920 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/10/31(土) 01:53:21.73 ID:5Woe+ME6
前田筑前守(利常か)へ阿和隼人という者が罷り出て、謁見した折のこと。
隼人は畳廊下を長袴で通ったちょうどその時に、どうしたことかつまづいて転んだ。
すると筑前守の近習の士は一同に笑った。その時、筑前守は以ての外に顔色を変えて、
「隼人に限らず老人はこのような誤ちがままあるのだ。少しも笑うべきことではない。
後日の戒めとして、笑った者どもは鬮取り(くじとり)で1人切腹せよ!」
と仰せ渡した。しかし、隼人がその事を聞き筑前守の前へ進み出て、様々に詫び言を
したので、筑前守はようやく聞き届けて、近士の切腹を許したということである。
隼人は初めは善右衛門といって関白秀吉に仕え、後には堀尾家にいたそうである。
――『明良洪範』
921 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/10/31(土) 03:58:13.82 ID:g8Mx1uZe
もし阿部さんが止めなかったら鼻毛様はどうしたんだろう
922 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/10/31(土) 04:47:37.94 ID:NodawvfQ
>>921
阿部さん「やめないか!」
前田の殿様「うほ!」
前田筑前守(利常か)へ阿和隼人という者が罷り出て、謁見した折のこと。
隼人は畳廊下を長袴で通ったちょうどその時に、どうしたことかつまづいて転んだ。
すると筑前守の近習の士は一同に笑った。その時、筑前守は以ての外に顔色を変えて、
「隼人に限らず老人はこのような誤ちがままあるのだ。少しも笑うべきことではない。
後日の戒めとして、笑った者どもは鬮取り(くじとり)で1人切腹せよ!」
と仰せ渡した。しかし、隼人がその事を聞き筑前守の前へ進み出て、様々に詫び言を
したので、筑前守はようやく聞き届けて、近士の切腹を許したということである。
隼人は初めは善右衛門といって関白秀吉に仕え、後には堀尾家にいたそうである。
――『明良洪範』
921 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/10/31(土) 03:58:13.82 ID:g8Mx1uZe
もし阿部さんが止めなかったら鼻毛様はどうしたんだろう
922 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/10/31(土) 04:47:37.94 ID:NodawvfQ
>>921
阿部さん「やめないか!」
前田の殿様「うほ!」
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