一栗放牛と高春の意地

2010年05月22日 00:07

156 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/21(金) 11:01:06 ID:iHoUGxWt
一栗放牛と高春の意地

天正19年奥州仕置きで、DQ眼竜政宗は二万を越す大軍を引き連れ、
一揆勢が立て篭る佐沼城に押し寄せた。

佐沼城は周囲を川や沼に幾重にも囲まれ、それまで数々の戦でその堅固さを
示してきた。そこに集まった一揆勢は、葛西家一族の千葉信胤・信重兄弟を
大将に、旧葛西・大崎家臣や近隣の農民など、総勢一万人以上にふくれあがっていた。
そしてその中に、かつて大崎家にその人ありとうたわれた猛将・一栗豊後
(一栗兵部高春)の姿もあった。

小田原に参陣しなかった葛西・大崎両家は領地没収の憂き目にあい、
秀吉の代官木村親子とその家中の狼藉に耐えかねた領民たちは一揆を起こし、
大崎・葛西の旧臣もこれを契機に大規模な蜂起を起こした。

一栗放牛の孫、高春は当初、自らの居城である一栗城(現玉造郡岩出山町)に二百数十名の郎党とともに
立て篭り、領内各地の一揆を鎮圧しつつ北上してくる政宗を迎え撃って華々しく討死にしようと待ち構えていたが、
政宗は一栗城には目もくれず、東の栗原郡に向かって兵を進めた為
「小城ゆえに無視されたとあっては武士の面目が立たぬ!」と
怒り心頭の高春は、すぐさま郎党を引き連れ政宗の最終攻撃目標である
佐沼城へと馬を走らせた。

佐沼城に集まった旧葛西・大崎家臣たちは、かつては仇敵として長年争ってきたことも忘れ、
共に肩を並べて政宗率いる仕置軍と互角以上に戦った。

そんな両家の古強者たちが集う一揆勢の中でも、高春は目を見張らんばかりの働きを見せ
仕置軍を苦しめた。得物の大薙刀を車輪の如く振るえば辺りは血華の大輪で満ち、
また弓を射れば狙い違わず敵兵の身体を貫いたと伝えられている。

この戦の最中、仕置軍の陣営に短冊が結ばれている矢が撃ち込まれた。
広げてみるとそこには、

「伊達どのは木の葉猿にも劣りたり 一つ栗をば落とし得ざれば」
(伊達のDQ眼竜? 猿蟹合戦の 猿より劣る なんで栗一つ落とせないかな? プギャーw)

と書き付けてあった。

矢は高春が放ったもので、短冊の歌は一栗城を無視した政宗に対する恨みと嘲りを詠んでいた。

結局城は落ち、佐沼はDQ眼竜の撫で切りに合う訳だが、
この戦いで戦死した高春の祖父=放牛は満92歳とも言われ、
その武は最上義光にも「大崎家中随一の者」と評される程のものだったという。




158 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/21(金) 11:12:51 ID:KM36ixxF
>>156
ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2774.html
既出っぽいけど良い話だね

159 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/21(金) 11:13:27 ID:eOEqHjof

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