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足軽の妻にはどうしても聞いておきたいことがあった

2012年09月14日 20:31

457 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/14(金) 00:41:33.73 ID:QVL12HlA
大坂の陣の後…
信州真田家に仕える玉川伊予守の足軽が大病を患いった。
そしてこの足軽の妻には何十年と連れ添った夫に対してどうしても聞いておきたいことがあった。

「貴方は年毎に伊勢へ代参しましたが、出立の前夜には
 貴方は伊予守様と二人で一晩中話されていました。
 さらに同じように伊勢へ代参する人より七日や十日も遅れることが八回もありました。
 このわけを教えてください。」

この妻の問いに対し足軽は始め無言だった。
が、いよいよ危なくなった足軽は妻を呼び戻して語りだした。

ある時足軽は玉川伊予守の伴として二人で伊勢へ代参した。
二人は代参の後熊野へと向かう。民家民家がない山道を二日も行くと、岩屋へと着いた。
玉川伊予守は足軽を口元に残して岩屋へ入っていき、一夜そこで過ごして帰った。

その後は毎年正月になると足軽は一人で熊野の岩屋へ行くことになった。。
いつも『上』とだけ書かれて封じられた鳥目十疋ほどの重さの状箱を持たされて
正月の十五日から末の間に岩屋へ着き、一日か二日口元で待る。
すると中から帯まで真っ白な総髪を垂らした七十ほどの翁が出てきて、無言で封状箱を受け取る。
一夜過ぎると返礼らしく『参る』と書かれて封じられた状箱が返され
信州へ戻り状箱を玉川伊予守へ渡して足軽の役目は終わる。

これらのことをしてから一時ほどして足軽は死んだ。




458 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/09/14(金) 12:42:20.61 ID:aI7Dyn3B
岩屋に誰か隠れ住んでたってこか?

459 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/14(金) 13:44:13.20 ID:/riK4bBE
誰だろ?真田のパパンとかは九度山だしな・・・

460 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/14(金) 13:53:29.26 ID:fDVJvPNN
誰か、とはいわんや…

岩屋だけに

461 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/14(金) 14:07:17.34 ID:hIlXJNGm
>>458
信繁生存伝説とかじゃない? 鬼のような形相の信繁が、
姫のような秀頼を抱えて云々という伝説の続きみたいな感じの

462 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/09/14(金) 14:46:20.54 ID:9RdCluZd
小説からの抜き出しかと思ってしまうな
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