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葦毛馬

2022年02月21日 18:13

363 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/02/21(月) 17:01:35.81 ID:ZDFCkngZ
柳田國男山島民譚集」の「河童駒引」から葦毛馬
(「濃陽志略」に書かれているそうだ)

田口氏の祖先は遠山玄蕃という武士であった(遠山友忠によって攻められている)。
かつて葦毛の馬を飼っていて、夏の日に川の淵に放置していたところ、その馬がにわかに走って厩に帰ってきた。
下人たちが見たところ、小児が馬のそばにうずくまっていたが、よく見たら河童であった。
水中から馬の足を掴んだところ、驚いた馬が一目散に厩に馳せ帰ってきたのだろう。
下人たちは河童を打ち殺そうとしたが、玄蕃は制止し、「今後は人畜を害せぬように」とさとして帰らせた。
このことからその淵の名を「あしげの淵」とよぶようになった。
葦毛の馬が高名を成したためにその呼び名がついたのであろう。

ついでにこの柳田國男の本には「博多細記」出典として、
黒田家家臣が、便所で妻の尻を触った河童の腕を落としたところ、
河童が腕を取りに来て、代わりに傷薬をもらった、という話も載っているが
この「博多細記」とは、今までも何回か黒田忠之関連で投稿されている「博多細伝実録」のことである



368 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/02/21(月) 21:44:53.35 ID:qo/EHyEy
>>363
>黒田家家臣が、便所で妻の尻を触った河童の腕を落としたところ、

尻子玉を抜こうとしたんだろうけど
それは河童というよりただのhentaiでは?

369 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/02/21(月) 22:44:18.34 ID:ZDFCkngZ
>>368
「博多細伝実録」だと
妻のことを美婦と記していて、妻がまたいだ穴から黒い手を突き出して狼藉しようとした、
と書いてるから、ただのhentai

370 名前:人間七七四年[] 投稿日:2022/02/22(火) 00:31:24.55 ID:V3AWK7vN
>>368
*にフィストファ○クしようとする妖怪とか日本は昔から性癖の国よな

372 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/02/22(火) 13:58:01.99 ID:I7TlitT/
女性宅の汲み取り便所でしんでた男の話思い出した
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苗木城の戦い

2013年05月11日 19:54

247 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 01:56:42.53 ID:040ewWhl
苗木城の戦い

遠山友忠は言った。
まとめサイト「美濃苗木城主、遠山友忠は悩んでいた。」
で森武蔵がキレているから、近々また来るだろう…

案の定、兵5000与騎にて攻め込んで着ると聞こえて来ました。
時は天正11年5月10日。

鬼武蔵は軍議にて5000与騎を二手に別けた。

「また狙撃されるの嫌だから、俺大手側な、見通しいいし。」
前回の狙撃に懲りた鬼武蔵は大手側(苗木城の正面木曽川対岸)に陣取る。

木曽川は広く、また遠山勢も皆殺しは勘弁とばかりに弓鉄砲、石や木を落とすなど必死に抵抗をするおかげで
ようやく川は渡れたものの苗木城に近づけず、麓に備えをたてて見上げるばかり。
搦め手側2500も遠山勢1200の弓鉄砲隊の防御を突破できず、次第に天候も悪くなり城内は霞がかかり、守備側優位のまま膠着します。

248 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 01:58:47.12 ID:040ewWhl
その頃苗木城

遠山友忠「鬼武蔵が来ても、さすがは我が城、なんともないぜ! そのうち謀りごとでなんとかなんべえ」
家臣「でも殿、遠山民部(明知遠山利景)の内通によりますと、秀吉が後詰めで攻めて来るそうですよ」
遠山友忠「あー、うちらには後詰めが無いなあ。しかも秀吉、これは… 」
遠山友忠「決めた!ここに至っては仕方がない。皆で城を枕に討ち死にして後代に名を残そう!」
家臣「」

家臣「いや、殿、時節を待ちましょう。そのうちいいこともあります。秀吉の後詰めのないうちに一あてして後退しましょう。」
遠山友忠「然もありなん。その意見採用。 どこに逃げるか… 三河の家康か、相模の北条か。 信長御一門と言うことで家康卿は襲ってこないだろうから、こっちにしよう。」

5月19日 女中老人を密かに逃し…

249 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 02:00:49.89 ID:040ewWhl
翌日…

出来るだけ華々しい戦果を、と言うことで
派手で有名な 遠山友政弟の勘兵衛(後の苗木藩家老)を指名します。
その日の装いは
萌葱威しの鎧に猩々緋の陣羽織。
重藤の弓と押張染め羽の矢筈を高く背負って、照る日に輝いて鞍掛にすくっと立ち上がり
十三束三伏の箭をつがい…
「亡き三位中将信忠卿が長島の合戦時、私の弓勢を御覧になり、おまえは強弓の者だなあと感嘆された形見はこれだ!」
と矢継ぎ早に雨あられのように射落とします。
さらに城内からは鬨の声を揚げつつ
「武蔵、汚い!森あげて捕らえ給う!!」と口々に悪口を言って挑発します。

一方鬼武蔵の方は… 
内心どうあれ
「天晴れ、弓取って剛の者!」
と評しつつ、
「…とでもいうとおもったか?!」
とやっぱり 総攻撃を命じます。

怒濤の勢いで攻め上る森勢。 苗木城の南側の嶮岨を凌ぎ城の屏下に取り付きます。

250 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 02:02:59.16 ID:040ewWhl
遠山友忠「計画通り (AA略」

南側の石弓を切って放せば、寄せ手の上にドウと落ち、数千丈の谷底に落ち重なって死んだ。
寄せ手はこれで多く討たれた。
 
友忠「よし、いまのうちに逃げるぞ。 いや待て。まずは酒だ。 みんな飲むぞ!」

このとき討ち取った首級は859首。 遠山方の討ち死にはわずかに256人。

その後遠山友忠・友政親子は 大手の矢倉に火を放って、2000与騎を前後に従え、しずしずと東に退いていった。
このとき敵は一兵も見えなかったという。


で、鬼武蔵はどこに行ったのだろうか?
逸話を知るばかり、報復が恐ろしいのですが…

苗木遠山家に伝わる資料なので一方的な記述ですね。

――『苗木伝記 中』

長文 大変失礼しました。




251 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 08:28:18.41 ID:NtE3yEVo
もう少し読み手を意識して書いてみたらいいんじゃないかな?
書き手と読み手でかなり温度差を感じる文章とみた

金さんは明知の一族なんだっけ?

252 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/11(土) 11:18:28.25 ID:GOfghqmf
どこぞの馬の骨だろ光秀