大坂落城の日、堀田図書助は

2012年06月27日 21:01

165 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 01:09:15.93 ID:cOiRsS2g
いい話か悪い話か微妙だが、とりあえずこっちに投稿。

大坂落城の日、大坂方の将堀田図書助は深手を負い、城内に引き返した。
これは主君豊臣秀頼の御供をするためであったらしい。

ところが途中で加賀前田家の軍勢が殺到し、そのうちの1人と槍を合わせることとなった。
深手を負った図書助は勝てるわけもなく、あっさり負けてしまう。

166 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 01:12:28.10 ID:cOiRsS2g
と、その時、相手から突然「名を名乗れ」と言われた。
せめて相手の名前だけでも聞いておこうという意図だったのかもしれない。
図書助は「堀田図書助」と答えた。

すると、相手はとたんに槍をおろしたのであった。

167 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 01:15:33.78 ID:cOiRsS2g
槍を下した相手は、図書助に向かって、
「おお、貴殿が我がいとこの堀田図書助殿か」と言ったのである。

なんと、相手は図書助のいとこの堀田与右衛門であった。
これまでは互いに文通をしていただけであり、実際に顔を合わせたことは今までなかったのである。

168 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 01:18:09.50 ID:cOiRsS2g
それを聞いた図書助は笑って、
「さて、縁者の手にかかって死ぬのは幸いである。首を取られよ」
と言い、そこにどっかりと胡坐をかいて座った。

与右衛門は助けたいと思ったものの、図書助の傷を見て泣く泣く首を打ったのであった。




169 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 02:03:19.23 ID:zVr+6kbs
と、図書助(´・ω・`)
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