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誠に一騎当千の剛の者である

2013年10月18日 19:04

370 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/10/18(金) 17:19:22.38 ID:eOdC8mbB
中野神右衛門が浜松で小川右馬允を討ち果たした。
多久長門殿はとてもお怒りになられたが、
事情もあり、神右衛門は浪人しただけで事が済んだ。
そして、年の暮れには再仕官の運びとなった。
そこで、神右衛門はまず長門殿のもとへ挨拶に出向いたところ、
奥の間で話をしたいと言われ、邸内に通されることとなった。
そして神右衛門の家臣、大河内勘解由が帯刀したまま奥の間へ通ろうとすると、
長門殿の家来たちが、
「邸内の話し合いに従者が帯刀のままとは礼儀知らずだろう」
と咎めると、
「わたしは生まれつき主人の側を離れないように出来ているのです。
平時も戦時も以前からこれで貫いておりますので、お許し願いたい」
と言って、奥の間までおし通っていったという。
誠に一騎当千の剛の者である 【葉隠】



371 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/10/18(金) 17:57:42.88 ID:23ys40hf
これ山本常朝の祖父か

中途半端に学んだ者どもは

2013年08月31日 19:53

15 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/31(土) 16:09:43.76 ID:R9llPonM
神道仏教儒教などを中途半端に学んだ者どもは、
やがて高慢の心を越し無学な者を見下し始め、
他人からは今の人とは違うなどと言われよい気になり、
私は今の時代には惜しく、戦国時代、はたまた鎌倉時代に生まれるべきだったと、
そんなことを言い出し、自分を特別な人間のように思いだす。
こういう武士には天罰が当たるに決まっている。
どれほど優れた才能持ちでも、
人に好かれぬ性格の者は役に立たない。
お役に立つこと、奉公にも、自分をへりくだらせ、
同僚たちの風下に立つことを喜べる人間ならば、
人から嫌われるということはないものである 【葉隠】

常朝さん奉公の場でなんかあった日の書き置きだろうねw





奉公の心持ち

2013年08月23日 19:56

951 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/22(木) 21:33:21.23 ID:Dz5fdAGk
三谷千左衛門は勝茂さまの御歩行十人衆随一の人物だった。
それは光茂さまの御代のこと、
光茂さまがにわかに能を習おうと御思いになられたとき、
城内に能に心得のある者がいなかったので、
あちらこちらとお探しになられると、
安住権右衛門の養子の源七という者が、
藤島清左衛門の弟子で、能をよくするということがわかった。
源七は、そのとき台所仕事をしていたのだが、
光茂さまに召しだされ、お側で能の相手を勤められるように、
召しだされたその場で、その日から武士として取り立てられることになった。
予想もしない急な御取り立てで武士となったことで、
源七は城内ではひどくまわりに気を使い緊張するばかりであったという。
千左衛門はそれを見て、
「そなたはさぞかし気を使っていることだろう。
急な御取り立てゆえ無理もないとは思うが、
失礼ながら心の落ち着けかたをそなたに教えようと思う。
いきさつはどうあれ、一度御取り立ていただきそれを受けたなら、
武士としての立身の本望をそなたは達したわけだ。
このあと、浪人を仰せつけられても、
また、切腹を仰せつけられようとも、
もはや立身を成し遂げたあと、心残りはないはずである。
一度立身したからには、心に思う武士の働きをして、
それで浪人になろうとも、一身の面目であろう」
と言った。
この一言で、源七の覚悟がきまり、
無用の緊張がとけ、安らかな心で奉公出来るようになったとのことだ 【葉隠】




952 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 00:10:27.88 ID:nQGgdFhz
これが通じるのって、元々武士になろうという気構えがあってこそだよね

953 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 01:04:24.44 ID:CVNQNxzl
昨日まで台所で働いていたのに突然武士になっちゃって、
その上お殿様の傍で働くなんて誰だってビビるわなw

955 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 09:57:02.92 ID:kI/piEBj
武士への取立ては名誉なこと
嫌がる人など居るはずも無い

957 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/23(金) 12:05:15.92 ID:jVzGwDvd
>>955
ところが葉隠には農民になりたいと主君に訴えでるも、
なかなか武士辞めさせてもらえない人物の話もあるんだなこれが

侍というものは死の場にても

2013年08月07日 20:07

834 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/07(水) 15:32:48.35 ID:q2XxiHOA
千布因幡殿と中野神右衛門の家は隣同士であった。
ある年の元旦に因幡殿は息をひきとられた。
因幡殿が亡くなったと聞いた神右衛門は、
「隣は大勢の出入りで、朝の支度も出来ないだろう。
今日は元日であるから、当家の節料理を差し上げてこい」
と中野の者どもに申しつけた。
家来どもが、
「それは神道でも仏教でも縁起がよくないと思いますが…」
と、嫌な顔をすると、神右衛門は、
「侍というものは死の場にても怯まず助け合うものだ。
こちらの節料理は遅れてもかまわない」
と言い、出来たばかりの節料理を残らず差し上げたとのことだ 【葉隠】





