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「朝野雑載」より信長と蘭丸の話

2022年03月30日 15:09

森蘭丸   
108 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/03/30(水) 13:28:47.92 ID:kZPCgRyv
朝野雑載」より信長と蘭丸の話

信長公御座の間の窓に、突き上げ式の蔀(しとみ、日除け)があった。
信長公「おらんよ、これを下ろせ」
蘭丸は承って、まず小さな竹の杖で蔀の上を探ったところ、なにやら物があった。
踏み台を持ってきて蔀の上を見たところ、大茶碗に水がはったものが置かれていた。
蘭丸は静かに大茶碗を下ろし、そのうえで蔀を下げた。
もし何も考えずに蔀を下ろしたならば茶碗が割れ、水がこぼれていたであろう。
念を入れたために失敗せずにすんだ。
これは蘭丸を試そうと信長公がなさったことだそうだ。



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【雑談】森蘭丸の蘭の字が

2020年02月01日 16:34

森蘭丸   
766 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/02/01(土) 00:29:57.50 ID:xb5ZsLQv
森蘭丸の蘭の字が他の兄弟の名前見る限り乱のがあってそうな気がせんでもないんだけど
やっぱり蘭の字なんだろうか

767 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/02/01(土) 01:07:34.67 ID:n/NFstfN
>>766
同時代史料だと、森乱、或いは乱法師。
蘭丸表記は江戸期になってからだね。

769 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/02/01(土) 03:00:00.37 ID:xb5ZsLQv
>>767
おお、やっぱり蘭の字は後付けでしたか
ありがとうございます

信長が後世に暴君的な扱いになっていくにあたって乱丸が傾国の美女的な扱いになっていくようになった感じなんですかね
その途上で麗しそうな当て字が当てはめられた的な

770 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/02/01(土) 03:12:15.38 ID:PeSnTRaX
>>766
館山市立博物館で見た蘭丸が団平八に宛てた自筆書状は「森乱」で花押部分の署名は「成利」だったよ

771 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/02/01(土) 03:22:34.69 ID:971EeQfn
芝居では名前を変えなきゃならないから
小田春長、森蘭丸、真柴久吉、武智光秀
というように変えていたら蘭丸だけややマイナーだからそのまま広まったのかと思った

772 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/02/01(土) 04:36:30.64 ID:72hdcskU
もし蘭丸がもっと表立って活躍してたらあの兄や弟みたいな性格で蘭じゃなく乱の方が有名になっていたのだろうか
どうにも蘭丸は大人しくてしっかり物のイメージしかないから本当は乱と言われても違和感がある

773 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/02/01(土) 11:52:50.07 ID:6FJYrFcW
傅兵衛 勝蔵 坊丸 力丸 千丸
ここに蘭を入れるのは違和感あるな

イケメンすぎて町娘から惚れられる森蘭丸

2018年12月23日 18:14

森蘭丸   
588 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/12/22(土) 22:24:08.35 ID:NOdo3XWy
イケメンすぎて町娘から惚れられる森蘭丸


森武州長可は濃州金山城におり、弟の蘭丸長定も同じところにいた。

金山の町人の娘が病になり今にも死んでしまいそうなときにこっそりと
「恥ずかしいですが限りのある命なので申します、どうにも出来ないことですが
 蘭丸君の世に妙なる御形を離れたところから見て、朝も夜もなく心が引かれて
 色恋に溺れてしまいました。このことは人に語らないで下さい」
と打ち伏せた。

ちょうどそのとき蘭丸が野に行く道でこれを聞き、小鷹を拳の上に止まらせて
その町人の家の娘の寝所へ入って、「まん、まん」と呼ばれると
娘は顔を持ち上げて苦しそうな息をしながら「あっ」と答えた。
「煩い早く良くなれ。我は必ず汝に配下を遣わす、またすぐに来るぞ」
と言って(蘭丸が)帰ると同時に(娘は)死んでしまった。
この女の名が"まん"といった。

