岩松家純、嫡子明純を

2011年07月04日 23:40

865 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 10:33:33.11 ID:MukAFihl
鉢形城で蜂起した長尾景春は上杉方諸将の拠る五十子陣に突入した。
上杉方諸将はもはや支えきれずと判断し、各地へ落ちていった。
諸将の一人、新田の岩松家純は上杉顕定と上杉定正に使いを送り、
自分は老齢なので息子の明純を同道させると伝えた。上杉顕定は家純の口上に恐縮し、
明純の出陣に期待した。ところがである。

「!? 何故お前がここにおる!」
なんと金山に向う家純に明純がついて来たのである。
「お前は何をしておるか! 両上杉家になんと申し上げればよいのだ!」
「夜陰が心配でついて来てしまいました。ここからでも顕定様には追いつきましょう」
「心配なことなど何もないではないか!? ああ、申し訳がたたん、なんたることだ!」

家純の激怒は尋常ではなかった。仕方がないので側近の松陰の意見により
家純はとりあえず明純を武士城に待機させた。
そして使いを上杉三家に送り、事の次第を説明して明純は遅れると伝えた。
これに上杉顕定は「経緯はわかった。待っているので早く来てほしい」と答えた。
しかし、やはり明純は出馬せず、金山に戻ってしまった。

家純は松陰を呼んで言った。
「お前は長年使いを務めてきたから言うが、上杉家に対してこたびの失態は一世一代の
恥辱だ。長生きをして無念千万だよ。明純に期待してすべてを失った。
こうなれば私が出陣する。なんという不運だ。今、頼りになるのはお前だけだ」
しかし、高齢の家純には無理だと判断したのか、横瀬国繁がこれを止めたのであった。

これ以降、親子の溝は深まるばかりでついに明純は勘当されてしまった。
しかも家純は遺言で「明純の意見に任せれば滅亡だ」とさえ言い残したという。





866 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 17:49:38.24 ID:HwhYwtHy
>>865
岩松さんのところは江戸期も含めて苦労が耐えないねえ。

870 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 18:23:00.39 ID:D6IJZJyU
>>865
岩松さんへ
横瀬には気をつけろ・・・

871 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 22:49:45.26 ID:E2DI015g
岩松さんがメチャ苦労した本家新田氏の祟りかもわからんね
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