時代が変われば趣きは変わっていく

2013年08月01日 19:53

109 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/31(水) 21:48:12.70 ID:Twfont5g
山本五郎左衛門常治(常朝の叔父)は、
「侍の心がけは、いつの時代も根本は変わらない。
しかし時代が変われば趣きは変わっていくものである。
直茂さま勝茂さまの時代には、
大事であろうと小事であろうとも、
両殿様は細かいところまで気配りして御指図なさるから、
我々仕える者どもは御指図通り勤めあげるだけでよかったものだ。
分からないことがある時にも、
両殿様にお尋ねすれば、こちらの疑問点をよくお見通しされ、
わかりやすく御教えをいただけたものだ。
このように両殿様の時代の奉公は容易で楽なものだった。
しかし、何も御存知ない主君の時代は、
下の者が大事から小事まで気配りし思案を尽くし、
主君の助けとならねばならず、これは大変な奉公である」
と言っていたとのことだ 【葉隠】




110 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/07/31(水) 22:53:09.91 ID:oDLgKgll
これは光茂を批判してるのかな

111 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/01(木) 00:08:35.35 ID:Jp9r2aPe
大企業病の批判にも見えなくはない

113 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/08/01(木) 01:47:02.58 ID:IgaFiLWd
>>110
批判というよりは、現実を語っている印象

『あの人物と同じ型の人間である』

2013年06月28日 19:51

965 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/27(木) 22:36:05.33 ID:P2Wtrpyj
近頃少しばかり話題にのぼる人物がいる。
物事に動じぬ度胸を持ち、才能があり、頭脳鋭く、優れた人物である。
このあいだ、お城で話す機会があったので、
「その方は、頭の鋭さがすべて外に現れていて、
奥ゆかしさに欠けるところがある。
少し鈍くなってみてはどうか。
十の鋭さを三つか四つくらい、内に隠すということは出来ぬか」
と、言ってやったところ、
「無意味でしょう。山本さまの助言でもそれは出来ません」
と返答してきた。
たしかに、うまくおだてて幕府への使いなどさせれば、
なんでも賢くこなしてくるところがある。
しかし、殿のお側役、お国の政治など、
重大なことは決してさせてはならぬと思う。
『あの人物と同じ型の人間である』
頭の鋭さと知恵だけで世の中すべて片づくと思い上がっている。
しかし、その知恵、頭の鋭さほど、鼻持ちならぬものはない。
第一に人々が信用出来ず、心を許すということがなくなってしまう。
これにひきかえ、ある者は不器用ではあるが実直な人物なので、
立派にやってゆける奉公人だろう 【葉隠】




967 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/28(金) 10:11:59.02 ID:BsBaG+GJ
>あの人物

お隣のあの人ですね。

971 名前:965[sage] 投稿日:2013/06/28(金) 19:52:49.60 ID:MChiuXB5
>>967
その御方ではないと思います

星野了哲は佐賀藩衆道の元祖である

2013年06月12日 19:51

460 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 10:56:00.79 ID:dxfa4KPr
星野了哲は佐賀藩衆道の元祖である。
弟子も多く、それぞれその道の一つずつ伝承していた。
枝吉三郎左衛門はその中でも、理論を体得しておられた人だ。
あるとき三郎左衛門が了哲を訪ねると、
「衆道の心得を悟ったか?」
と問われた。
三郎左衛門はそれに、
「好きであるのに好かぬものです」
と答えた。
それを聞くと了哲は喜んで、
「その言葉を待っていたのだ。
それを言えるまで、長年かけて苦労したものだ」
と申されたとのことだ。

後年、三郎左衛門にその言葉の意味を問う者がいた。
そのとき三郎左衛門は、
「衆道の極意は命を捨てることです。
そうでなければただの恥となりましょう。
しかし衆道のために命を捨てるならば、
武士の道のため捨てる命がなくなります。
そこで私は、好きであるのに好かぬものと理解しました」
と答えた 【葉隠】




463 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 16:31:41.93 ID:TyHfw7WZ
>>460
衆道の元祖ってなんや…

464 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 18:35:13.31 ID:osN9UWAL
数字板の守?

