969 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/23(火) 15:58:34 ID:61kbd/Id
いい話じゃないが、気にせず投下
善七釘
織田信長の側近の矢部善七郎家定は、将来を嘱望された男であった。
本能寺の変により幻に終わった四国征伐では、大将として淡路国衆を率いる予定だった
武将である。
そんな矢部も秀吉の下では鳴かず飛ばずで、身上は5000石前後に止まった。
さて、矢部の趣味と言えば蓄財で、暇を見つけては家来にノルマを課して竹を削らせ釘を
作り、その釘は「善七釘」と呼ばれるほど売れた。
しかし、心ある者は
「武士たるものはその本分を尽くして名を挙げるべきところ、善七はまるで職人みたく竹釘
を削って名を挙げている。ばかじゃね?」と彼を嗤い者にした。
そんな矢部は、自分の情けなさに耐えきれずとうとう自害したという。
いい話じゃないが、気にせず投下
善七釘
織田信長の側近の矢部善七郎家定は、将来を嘱望された男であった。
本能寺の変により幻に終わった四国征伐では、大将として淡路国衆を率いる予定だった
武将である。
そんな矢部も秀吉の下では鳴かず飛ばずで、身上は5000石前後に止まった。
さて、矢部の趣味と言えば蓄財で、暇を見つけては家来にノルマを課して竹を削らせ釘を
作り、その釘は「善七釘」と呼ばれるほど売れた。
しかし、心ある者は
「武士たるものはその本分を尽くして名を挙げるべきところ、善七はまるで職人みたく竹釘
を削って名を挙げている。ばかじゃね?」と彼を嗤い者にした。
そんな矢部は、自分の情けなさに耐えきれずとうとう自害したという。
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