白鳥小三次の事

2015年03月22日 16:08

590 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/03/22(日) 03:58:03.50 ID:PyGNo+GD
白鳥小三次の事

慶長の頃最上義光の近習に白鳥小三次といった美童がいた

武の最上家にあって刀槍の腕はそれほど定かではなかったが、義光からは数百石の知行を受け寵愛されていた

ある日白鳥を嫉(やっかん)だ某(なにがし)といった家来が義光に問い質した

某「小三次は新参の若輩(少年)でありながら高い知行を得ているのにはなにか理由があるのでしょうか?
大崎や蘆名は衆道で傾国し、家を滅ぼす原因にもなっています
まさか殿(最上義光)に限ってとは思いたくありませんが、よければ理由を教えてください」

最上義光(´・ω・`)「それはまったくの誤解である。たしかに小三次は見目好い若者であるが、あれは若いながらに学習意欲があり、文や歌にも長じるところがある
また他の小姓の者よりも懸命に働き、困っている者あらばこれを扶ける所も見ている
武の腕はたしかにそなた(某)に劣ろうが、秀でるところがあるから目を掛け重きをなしているのだ
小三次の仕事をそち(某)が代わってみるか?」

この話をされて某は「つまらぬ考えから恥ずかしい所を見せてしまいました」と自らのをとし(告げ口・嫉妬心?)を恥じたという

「山形の昔話」




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