465 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/12(水) 21:50:27.31 ID:IlT3t1fh
それより衆道の弟子ってなんや・・・
衆道の理論ってなんや・・・

467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 01:24:13.21 ID:WRfY7l51
>>465
「道」がついてるから単純な肉体の男色行為ではないのかもな
死ぬまで秘める恋が最上と言うんだから
秘め通したなら肉体的行為はあるはずないし

468 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 05:23:48.10 ID:A8WkT8qM
日本の武家社会の衆道の文化をキリシタンの宣教師たちはどう思ったろうな

469 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 08:27:00.05 ID:zRxxuX0C
修道院でもあったでしょ

470 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 09:02:01.16 ID:BH4MtpB5
>>468
宣教師の記録だと、「バビロンの風習」「悪魔の習俗」などと批判していて、主に仏教僧が衆道文化の中心だったから
「やっぱり仏教僧は悪魔の使いだ」みたいな記録をしていたな。

471 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 09:43:32.07 ID:b+eaHdGV
最近まで少年への性的虐待をもみ消していたカトリックがよく言いますな

474 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 16:40:53.30 ID:WRfY7l51
衆道文化は公家にもあるぞ。
というか和歌も衆道も公家から武家が影響受けた

475 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/13(木) 20:01:19.27 ID:q16XBwe5
>>469
そういった堕落への反動として厳格な一派による内部改革が行われて、
当時わざわざ日本までやって来たのがその連中

極東の異教でもそうなのかよぉぉぉ!?と彼らが思ったかどうかは定かでは無い

483 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 01:09:05.78 ID:/LdnPYlZ
>>475
子作りどころか縁故人事に政治闘争に露骨な金集めに、もうルネサンス期はなんでもありだったそうで
イエズス会ができたころはルター派や改革派教会の分離、ついでにイギリス国教会まで分派する事態

484 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 01:23:17.02 ID:Zt6v0d4r
さすがにアレクサンデル6世(1492-1503)のように息子がいるのは例外だと思う・・・
て調べたらインノケンティウス8世(1484-1492)、ユリウス2世(1503-1513)、クレメンス7世(1523-1534)、
パウルス3世(1534-1549)にまで子供がいるんだな
こりゃルター派が台頭したり反宗教改革でイエズス会が日本にまできたりするわけだ

485 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 08:10:13.02 ID:13GGnsHQ
本願寺さんも似た様なもんさね

486 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 08:17:43.14 ID:JmQvBJyQ
本願寺はもともと妻帯OKな宗派ですから

487 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 09:01:05.75 ID:uE3n0wC4
浄土真宗以外の僧侶の女色が問題だ ということでFAだよね? (俺は詳しく知らんので)

488 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 09:04:24.37 ID:uE3n0wC4
↑男色もだったな 流れ的にむしろ本命はそっちだった、失念しとった

  語るに落ちて喪男だってバレバレじゃねーかよ俺、Orz

489 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 09:08:29.76 ID:gWY/UrM4
いや、他の宗派の僧侶も普通に子供作って弟子にしてたりしてるし(真弟子という)

490 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 12:04:33.29 ID:QDY9rtk1
まあ、僧侶という職業につくだけで戒律守れるようになるなら修行も警察もいらないわなw

491 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 18:41:52.96 ID:u9TOWBaL
この橋わたるべからずと書いておけば皆渡らないという規則を守ってくれるはず

武士の挨拶

2013年06月07日 19:51

411 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/06/06(木) 22:32:35.01 ID:Z7rXj5e/
桃川の中野神右衛門の家に佐賀から人が訪ねきたこと。
神右衛門が、
「佐賀に変わりはないか?江戸は無事か?」
と尋ねると、客は、
「江戸は穏やかです。佐賀も異変なしです」
と答えた。
客が帰ったあとに、神右衛門は子供を集め言った。
「今日は客人がわざわざ訪ねて来てくれたから、
馳走をしようと考えていたのだが、
挨拶の仕方が不愉快であったので、
最低限のもてなしをして帰すことにした。
だいたいこのような国境の地に来て、
その家の子供や家来の前で、あの挨拶はないだろう。
『佐賀に異変はないが、一寸先は何が起こるかわからないので、
侍どもが油断するということはありえません』
と挨拶をするべきであろう。」
と訓示したという。
これは父、山本神右衛門から聞いた話だ。
また、この山本神右衛門は、見廻りの人に、
「世の中、変わりはないか?」
と尋ね、
「無事です」
と答えが返ってくると、
「無事とはさても心配なことだ」
と言ったとのことである 【葉隠】





若い者に対しては

2013年05月31日 19:51

375 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/30(木) 20:35:43.78 ID:CulmnOIK
私(山本常朝)が若いころ、
沢辺平左衛門の介錯をしたときの話だ。
中野数馬が私の介錯を褒める手紙を送ってきた。
それは、
「山本殿こそが中野一門の誉れである」
などと言う大げさな書面のものだった。
敵首ならまだしも、介錯くらいのことで、
ここまで褒めるとは、老人とは大げさなものだ。
と、その時は思っていたのだが、
しかし、その後、いろいろ経験して、
深くみるようになると、
それが、いかにも老練な人の行いだとわかるようになった。
若い者に対しては、ほんの少しでも武士らしい行いがあれば、
褒めて喜ばせ、勇往邁進するようしてやるためなのである。
中野将監からも、そのときすぐに褒める手紙が届いた。
二通の手紙は今でも保管してある。
山本五郎左衛門からは鞍と鐙が贈られてきた 【葉隠】





