江戸屋敷の失火と於仁王姫

2010年09月11日 00:01

900 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/09/10(金) 01:20:41 ID:Z4BvHIng

>>http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-4599.html
で勝茂を涙目に追い込んでいる鍋島勝茂の「義兄の娘」にして「長男の嫁」、於仁王
姫。

ある日、夫の元茂が留守中に、江戸屋敷で失火があった。
火の手は見る間に大きくなり、何とか消し止めようと家中の者達は大騒ぎとなった。

それを見た於仁王姫の指示は、
「半数の者はこのまま消火を続け、残りの者達は座敷で太鼓を叩いてどんちゃん騒ぎ
をなさい!」

「奥方様!?」
「一人でも多くの手が欲しい時に何を……」
「いいから早く言う通りになさい!」

その内、周囲の大名屋敷でも鍋島屋敷の騒ぎを聞きつけ、火消しの手伝いにやって来
たのだが、

「これはこれは、お騒がせして申し訳ございません。元茂の留守中故、若い者共が座
敷で少々ハメを外しているようです。良く言って聞かせますので、お引取りください
ますよう」
「……い、いえ、でも、火が……」
「あらあら、キャンプファイヤーでもやっているのでしょうかねぇ?」
「結構大きいですよ、この火? 早く消さないと……」
「ご心配には及びません。少々ハメを外しているだけですから」
「そんなムチャな!?」

「火事ではございません。何よりあの座敷の騒ぎよう、聞こえませぬか?」

確かに屋敷の中からは太鼓を打ち鳴らし、歌を歌って騒ぎ狂う佐賀藩士達の声が聞こ
える。
……少々自棄気味に聞こえるのはともかくwww

「我が鍋島家に於いて、失火などというコトがあろうハズもないでしょう? アレは
『少々ハメを外しているだけ』なのです。どうかお引取りを」

何を言っても返って来るのはけんもほろろな返事ばかり。
彼等に出来るのは自らの屋敷に帰り、飛び火に備えるコトだけであった。

結局、鍋島屋敷の一部を焼いただけで火は治まり、周囲の屋敷への飛び火もなかった
と言う。
勿論、「火事を起こした」訳ではないので、鍋島家へのお咎めも一切なかったようで
ある。


……強ぇな、この嫁。(^^;
つか、娘につける名前が「仁王」デスカ……茂里さん……

あ、今調べてみたら、鍋島茂里の嫁って直茂の娘だから、勝茂さんにとっては仁王姫
って、「実の姪」にして「長男の嫁」なんですね。




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