柳生但馬守の心得

2015年01月01日 17:18

475 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/01/01(木) 10:10:35.76 ID:5l+6ijwo
島原の乱、原城落城の時牧野伝蔵は一番に進み、二の丸と本丸の境で、右の方の城戸より本丸に入ろうとした。
しかし敵方から大石が激しく投げられたため、少し退いて堤の影に立って様子を見ていた。
ここで立花勢が堤の上に上がり敵方に激しく鉄砲を撃ちかけたため、敵が少し動揺した所を、伝蔵は十文字槍を取り直し
本丸の下まで突入した。ところがそこに、傍らの洞穴から敵兵が出てきて、鉄砲を向けて『近寄れば打たん』と構えた。

牧野伝蔵はかねてから柳生但馬守(宗矩)に聞き置いた心得があった。彼は鉄砲の筒口に、槍の穂先を向けて進んだ。
敵兵は伝蔵が近づくのを見て鉄砲を撃ちはなった。しかし銃弾は槍に当たり、伝蔵を逸れ肘をかすって外れ飛んでいった。
そしてそのまま敵を一槍に突き伏せた。
(明良洪範)




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