中野内匠の人使い

2013年05月15日 19:59

289 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/15(水) 14:38:03.48 ID:T+SpSqWZ
中野一門の手明槍や足軽は、
御門番を勤めるときは内匠のもとへ挨拶し、
番明けにもまた挨拶に来た。
そうすると内匠は、
「御番の勤めは、つまらぬ仕事だという者もいるが、
目立たないからこそ大事な仕事なのだ。
御苦労だったな。まあ、飲んでいってくれ」
と言い、暑いときには冷酒を茶碗につぎ、
珍しい肴を出して労った。
そのとき、手足の爪の綺麗な者がいると、
「そのように手足を汚さずにいては、
平時も戦時も武家の仕事は出来ないぞ。
見かけも弱々しいが大丈夫か?
まあ、とりあえず飲め」
と注意をあたえた。
手足の荒れた者を見つけると、
「おお!頼もしい者だ。
男らしく働いてくれるならば、
平時も戦時もお役に立つであろう。
よし!飲んでくれ」
と褒めた。
内匠の家は、居間から通りを見渡せるように作り、
居間の横には蔵を設えてあり、
中野家を城にして戦が出来るようになっていた。
絶えず家内には酒樽が置いてあり、
中野一門の仕事をする者であれば、
身分問わず好き勝手に酒が飲めた。

内匠の息子の兵右衛門は年寄役を勤めていた。
お城から下がってくると、夜中でも挨拶に来た。
なので内匠も寝ずに待っていたという。
息子の話の中に殿中の話題がふと出ると、
「殿のお膝元で御奉公する者は、
たとえ親族にでも殿中のことを話さぬものだ」
と厳しく言い聞かせていたそうだ 【葉隠】





起き上がり小法師のように

2013年05月03日 19:52

171 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/03(金) 11:37:56.35 ID:8SKGvBND
浪人になったからとうろたえるのはもってのほかだ。
勝茂さまの時代に仕えた人たちは、

「七度浪人しない者は本当の奉公人ではない」
(七度浪人せねば誠の奉公人にてなし)

「七転八起 七転八起」

と、口癖のように申していたとのことだ。
成富兵庫も七度浪人を言い渡されたという。
起き上がり小法師のように心掛けていればよい。
殿も、家臣のためを思い言い渡すこともあろう 【葉隠】





172 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/05/03(金) 11:44:23.98 ID:gebgZCnY
起き上がり小法師ってそんな昔からメジャーだったんだ

常朝さん、出家の後に武士時代を語る

2013年04月27日 19:50

131 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/27(土) 12:01:35.57 ID:JoVQ+hvd
常朝さん、出家の後に武士時代を語る

なんの取り柄もない私だから、
目立った奉公もせず、戦場の働きにも出会えなかったが、
若い頃からひたすら一心に、
「殿の一番の家来は自分である。
武士の道では誰にも負けない」
と、骨の髄まで思い込むようにしていたからか、
どれほど知識ある人も、また武勇ある人も、
私を見下すようなことは出来なかった。
それどころか、人々が親切にしてくれてもったいないばかりであった。
自分はただ殿を大切に思い、何が起ころうと、
そのときには直茂さまより伝わる、
死狂いの働きを我一人がするのみぞと、
その覚悟を決めていただけのことであった。
これまで口にしなかった事を今だから言うが、
一念が神仏に通じたとでも言えばいいのだろうか、
不思議と私の覚悟を世間も認めてくれたものである。
(1/2)

132 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/27(土) 12:31:21.93 ID:JoVQ+hvd
そして、殿の家族をはじめ、
御一統の方々の親切に心から感謝の意を表すばかりである。
主君に身命を捨ててお仕えすることは、
お家代々に仕えてきた武士の場合は、
奉公に出るのか、出ないのかは別にして、
なにか御用を勤める場合には、
格別の心がまえを持つべきであろう。
録高を増していただいたり、
金銀をたくさんいただいたり、
それらもとてもありがたい事だが、
切腹するほどの志は、主君のありがたい御一言から起こるものだった。
江戸で火事場の部署を決めるときに、
私を御書物の係にするよう申し上げられたところ、
「若者の事であるから、私の直参として召し抱えよう」
と仰せられたときは、すぐにも身命を差し上げる気持ちになった。
また、殿の使われた夜着とお布団をいただいた時にも、
「私が独断で召し抱えた者に録高を増すのも憚るから、
気持ちだけのことをお前にしたまでだ。
家老たちに礼を言う必要はない」
と仰せられた。
このときも、追腹の法度が出る以前なら、
このお布団を敷き、夜着をかぶって、
殿の後を追うほどの御恩だと、
格好をつけず自然とありがたく思ったものである【葉隠】
(2/2)




133 名前:人間七七四年[age] 投稿日:2013/04/27(土) 14:06:44.92 ID:Zm2+Zaus
>これまで口にしなかった事を今だから言うが

