「御前落とし」

2014年04月01日 18:38

849 名前:人間七七四年[] 投稿日:2014/04/01(火) 15:07:32.53 ID:1KwSB2JV
北天の斗星こと安東愛季は戸沢氏との合戦で陣没した。
後を継いだのは若干12歳の安東実季。これに強い不満を抱いたのは叔父の豊島道季だった。
彼は小野寺氏や戸沢氏と同盟し、謀叛を計画した。
実季の湊城を攻めるには安倍千寿丸の双六城が邪魔である。そこで先ず、双六城を急襲した。
突然の攻撃に双六城は落城、安倍千寿丸は自害し、奥方は崖から身を投げた。

これを重く見た実季は自ら出陣するも敗れ、湊城も奪われるなど苦戦したが檜山城に籠り道季を撃退した。
徐々に盛り返した実季はついに道季を大破し、道季は討死したとも落ち延びたとも伝わる。
道季の奥方も落ち延びたが、双六城のあたりで囲まれ、もはやこれまでと崖から身を投げた。そこは奇しくも
安倍千寿丸の奥方が身投げした崖であった。

いつのころからか、二人の奥方が飛び込んだ場所は「御前落とし」と呼ばれるようになったという。

男鹿の昔話です。
結構、いろんなパターンがあって謀叛を起こしたのが腋本五郎だったり安東友季だったり、
道季さんが従兄弟だったり叔父だったりするんですが、多分3回あった湊騒動が混ざってるんだと思います。
余談ですが、道季さんは改名し南部に仕えたとか。





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