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成る程、気をつけねば

2018年01月16日 20:55

583 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/01/16(火) 20:16:16.91 ID:MbHaaBOA
父勝重の後を継いで京都所司代となった、板倉周防守(重宗)の元に、茶屋の長吉
(初代茶屋四郎次郎清延三男)が伺候した時、こんな事を聞いた

「私の事を悪し様に言う批判が有れば聞かせてほしい。心得に成ることなのだから。」

すると長吉
「そういう事でしたら、公事判断の時、非分と考えられる方を、周防守様は
お叱りに成ります。そのため非分は益々立場が無くなり、自分の側の理屈すら
申し上げることができなくなる。世間でそう沙汰しているとのことです。」

「そうだったのか。よくぞ申してくれた。聴所に出て公事を裁配する時、非分を申してくる
者の面差しが、益々以って憎くなり、叱り怒ってしまうのが私の癖だ。
成る程、私の威に恐れて、自分の弁護を言えなくなる者もあるだろう。よく気をつけねばいけない。」

それ以降は、聴所に茶臼を置いて、訴訟人の顔を見ず、茶を引きながら気を静めて
公事を進めるようになったという。

(武野燭談)



584 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/01/17(水) 10:18:28.01 ID:9wVfMS0p
まさかの茶臼登場

585 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/01/17(水) 13:21:21.15 ID:x+gMFrdA
きっとおヒマだったのだろう
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