この蘭丸長定は森三左衛門可成の次男、十五にして信長公に仕え、恩寵他に異なり
濃州岩村五万石の城主であった。
若いが勇智があり、本能寺の逆乱に死を先にして名を残す。


――『木村咄』
ちなみに著者の木村昌明は明智光秀の享年70才説が載ってる『武家聞伝記』の著者でもある。



589 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/12/23(日) 02:39:19.44 ID:3/L8vHvF
優しいな蘭丸

593 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/12/23(日) 17:54:42.79 ID:84QYjF74
>>588
そのまま死んじゃうのがリアルで悲しい

乱丸の夢占い

2010年08月07日 00:00

森蘭丸   
337 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 07:47:11 ID:o7/yocmc
乱丸の夢占い

天正10年のある夜、信長が「 馬の腹をネズミが食い破る夢 」を見た。
信長「きのうこんな夢を見たお」
乱丸「その夢は凶夢です!上様はウマ年、明智はネズミ年生まれですからから、その夢は上様が
光秀のせいで切腹なさるという凶兆です。明智様の動向に気をつけられませ!!」
信長「ははは、そんな夢占いを真に受けることができるか」

信長は森乱丸の夢占いを一笑に付したという。本能寺の変の10日前のことであった。




338 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 09:04:01 ID:Ule1NY6z
ネズミ年生まれなんて織田家に何万人いるんだよw

339 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 09:13:10 ID:3YZYIhrb
蘭丸の告げ口が明智の謀反のきっかけだったんだとすら思えるいいがかりw


340 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 09:58:49 ID:wMSFWieQ
伊勢新九郎「鼠が虎に変身してれば明智殿も天下をとれたのに・・・」

341 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 10:08:43 ID:/QUYN7oG
すげー奸臣だな蘭丸ってw

343 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 11:15:51 ID:wMSFWieQ
安史の乱も、元はといえば楊国忠が玄宗皇帝に安禄山の事をネチネチ悪く言ってたのが原因だしな

344 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 11:25:55 ID:9ukB8P6A
禿鼠がいるのにきんか頭をすぐに思いつくとは。


345 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 11:30:18 ID:wMSFWieQ
>>344
その論理だと馬面の奴が秀吉にw

346 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/06(金) 13:12:24 ID:PtnvLOL8
>>343
長く帝位についてるとろくなことないね
秀吉はあっという間だったけど

森蘭丸がミカンの入った大きな箱を運んでいると

2010年02月06日 00:21

森蘭丸   
639 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 11:56:58 ID:4VMmwEjp
信長の小姓であった森蘭丸がミカンの入った大きな箱を運んでいると、信長が「その重さでは危ない。倒れるぞ」と注意した。
すると、そのすぐ後で森蘭丸は転んでしまい、信長は「それみろ。倒れると言ったではないか」と笑った。
後日になって、小姓仲間の間でそのことが話題になると森蘭丸は「信長様が倒れると注意したのに倒れなかったら信長様の
目利き違いになるのでわざと倒れたのです」と、平然と言ってのけた。




641 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:30:39 ID:GOohDGR3
>>639
蘭丸の逸話はなんというか佞臣っぽいなぁ
主君の目利き違いを正す意図が全く無いのは…

642 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:49:57 ID:F1GgqWXP
やるなよ! 絶対にやるなよ!の精神は昔からあるんだな。
同じような蘭丸の逸話見た気がするけど、テンプレ逸話だからか

643 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 14:53:00 ID:t2Jk+MfY
蘭丸って基本的に主人に気持ちよくするタイプの使用人だよな

647 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 18:40:39 ID:9eV7YU+O
森蘭丸と言えば森可成の旧領の近江坂本を所望した逸話と
明智光秀の謀反を予想していた逸話が有名だが、両方組み合わせると
近江坂本が欲しくて、明智光秀を失脚せようと讒言したように思える(´・ω・`)

648 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 18:52:21 ID:nu3tEFiT
兄や弟の性格を考えると有りそうな気がしてくるから困る

649 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 19:10:55 ID:FNKRqLir
>>648
忠政ってなんかしたっけ?

