狩野秀治の事

2016年02月07日 19:17

104 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/02/07(日) 11:37:11.36 ID:uIIEMHG4
逸話というか書状ネタ

上杉家の家臣、狩野新介秀治。
元々は尼子勝久の家臣だったといい、何がどう流れてきたのか越中神保氏の家臣狩野氏の養子となり、謙信に仕えたらしい。
御館の乱では謙信の馬廻り衆として景勝とともに春日山籠城組の一人だったらしいのだが
この時何をしたのか分からないが景勝に超気に入られる。
謙信時代の重臣達や景勝の直臣衆である上田衆すらも差し置いて万事取り次ぎを任される執政扱いになった。
秀治は景勝より20歳ばかり年上だったということだが清貧で控えめな人となりだったらしく、
なかなか重臣達が言うこと聞かなくて苦労していた青年当主景勝はそんなところが気に入っていたのかもしれない。
兼続が直江の跡取り娘お船の入り婿になると上杉家は秀治と兼続の二大執政状態になる。
秀治はしかし、根なし草である自分が景勝様に大層気に入られ重用されている事態を憂い、嫉妬を呼ぶだろうと考え
春日山に粗末な庵を結んで質素に暮らした。
景勝が秀治には内政も外交も重要な仕事をたくさん任せているので、秀治がそのような粗末な姿では上杉の面子に関わる、
屋敷を受け取れ、せめて兼続と同禄受け取れと再三命じても固辞し続け、ボロ小屋に住み続けた。
上杉家の筆頭家老なのにボロ屋住み(兼続は後輩なので秀治の方が順位上)
ある日、春日山に嵐が来た。
他のきちんと普請された屋敷はなんともなかったようだがお粗末な庵の狩野宅には被害が出たらしく
景勝から「一昨日風にて其元家損し候て、時分と云、造作笑止に候」と書状が届いた。
景勝は他にも秀治に「お前の家マジ狭い」とネタにしているのでもうちょっとマトモな家に住めよ!ということだろう。

なお生活環境悪かったのかはたまた過労かしばらく後に秀治は病死し、景勝は二度と秀治の代わりとなる者を作らなかった。



105 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/02/07(日) 13:10:44.24 ID:K/Hk/8cI
景勝が「笑止に候」と出しても想像できない

106 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/02/07(日) 13:14:55.43 ID:WI66Vt05
三条の大面城を貰ってるみたいだね

107 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/02/07(日) 13:34:46.02 ID:Kd2+emmN
当時の「笑止」って気の毒に思うってことやで

108 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/02/07(日) 14:40:36.45 ID:K/Hk/8cI
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-6891.html
そうだったのか、前にも自分と同じ勘違いしてた人がいたようだ
確かに「笑いが止まる」だから字面的には気の毒の意味になるな

109 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/02/07(日) 17:36:57.83 ID:a4eBAu+p
昨日風であなたの家が壊れたと聞いたんだけどほんと酷い家ですねぐらいの意味に読んだ

>>106
秀治はほぼ春日山城詰めだったと思われるので
城貰ってもそこでは殆ど暮らしてないかと
スポンサーサイト