょっとしたことが原因で殺人事件が勃発した。
1498年の寒い季節、松浦家の嫡流である相神浦松浦家当主・松浦政(1477-1498)はちょっとした行き違いが原因で
家臣の山田四郎右衛門を責め諍いとなってしまった。
これを恨みに思った四郎右衛門は弟・文左衛門を連れて出奔し、平戸松浦氏へと逃げ込んでしまった。

松浦政討伐を山田兄弟に頼まれた松浦弘定・興信父子は数年前に政の父・定によって煮え湯を飲まされた恨みもあり、
討伐の絶好の機会ととらえ、政の居城である大智庵城を急襲。
城は一夜で落城し、政は自害し、政の妻子を捕らえてしまった。

ただし、相神浦松浦家が平戸の松浦家に屈服するまであと70年の年月を要するのであった。




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