470 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/11/05(土) 15:57:25.02 ID:kQd4l8F6
(織田信長の頓死後)柴田(勝家)殿が三七(織田信孝)殿を天下の主に取り立てたいと分別したのは、
柴田殿が三七殿の具足初めを仕られた故であると聞いている。この後契約故に、後に御懇な関係に
成ったのだという。
(羽柴)秀吉については、城介(織田信忠)殿と御懇であったという。その仔細は、城介殿が若衆の時に、
御公家衆などに御恋慕なされ、それを難しく思し召された後気色を秀吉は見て取って、城介殿に
「ならば、私に御目を掛けていると世間に披露して下さい。そうすれば御気難しき事など有りません。
その上私においても、内々に難しいことを申し上げることは有りません。表面上だけでも、そのように
なされるべきです。(外儀を右の通に可被成)」
信忠様も「その通りだ」と思し召され、秀吉は信忠様の御知音のように、世間では認識された。
そして後々も御目をかけるように成られた。
(川角太閤記)
秀吉が信忠に取り入った(?)お話。これは秀吉が京で奉行をしていたから、秀吉を介して
公家衆と信忠の仲を取り次げる、みたいな話なんですかね。
(織田信長の頓死後)柴田(勝家)殿が三七(織田信孝)殿を天下の主に取り立てたいと分別したのは、
柴田殿が三七殿の具足初めを仕られた故であると聞いている。この後契約故に、後に御懇な関係に
成ったのだという。
(羽柴)秀吉については、城介(織田信忠)殿と御懇であったという。その仔細は、城介殿が若衆の時に、
御公家衆などに御恋慕なされ、それを難しく思し召された後気色を秀吉は見て取って、城介殿に
「ならば、私に御目を掛けていると世間に披露して下さい。そうすれば御気難しき事など有りません。
その上私においても、内々に難しいことを申し上げることは有りません。表面上だけでも、そのように
なされるべきです。(外儀を右の通に可被成)」
信忠様も「その通りだ」と思し召され、秀吉は信忠様の御知音のように、世間では認識された。
そして後々も御目をかけるように成られた。
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秀吉が信忠に取り入った(?)お話。これは秀吉が京で奉行をしていたから、秀吉を介して
公家衆と信忠の仲を取り次げる、みたいな話なんですかね。
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