葉隠れでは何度もこんなことを語ってるけど本当に黙っていたのだろうかといつも気になる

134 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/27(土) 14:15:24.22 ID:JoVQ+hvd
>>133
黙っていたのは本当だと思うよ。
田代陣基が、山本常朝の出家した後の籠り山を訪ねなければ、
葉隠は世に出ていないだろうから

135 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/27(土) 14:46:40.56 ID:ESSa2gdl
しかも燃やせ燃やせって言ってるのに残ったもんだからなあ
常朝さん的にはあの世でフェイスファイヤーもんだろう

136 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/27(土) 14:58:35.87 ID:N+FLUHz7
人に見せるなよ。門外不出だよ?と言いつつ、
どう見ても他向けに書いた彦左衛門さんに何か

137 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/27(土) 15:01:20.23 ID:JoVQ+hvd
>>135
いろいろ藩内のこと言ってるからねw
それでも常朝さんの遺言通り、葉隠の原本は世に残っていない。
現在まで続いたのは写本が何種類かあったお陰様

138 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/28(日) 00:04:31.89 ID:zc7Bpf76
日記というものは死後に公開されることを狙って、
他人の悪口を書き連ねるもの。

この覚悟を決めてこそ誠の武士であろう

2013年04月19日 19:51

71 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/19(金) 12:57:30.94 ID:6rZbRRr7
武士は主君に忠義を尽くし、仲間に信義を守るものだと世間は軽く言うが、
これを生半可な覚悟で行うならかえって仇となることもある。
それについて武田信玄は、
「忠義は不満(を生み)、不満は謀反(を生み)、謀反は没落(を生む)」
と語っていた。
忠義を尽くすぞと骨折る苦労をしたけれど、
主君からはなんのお褒めもなく、
上下の意志疎通がバラバラとなれば、
やがては不満が限界に達し、
気持ちも荒んで、ついには謀反心が生じる。
逆に、もとから忠義という観念が頭にない者は、
あたりまえに謀反という観念も頭にないのだから、
生半可な忠義の心掛けは、無学なものよりかえって悪いということになる。
友達に親切にすることにもこれは当てはまる。
相手が自分の親切に対し感謝をしないと、
気を悪くし、感謝を知らない奴だと見限り仲違いし、
結果、親切にしないよりも悪いこととなる。
そういうこともあるから、武士は最初の覚悟こそが大切なのだ。
主君からお褒めにあずからずとも、
少しも怨まず、いよいよ忠義を尽くし、
友達に親切にし、かえって取り違えされ、
遺恨を抱かれても、いよいよ親切にする。
この覚悟を決めてこそ誠の武士であろう 【葉隠】




山本神右衛門はこう言っていた

2013年04月13日 19:51

251 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/04/13(土) 17:35:54.09 ID:zyf+I4zA
山本神右衛門はこう言っていた。
「女で、綺麗な字を書き文学などをたしなむ者は、
えてして密通したりする。
味噌乞い文といって、親しい家に味噌をもらうための、
文章が書ければそれでよい。
見栄えする見事な筆跡などはいらぬ」【葉隠】

252 名前:251[sage] 投稿日:2013/04/13(土) 17:53:32.13 ID:zyf+I4zA
>>251だけだとただの男尊女卑か、
浮気された者の逆怨みととられ兼ねないので(笑)、
まとめ管理人さん、これ↓もセットでお願いします

『弥三郎に色紙を買ってきてやり、
「この色紙いっぱいに、ただ一字を書け。
勢いで紙が破れてもかまわないと心掛けて書きなさい。
上手下手を言うのは書道家の仕事だ。
武士は思いきりよくやるのが仕事だ
(武士はあぐまぬ一種にて済む也)」
と教えて字を書かせたことがある 【葉隠】』





葉隠より、主君への接し方

2013年03月07日 19:50

662 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/07(木) 14:59:32.81 ID:GlKwyK07
性格は明るいが気の弱い主君に仕えた場合は、
いつも誉めて、失敗のないようしてさしあげよ。
これが気質を強くしていく秘訣である。
しかし、気が強く、頭の鋭い主君に対しては、
自分の存在を大いに主張し、主君の気になるように仕向け、
『この事をアイツが聞いたなら何と言ってくるだろうか』
と思われる存在になることが忠義というものである。
こういう家臣がひとりもいなくなると、
気の強い主君は御家中の者を軽く見るようになり、
どいつもこいつも腰抜けばかりだと高慢になる。
そこまでいったなら、上下身分にかかわらず、
誰がどれほど善い行いをしてもその高慢心により正当な評価をなさることもなくなる。
ここに考えが及ぶ者は少ない。
相良求馬、原田吉右衛門という武士は、
ここまで考えが及び、主君に十分気づかせておいた者たちであった。
吉右衛門に対しては、彼が病中でも、また隠居の後にも、
何か起きたときは相談されていたとのことだ。ありがたいことである。
一国に一人いるかという大切な宝なのだから、
それを目指そうとしないのなら情けないことである。
まず最初は、武田信玄の重臣板垣信方や将軍家の老中秋元但馬守喬朝のような武士をお手本にするとよい。
気をつけねばならぬのは主君から嫌がられたのでは忠義は尽くせない。
ここが大切だ。気がつきにくいところである。
少しずつ悟ってもらうようにしてゆくことだ 【葉隠】