651 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/05(金) 20:39:12 ID:v+8b9G2G
>>649
忠政さんはあんな事やこんな事を・・・・・・・

信長、切った爪を捨ててくるように蘭丸に命じて

2009年10月15日 00:08

森蘭丸   
538 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 23:09:11 ID:SpOh1bmC
蘭丸と爪で思い出したので、遅ればせながら。

ある日、私室で爪を切っていた信長、切った爪を捨ててくるように蘭丸に命じた。
蘭丸が退出した後、別の近習に命じて蘭丸の後をつけさせた。

近習「城の堀に捨てておりました」

爪を燃やすと気が触れる、爪や体毛が呪いの材料になる、と信じられていた
時代である。
信長自身がが信じていたかは不明だが、燃やされたり他人の手に渡ることが
ないように処分した蘭丸の行動に、信長は満足した。

以後、蘭丸はさらに重用されるようになったという。




539 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 23:18:54 ID:/1POQ7KB
あーもうこの2人なんかムカツクw
言い表せないけどなんかムカツクwwww

ゴミを拾った近習

2009年10月13日 00:14

森蘭丸   
467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 15:04:57 ID:IdJB3MGE
流れに乗って

ある時、信長が私室で一人でいる時「誰か有る!」とのたまった
近習の一人が「何の御用でございますか」とやって来たが
信長は黙ったまま、「もういい」とその者を下がらせた

またしばらくして信長が「誰か有る!」と大声を上げ
別の近習がやって来たが、これまた何も命じずに下がらせた

するとまたまた信長が「誰か有る!」と声を張り上げた
さらに別の近習がやって来たが、これも何も命じずに下がらせた
しかしこの近習は前の二人と違い、退出する前に出入り口の脇に落ちていた
小さなゴミをそっと懐に入れてから出て行った

実はこれは信長がわざと置いた物で、それ以降重用されるようになった
ゴミを拾った近習こそ森蘭丸である

という蘭丸ちゃんがらみの頓智話





森蘭丸、閉まっている障子をを閉めて来いと命ぜられ

2009年10月12日 00:13

森蘭丸   
423 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 13:40:58 ID:Rs6kshVL
森蘭丸が信長の小姓として仕え始めてから暫くたったある日
諸将が集まる中信長が「障子を開け放ってきた。すぐに閉めてまいれ」と蘭丸に命じた。
蘭丸が障子を閉めに行くと障子は閉められていた。そう、信長はあえて閉まっている障子を
閉めてこいと命令することで蘭丸を試したのだ。そこで蘭丸はどうしたか。

障子を音がしないように開けると音を立てて閉めて戻ったのである。
そして信長は満足そうに「どうだ、障子は開いていたであろう?」と蘭丸に言った。

さて、その後武将達が退席して信長と二人きりになると蘭丸は
「いえ、障子は閉まっておりました」
と改めて報告した。
「しかし、先ほど障子を閉めた音がしたが、あれは聞き間違いじゃないよな」と信長。
そこで蘭丸は
「殿は皆に聞こえるように『いま障子を開け放してきた』と仰せられました。私が閉まっておりましたと
 申し上げれば殿の間違いを周りの者に知らせることになります。それで、わざと開けてから
 皆に聞こえるように音を立てて閉め直したのです」
信長はこの答えを聞いて大いに満足したという。

蘭丸の機転が利いたいい話。




424 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 13:46:30 ID:6azTHL1k
うむ、やはり蘭丸は美醜の話以上にこの機転の良さがしっくりくる。

425 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 13:51:57 ID:Tf2guOt4
これもそうだけど逸話から見えてくる蘭丸の関心ってとにかく、「信長に恥をかかせない」の
一点だけなんだよなー。
なので忠義と言うより先に、「奸臣」って印象を受けてしまう。もしくは過保護なママ。

426 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 13:58:12 ID:uu4lIopc
側近という言葉がしっくり来るな

427 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 15:36:15 ID:eXEYdVo7
三成と少し印象がかぶる
本能寺が無ければ同じような立ち位置にいたかな?

