757 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/02/05(日) 02:32:58.46 ID:u4UsXiXG
毛利元就の兄・興元の娘も数奇な人生を送った女性だ。
父を幼くして亡くした後、叔父元就の意向で政略結婚に出されることになる。
はじめ備後庄原甲山城の山内豊通(推定二十歳以上年上)に嫁ぐも間もなく死別。
次いで安芸竹原小早川家の当主興景に嫁ぐが、これも安芸銀山城攻めの陣中で若くして病没。
従弟の隆景が竹原小早川家を継いだのはこの縁による。
その後は備後神辺城の杉原豊後守室、伯耆尾高城の行松正盛の継室となり、
正盛病没後は先夫豊後守の一族・杉原盛重(推定二十歳年下)の妻として一生を終える。
独立勢力の当主を含む五人の夫が皆、親毛利方、或いは毛利の忠実な家臣となったことから、
政略外交官として元就の期待に十二分に応えたと言えるだろう。
毛利元就の兄・興元の娘も数奇な人生を送った女性だ。
父を幼くして亡くした後、叔父元就の意向で政略結婚に出されることになる。
はじめ備後庄原甲山城の山内豊通(推定二十歳以上年上)に嫁ぐも間もなく死別。
次いで安芸竹原小早川家の当主興景に嫁ぐが、これも安芸銀山城攻めの陣中で若くして病没。
従弟の隆景が竹原小早川家を継いだのはこの縁による。
その後は備後神辺城の杉原豊後守室、伯耆尾高城の行松正盛の継室となり、
正盛病没後は先夫豊後守の一族・杉原盛重(推定二十歳年下)の妻として一生を終える。
独立勢力の当主を含む五人の夫が皆、親毛利方、或いは毛利の忠実な家臣となったことから、
政略外交官として元就の期待に十二分に応えたと言えるだろう。
スポンサーサイト