255 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/12/25(土) 10:42:29.69 ID:VAMcHqsE
或る本に曰く、大阪冬の陣、今福の戦いにおいて佐竹義宣の軍が難儀に及んだ時、後陣に控えていた
堀尾山城守(忠晴)に援兵を要請した所、堀尾は「心得候」と返答した。
この時、幕府の御目付である安藤治右衛門がこの場に在り、堀尾に「(幕府の)御下知も伺わずに
人数を出す事、然るべからず。」と申し上げこれを制した。しかし山城守は
「御下知が無いからと言って、目前に味方を討たせ、見物する法があるものか!」
と、その勢二千計りを左右にして、勝ち誇っている木村重成の軍勢の所へ、会釈も無く駆け入ろうとした。
ところがその場は堀越にあり、駆け合う事は出来ず、彼等は徒に合戦を見物するのみであった。
堀尾はこの年十六歳にて、天下無双の美男であったと云われる。
(新東鑑)
堀尾忠晴、見物なんて出来ない!と言って出撃したのに結局見物してしまったというお話
256 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/12/25(土) 14:26:31.47 ID:HufBNS07
この後のイケメンが気まずそうにしてる顔が見たい
或る本に曰く、大阪冬の陣、今福の戦いにおいて佐竹義宣の軍が難儀に及んだ時、後陣に控えていた
堀尾山城守(忠晴)に援兵を要請した所、堀尾は「心得候」と返答した。
この時、幕府の御目付である安藤治右衛門がこの場に在り、堀尾に「(幕府の)御下知も伺わずに
人数を出す事、然るべからず。」と申し上げこれを制した。しかし山城守は
「御下知が無いからと言って、目前に味方を討たせ、見物する法があるものか!」
と、その勢二千計りを左右にして、勝ち誇っている木村重成の軍勢の所へ、会釈も無く駆け入ろうとした。
ところがその場は堀越にあり、駆け合う事は出来ず、彼等は徒に合戦を見物するのみであった。
堀尾はこの年十六歳にて、天下無双の美男であったと云われる。
(新東鑑)
堀尾忠晴、見物なんて出来ない!と言って出撃したのに結局見物してしまったというお話
256 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/12/25(土) 14:26:31.47 ID:HufBNS07
この後のイケメンが気まずそうにしてる顔が見たい
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