夏目舎人から今に伝わる話

2013年03月01日 20:11

582 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/01(金) 17:22:18.22 ID:HUE89Ney
夏目舎人から今に伝わる話。
出陣には米を袋に入れておくとよい。
肌着はむじなの皮だと、シラミが沸かない。
戦が長引くと、シラミが沸いて困ることがある。
いざ敵と向かい合ったときに、
その敵が強いか弱いか見分ける方法がある。
顎を引きうつむいてかかってくる敵は黒い印象に見え強い。
上向き加減でかかってくるような敵は白く見え弱い 【葉隠】




583 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/01(金) 18:17:27.14 ID:2vES0/2T
上向きと下向きの話は日差しの加減ってわけじゃないよな

584 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/01(金) 20:07:35.62 ID:63BfBdB3
黒白は家康さんも同じようなこと言ってたな

590 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/02(土) 13:27:18.84 ID:oIfy3dpE
むじなってアナグマ?タヌキ?

591 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/02(土) 14:10:10.45 ID:BNmd/+i/
地域によって穴熊だったり狸だったり両方だったりする。

592 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/02(土) 14:13:15.53 ID:efzKHixz
昔はそんなに区別されなかったんじゃない
別の種類だけど雌雄だと思われてたりする生物とかもいたし

593 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/02(土) 16:07:57.86 ID:0wTnrFRM
蛍が鳴くとか言い出す人もいたし

594 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/02(土) 16:22:34.83 ID:ioaPo4KI
京極はホタルのお陰で大名存続

血の涙をしぼるほどに徹すれば

2013年02月16日 19:50

421 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/15(金) 22:07:28.12 ID:42PZr6Us
ある武士が養子の鈍いところを気に入らず、
しかも病気を抱えていたので気が短くなり、
事ある毎に当たり散らし悪口を言うようにもなった。
養子のほうも我慢の限界をがきたようで、
いつ実家の方へ帰ってもおかしくない状態だった。
そんなとき、養母が私のところへ訪ねてきた。
「大変困っています。
病気とは言うものの、もう少し養子におおらかに接するべきかと感じます。
主人は山本さまの意見ならば耳を傾けます。
どうか主人へ意見してくださいませんでしょうか」
と頼まれた。
最初はお断りしたが、
「どうしても山本さまにお頼み申し上げたいのでございます」
と涙を流して申されたので、
どうにも断りきれず引き受けることになった。
「父親に意見をするのは順序がおかしい。
しかも病気をしているというではないか。
養子に意見をするから私の家によこしてください」
と言うと、養母は合点のいかぬ顔をして帰っていった。

422 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/15(金) 22:11:03.65 ID:42PZr6Us
やがて、その養子がやってきたので、
「そもそも人間として生まれたことが幸福だと感謝せねばなるまい。
しかも、直茂さま、勝茂さまが血ミドロの苦労をして、
築き上げた鍋島家の侍として生きることが出来ることは、
この世に生まれた者の本望と言うべきことであろう。
百姓、町人を見てもそうであるが、
長子に生まれて実家の遺産を相続するだけでも、
たいへんにありがたいことであるのに、
ましてお前は末子に生まれながら他家を相続し、
れっきとした鍋島の侍となれるのだから、
これは滅多にない幸せであるはずだ。
この良縁を失敗して、禄を持たない武士になるなら、
不忠であり、親に嫌われるなら不孝である。
忠孝の道にはずれたら、この世に身の置きどころを見出だすのは難しい。
よくよく考えてみることだ。
今、お前がするべき武士の道は、ただ一途に親に気に入られることだ。
こう言うと、お前は、気に入られようと努力しているが、
親父のほうが気持ちを受け入れてくれないと言うであろう。
そこでワシが一つ、親の機嫌を直す方法を伝授しよう。

