政宗(●▽・)「ラップ歌道の巻」

2015年01月06日 18:50

500 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/01/06(火) 11:34:56.38 ID:2/xRJHGt
政宗(●▽・)「ラップ歌道の巻」

伊達政宗が米沢に在城のとき、領内に荒行と修験道を極めた般若坊と呼ばれる名山伏がいた。

政宗が鷹狩の帰りに般若坊の庵に立ち寄ると、そこには枝ぶりの異なる五葉の松が生えていた。

政宗「般若坊、あの松をテーマになんか歌を詠んでみろ!」

般若坊「畏まりました」

般若坊「君がため ごよう(五葉・御用)といへば あげにけり 幾世経ぬらん 此庭のまつ」

政宗(●▽・)「やるな!」

政宗も一首詠んで返歌とした。

政宗「心経の 摩訶の下なる 般若坊 一切公役 無役なりけり」

(●▽・)「年貢も雑役も無用だよ。歌の褒美に田畑十貫分プレゼント!」

またある日
政宗が鷹狩の帰りに般若坊の庵を再び訪れた。

(●▽・)「おまえは字も上手いんだな!手跡に名号をつけてやるよ!」

般若坊「これは有り難い事です」

般若坊は書を仏壇に掛けようとしたが、書はガタンと落ちてしまった。

般若坊「…恥ずかしい所をお見せ致しました。ちょっと掛け直しますね」

そう言うと般若坊は書を拾いながら、一首を詠んだ。

般若坊「梶原と 般若坊とが 二度のかけ それは高名 是は名号」

(●▽・)「こいつやりやがる!」

政宗「般若坊 武道は知らず 歌道には 何梶原に 劣りやはせん」

政宗は般若坊の機転と歌を気に入り、上機嫌で帰城したという。

「奥羽永慶軍記」

※梶原…宇治川の先陣争いで、梶原景季が磨墨に乗って一番乗りの功名を立てんと川に乗り入れようとしたが、佐々木高綱に「馬の腹帯が緩んでいる。絞め給え」と言われ、景季は落馬しては一大事と馬の腹帯を締め直した故事による




501 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/01/06(火) 12:07:56.66 ID:RWD+cGSm
梶原の~は
平家物語等に見る、梶原景時の
「梶原の二度駆け」
にかけてると思ったんだけど違うのかな。

502 名前:500[sage] 投稿日:2015/01/06(火) 12:54:05.18 ID:2/xRJHGt
>>501殿
「梶原」はそちらの方でしたか。不勉強で申し訳ありません

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