428 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 16:20:42 ID:KYXeMmY3
森乱丸
直江兼続
石田三成
本多正純
知恵伊豆

なんかこのあたりって凄く似たにおいがするよな
性格とか思考の仕方とか

429 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 16:39:24 ID:lAvlZLZM
上司からは重用されるけど、同僚からは嫌われるそんなタイプだな、組織の必要悪。

こういったタイプが生き残るのって難しいんだよね、
本人にそのつもりがなくても私欲と取られた瞬間に回りからフルボッコにされる。
気に食わないけど私欲がないってんなら嫌われるだけですむ。
成功したのが直江とか本田正信、失敗したのが三成や正純。

430 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 16:40:59 ID:aDduP/wq
>>428
こいつらを同じ部屋に放り込んだらどんな会話をするか興味がある

431 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 16:58:09 ID:55i3JBeH
宦官というか、執事とか私的な秘書官はそれでいいんだよ。
それが公的な分野にまで関わると害になる。

437 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 20:39:01 ID:QyAWSkGw
>>425
これに限らず、森乱で有名になっている信長絡みのエピソードは、
ほぼ全て江戸時代以降の書物にしか確認できない。
いってしまえば、乱丸が実際にどのような活動をしていたのかについては、
史料がほとんどなく不明。美少年だったとかも含めて、巷間に伝わった話は
創作と考えておいた方が無難。

439 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 21:17:55 ID:ha/2En6n
普通に考えればたかだか15のガキがそんな機転を利かした行動を取れるわけが無い罠
秀吉にしろ三成にしろ若い頃から才知のあった人物って、この手の話が
まことしやかに作られてしまう

440 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 21:36:50 ID:HVTEDT9q
でも>>432の津田七之助は16歳なんだろ

441 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 21:53:32 ID:Z76PAKyj
昔、「知るは楽しみなりと申します」のクイズ面白ゼミナールで出題されたの思い出した。

「さてこの時小姓はどうしたでしょう?」

1 障子を開けてきた
「『おまえはバカか』といわれます」
2『閉まっていました』と報告する
「主人に恥をかかせます」3自分で開けてから、閉めてきた
「これが正解です」

懐かしさで書いてみた。

442 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 22:09:52 ID:YsrdqhJl
>>441
4「お前が開けたんだろ?自分で閉めてこいよ」と反抗する
「処刑されます」


[ 続きを読む ]

織田信長があるとき、森蘭丸に命じた

2009年09月04日 00:03

森蘭丸   
952 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 20:41:24 ID:4MOMpRcG
織田信長があるとき一幅の虎の屏風を前に、森蘭丸にこんな事を命じた

「蘭丸、この屏風に書かれた虎を、捕えることが出来るかな?」

蘭丸畏まり、縄を持って手を広げて、信長に向かって言う
「憚りながら上様、御前の方から追い出してください。」

「はっはっは!蘭丸にはかなわぬ!」信長はこの答えに、ことの他感心されたと言う事である。


またある時のこと、信長は再び一幅の屏風を前に、蘭丸に命じた。

「これには七賢人が何か話している場面が書かれている。
蘭丸、何を話しているか聞いてくるのだ!」

蘭丸畏まり、屏風の前でしばらく耳を傾け、信長の元に戻ってきた。

「何を申しておったか?」

信長の問いに蘭丸
「は。どうも七賢人の皆様は、上様の事を話していたようで、私が参りますと
とたんに話を止められてしまいました。」

「はっはっは!蘭丸にはかなわぬ!」信長はこの答えに深く感心し、褒め称えた言う事である。


以上、『逸事談』より

いい話のような気もするが、明らかに信長が深刻なバカ殿なのでこっちに








953 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 21:09:02 ID:P1IJIKgk
>>952
それで夜にはご褒美に上様特製の毒の水飴をたっぷりお口に頂くのですね。わかってグギャッ