423 名前:人間七七四年[] 投稿日:2013/02/15(金) 22:31:12.52 ID:42PZr6Us
まず、自分の顔つき、そのほか全て、親の気に入るようにと、
血の涙が出るくらいに神仏に、ただ一念に祈られるがよかろう。
これは決して私欲ではなく、忠孝のための神仏への頼み事だ。
この一念はたちまち親の心に伝わり、反応があらわれる。
そう一念に思い込んで、さあ家に帰ってみなさい。
親の心に変化が現れているであろう。
これが、天地人なる三つの本体が通じあう不思議の道だ。
年長者を立てた意見ばかりだから、お前の立場てついでに言うと、
お前の義父は長患いで、もう先も長くないであろう。
その間の孝行だ、さほど難しいこともあるまい」
と言ったら、養子は涙を流し、ありがとうございました、と帰っていった。
後に聞いたところ、養子が帰ってすぐ義父が、
「山本殿に意見されてきたとみえ、立居振舞いがよくなったな」
と声をかけたとのことであった。
それ以降は仲のよい家庭となったということである。
誠に一念の祈りとは不思議な道理で、人間の知恵を超えたものがある。
後に、養子から、あの時の意見で忠孝を全うできた、と感謝された。
正しい道理を祈るなら神仏にきかれぬはずはない。
一念は天地も貫き通すのである。
血の涙をしぼるほどに徹すれば、
何事も神仏に通じるかと思う 【葉隠】







唐津で侍どもが囲碁を打っていた

2013年02月02日 19:51

256 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/01(金) 23:30:15.36 ID:y2S2LRuz
ある夜のこと、唐津で侍どもが囲碁を打っていた。
北畠殿はそれを横で見物しておられた。
そして何気なく囲碁の助言をされたのだが、
相手の侍がカッとなり、抜き打ちに斬りかかった。
まわりの侍たちは驚きみなで止めにかかると、
北畠殿は蝋燭の灯を指でつまみ消し、
「私のいらぬおせっかいで失礼した。
お詫びを申し上げる。幸い私に傷はない。
刀は碁盤に当たりました。」
と申されたので、皆はホッとして蝋燭に火をともした。
相手の侍が、
「北畠殿、仲直りの盃を交わしましょう。」
と言い寄ってきたところに、
抜き打ちの一刀をあびせその首を落とした。
そしてまわりの侍どもに、
「碁盤に当たったというのは武略であって、
わたしは股を大きく斬られている。
この傷では立ち合うことが出来なかったので、
傷を羽織で隠し、碁盤に寄りかかって討ち果たしたのだ」
と申され、まもなく息を引きとったとのことだ【葉隠】




257 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 00:07:55.88 ID:FdkEbKGE
さすが剣聖直伝の兵法・・・とか思ったけど、唐津や葉隠じゃ別人だよね~

258 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 00:12:04.38 ID:lYXPAAJP
これがホントの碁盤斬り

259 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 05:23:09.39 ID:yZ+uj+ed
囲碁に口出しして切りかかられてる時点で、ただのアホだろw

260 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 07:10:52.18 ID:IMLy1iRh
肥前では囲碁禁止令を出すべきだった

261 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 08:37:19.92 ID:KWJEgrsD
鍋島なら猫が仇討ちしてくれます

262 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 08:51:39.83 ID:yc3dpVV8
じゃ、以後囲碁する時は対等の者以外帯刀禁止

263 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 08:57:56.61 ID:Yp8Hd7hg
では鍋島猫騒動のあらすじを。

『肥前は 白石の秀屋形(現・佐賀県杵島郡白石町)において、ある時鍋島勝茂は、家臣の龍造寺又一郎と碁を打っていた。
が、その最些細な事から口論し、怒った勝茂は又一郎を手討にしてしまう。

又一郎の首は、彼の飼っていた猫が自宅へと咥えて帰った。
この首を見た又一郎の母は勝茂を激しく恨み、自害して果てた。
又一郎の猫は又一郎と母の怨念を身に受け、七本の尾を持つ化け猫へと変化した。

それ以降、勝茂の身の回りには怪異が起こるようになり、勝茂の子が急死し、勝茂自身もまた、病に倒れた。

家中の者達は不審に思い、勝茂の身を守ろうと寝ずの番をしようとするが、何故か深夜に至ると皆寝てしまった。
そんな中、千布本右衛門は、強烈な眠気に対し自分の太ももを脇差で刺して眠ることを防いだ。

すると勝茂の側室である豊の方が、化け猫の本性を現した。化け猫は本物の豊の方を食い殺し、入れ代わっていたのである。
千布本右衛門はこれに斬りつけ、化け猫を退治することに成功した。

これ以後、勝茂の病気は快方に向かい、怪異が起こることもなかったという。』


うん。鍋島は碁を全面禁止すべきだったなw

264 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 09:23:26.41 ID:IMLy1iRh
まぁ、完全創作ですけどね

265 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/02(土) 10:56:02.18 ID:FdNgoi5U
北畠っていうから信雄のことかと思ったわ

それを見間違えたのが事の発端ということだ

2013年01月31日 19:54

228 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/30(水) 22:44:24.29 ID:ibDTggh8
本丸に勤める御番衆たちがさしてする仕事もなく碁を打っていた。
剛の者として城下町でも名の知られる牛島久次兵衛は碁を見物していた。
碁を打っていた松浦嘉左衛門がふと久次兵衛に目をやると、
久次兵衛は苦々とした表情でつまらなさそうにしていた。
碁の旗色が悪くイライラしていた嘉左衛門はカッとなり、
いきなり飛びかかり久次兵衛に抜き打ちに斬りつけた。
それを見た有田権之丞はすぐに体を張り嘉左衛門を取り押さえた。
斬りつけられた久次兵衛は真っ直ぐ嘉左衛門に向かい、

