771 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/24(金) 01:20:21 ID:/mcqEe3C
海賊退治の格好良い話
ある時とある武将が船に乗り上洛の途中播磨の沖を通る時
近くの海賊衆が積み荷を略奪しようと攻め寄せ、船を囲んだ。
船員達は弓で応戦し矢の撃ち合いとなりますが、双方ほとんど矢を射尽くしてしまいました。
これに気付いた海賊の一船は接舷しようとし近づき、鈎付の縄を肩に引き付けた海賊の大将が立ち居出て
大声で「矢があるなら、この首を射てみよ」と挑発してきた。
武将は残っていた刃先四寸の雁俣の矢を取り出し、大将めがけ射放ちます。
矢は狙い違わず、首を射切り、首は舟底に転がり海賊の大将の骸は海にまっさかさま。
武将は、「我は花房又左衛門(正幸)なり。文句があるなら何度でも攻めてこい。
弓矢のある限り、何時でも射殺して見せよう」と言い放つ。
大将を討たれ恐れをなした海賊衆は一目散に逃げ去ります。
この後、花房家の家紋雁金の幕を張った船には海賊は恐れて近づいて来なくなり
他の者がこの領域を船で通るときは、花房正幸に家紋の幕を借りるようになったと伝わっています。
海賊退治の格好良い話
ある時とある武将が船に乗り上洛の途中播磨の沖を通る時
近くの海賊衆が積み荷を略奪しようと攻め寄せ、船を囲んだ。
船員達は弓で応戦し矢の撃ち合いとなりますが、双方ほとんど矢を射尽くしてしまいました。
これに気付いた海賊の一船は接舷しようとし近づき、鈎付の縄を肩に引き付けた海賊の大将が立ち居出て
大声で「矢があるなら、この首を射てみよ」と挑発してきた。
武将は残っていた刃先四寸の雁俣の矢を取り出し、大将めがけ射放ちます。
矢は狙い違わず、首を射切り、首は舟底に転がり海賊の大将の骸は海にまっさかさま。
武将は、「我は花房又左衛門(正幸)なり。文句があるなら何度でも攻めてこい。
弓矢のある限り、何時でも射殺して見せよう」と言い放つ。
大将を討たれ恐れをなした海賊衆は一目散に逃げ去ります。
この後、花房家の家紋雁金の幕を張った船には海賊は恐れて近づいて来なくなり
他の者がこの領域を船で通るときは、花房正幸に家紋の幕を借りるようになったと伝わっています。
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