花入『鶴の一声』

2013年03月12日 19:54

千道安   
710 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/12(火) 17:38:26.52 ID:WA4RS1nF
利休の子道安の茶会に老人は五、六年程続けて会した。
鶴の一声という花入に花をいけて、ついに一度も掛物のかかることはなかった。

今時は道具をいろいろとつらねて華美を争うが、心入れが各別の事である。
その鶴の一声は、いま公方家にあるということだ。

――『老人雑話』




711 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/12(火) 18:16:58.44 ID:hvI2Jysh
               ,, -―-、       
             /     ヽ   
       / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|    
      /  (゜)/   / /          
     /     ト、.,../ ,ー-、      
    =彳      \\   ヽ、 
    /          \\、 ヽ
   /         /⌒ ヽ ヽ  ヽ
   /         │   `ヽl_ヽ
  │         │ 

   花入『鶴の一声』



スポンサーサイト

千道安の茶会と千利休

2011年06月19日 00:02

千道安   
229 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/06/18(土) 17:50:28.57 ID:8Hkdh+cg
ある日、千利休の長男・千道安が、蒲生飛騨、細川越中、柴山監物、そして父の利休らを招き、茶会を催すことになった。
前日、必要な道具を買い求めて帰宅した道安の前に、使用人が転げ出て来た。

「だ、旦那さま大変です!大旦那さまが!」
「?父上がどうした?」
「まずは、茶室をご覧ください。」

茶室に駆け込んだ道安が眼にしたのは、炭を撒き散らされた畳に、壊され念入りに灰をかき混ぜられた囲炉裏だった。
「・・・・・・!!」
「大旦那さまが突然来られて、私どもが止める間もなく・・・」


しかし道安は少しも騒ぐこと無く、囲炉裏を取り外し畳を敷き換え、風炉(囲炉裏を用いない五徳式の炉)を
用意して、無事に翌日の茶会を成功させた。
のちに事情を知った細川忠興は感銘を覚え、『細川三斎茶書』の中で、この道安の対応を特筆している。


『花の慶次』では親の七光りを背負ったDQNのように描かれた道安だが、利休の烈しいイジm、もといシゴキにも
耐える並々ならぬ茶人だった、という話。

230 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/06/18(土) 20:28:15.16 ID:W7PIT0GC
ほほー。

231 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/06/18(土) 21:10:40.67 ID:FMYgWFDE
こういう陰湿な躾け方をした場合、かえって性格歪みそうな気もするが…