「貴様、城中でなければ」

と一言を残し前のめりに倒れ死んだ。
この一言が当時、大いに評判となり、
「さすがは久次兵衛にして、この覚悟の決め方だ」
と武士も町人にも称えない者はなかった。

その後、松浦は切腹。
権之丞は体を張り喧嘩を止めたことを評価され、
上役から刀を贈られることとなった。

久次兵衛は顔の筋を痛めていて、
ときどき目、口が引きつる癖があり、
松浦がそれをしかめっ面と見間違えたのが事の発端ということだ 【葉隠】




229 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/30(水) 23:10:41.16 ID:xFOxtOI8
他人の碁でも微妙な局面とかになるとついつい難しい顔して考え込んじゃうよね
まさかそれがアウトとは…

230 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 00:24:31.45 ID:/7YQKJXZ
>>228
顔面麻痺に気づかなかったのか

231 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 02:30:58.22 ID:71ZRINtX
囲碁将棋をやる時は、刀は遠くに置きましょう!

232 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 02:51:00.13 ID:o6E7G6Qx
「木太刀の一本もあれば…」

233 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 09:59:49.05 ID:8fdWBHvX
このくらいでキレて斬りかかるんなら、このまま有田さんが勝っても
有田さんに斬りかかってたのではないだろうか

234 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 13:45:03.14 ID:ZDR9dS1f
血の気多すぎだろw

235 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 15:42:04.79 ID:3S397xde
現代でもこういうチンピラいるじゃん
パチンコ屋で後ろからリーチのハズレ見たら殴り掛かってくる奴とかさ

236 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 16:18:11.16 ID:NqBMAViV
ほんの些細な碁会が原因だったんです

237 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 16:58:44.15 ID:Nn8liYfA
全く、しょーぎない奴だな

238 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 18:37:09.27 ID:nUUAFt1Q
みんな松浦さんのおかしさに目がいくんだな
牛島さんや有田さんの剛勇こそ称えようぜ

239 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 21:39:44.70 ID:NqBMAViV
碁盤は火を扇いで消す為の物です

240 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 23:13:51.00 ID:E18Imh5p
牛はブン投げる為の物です

241 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 23:23:12.85 ID:ftL6n08a
岩も投げるためにあります

255 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/02/01(金) 23:21:45.72 ID:q1PnOX2A
>>228
>本丸に勤める御番衆たちがさしてする仕事もなく碁を打っていた。
さしてする仕事もないから将棋ではなく碁を打ったの(´・ω・`)?

諫言をするには

2013年01月11日 19:57

52 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/11(金) 14:52:31.31 ID:AaHu3q5f
諫言をするには言葉の使い方が大切であろう。
殿を、何もかも完璧な欠点のない聖人君子に育てて差し上げよう、
などと思いながら諫言を申し上げたなら、
聞き入れてもらえないばかりか、かえって害となる。
「趣味、娯楽のことなどは、好きなことをしてください。
民、百姓が安穏に暮らせるように、
また家中の武士どもが気持ちよく奉公できるように、
これだけをいつ何時にも心の片隅にあるようにしてくださるなら、
下々の方から国のお役に立ちたいと考えるようになるので、
自然と国の政治はうまくゆくものです。
これならさほどお骨の折れる難儀なことでもございません」
と申し上げたなら、殿も納得がゆくであろう。
すべて諫言や意見は和の道である。
じっくり話し合わなければ役に立たない。
あとひとつ、諫言意見するとなるとやたら礼儀に拘り堅苦しくなる者があるが、
諫言、意見の場では堅苦しく改まった言葉使いだと、
角を突き合わせる形となって、簡単なことも難儀となり直せなくなるものだ【葉隠】




53 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/11(金) 18:46:33.37 ID:F83j6Aau
長政「!!」

54 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/11(金) 18:55:40.65 ID:gnTCY98d
黒田家のアットホームな雰囲気が正しかったんだ

55 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/11(金) 20:20:36.58 ID:OjGi8bi4
同じことを言うにしても、言い方ひとつってことだね。
でも、そんな器用な人間ばっかりではないわけで・・・

>>54
アット・・・ホーム・・・?

57 名前:人間七七四年[] 投稿日:2013/01/11(金) 23:16:54.42 ID:1Dfmrpbf
>>55
就職情報誌「初心者大歓迎!アットホームな職場です」

69 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/01/12(土) 14:24:30.53 ID:K6+HhxQJ
>>57
後藤又兵衛「ブラック田の家中に仕えてるんだが、もう俺は限界かもしれない」