武功の者の鑓は

2015年12月10日 17:23

94 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/12/10(木) 02:04:42.19 ID:9nbKXfmu
蒲生の家老・田丸中書(直昌)が伊勢国の長井というところを押領した時、
入道円通庵と田丸の家来・村山半八が槍を合わせた。

円通庵の槍は5本にも10本にも見えて、半八は負けそうにばかり見えたが、
最後には半八が円通庵に槍を付けて首を取った。

「武功の者の槍は“地神”や“荒神”といって、多数に見えるものである」と、
老功の者たちは言ったそうである。

(武功の者の鑓は地神荒神とて数に見ゆるものなりと。老功の者共申候由。)

――『武功雑記』




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