955 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 21:18:21 ID:0918+R2S
一休さんレベルの頓知だな

957 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 21:22:52 ID:hBxMotW8
>>955
屏風の虎の方の話はまんま一休さんでやってた。


森蘭丸、越後で謙信に見つかる

2009年07月08日 00:30

森蘭丸   
155 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 08:59:41 ID:FwZnTptV
間者と言えば、森家の三男坊こと蘭丸が、越後をスパイしに変装して侵入したら、
よりにもよって上杉謙信自身に

「あ、森蘭丸だ」

って一発でばれて、なのに捕えるでもなく、なんだか知らんが宴会に招待されて
大歓待されて信長の元に帰った。って変な逸話があるな。




161 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 12:10:32 ID:XGvbYHNC
>>155
アコさまはおネエ系の噂もあるくらいだし、何か通じるものがあったのでは?

162 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 12:25:19 ID:jOBuPge4
>>155
蘭丸も美形だったらしいから軍神も大喜びだったんだろうな
そして酔っぱらった蘭丸に・・・

163 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 12:57:28 ID:giJUwNsK
乱丸が美形と言うのは誰が最初に言い出したんだろうな
鬼武蔵は偉丈夫と伝えられてるし自身も乱丸だし弟も力丸と坊丸だし
名前的に美形じゃないだろ

164 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 13:11:35 ID:xCjkg1Fl
まあ必ずしも兄貴や父親似とは限らないだろうけど…
戦出てないし

167 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 13:24:06 ID:oVH3EsS6
>>163
江戸時代が臭い。
面白ければなんでもイイと歴史を改ざんした読み物がベストセラーになった時代。
明治以降これが事実とされたでおかげで、俺たち30代から上はずいぶん間違った歴史を覚えて来た。

168 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 13:29:48 ID:SgMqOUDF
>>167
そうそう。
某騎馬軍とか大坂城埋め立てとか
もっと上だとからくり天井だからねぇ

169 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 13:33:47 ID:Le3sLJU9
その読み物を歴史としてしまったのはいつの時代か・・・
とか、考えたらきりがないから気にしない方がいいと思う

170 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 14:10:36 ID:ipbfefn3
江戸創作歴史の集大成である名将言行録なんかからの引用が多い
このスレでそういうこと言い出すのも野暮というものだな

171 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 14:37:28 ID:giJUwNsK
今読んでる佐藤雅美の一心斎不覚の筆禍と言う話がちょうどそういう話だった
江戸時代に入ってから書かれた軍記物に出てくる祖先を誇りにしてる子孫と
多くの書物から類推してその美談が嘘であろうとぼろくそに貶す講釈師の話

172 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 16:37:21 ID:b9jpXqYQ
文学には文学の史実がある
と小林秀雄が言っていたな
つくづく至言だと思う
それが真実かどうかは読み手の趣味が問題にするだけだ

173 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 17:00:58 ID:745kNyAV
まあ両極端はいかん、という事で。

全否定するのも全肯定もいかんね。
「捏造信じ込むバカプギャーwww」

「あれにこう書いてあったから絶対に真実なんだ!」
も結局は言ってる事はあまり変わらんしね。

174 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 17:23:52 ID:vnEgoOmx
というか逸話(お話)スレであって検証の場でもない所で史実とか言われても
「ネタをネタと(ry」としか返しようがないんだが

178 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 21:17:52 ID:n4OVktpy
>>155
 森家の男子からは手心を加えたくなるフェロモンでも出てんだろうか?


信長と蘭丸と地震・いい話

2009年04月26日 00:04

森蘭丸   
36 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 20:08:27 ID:keYTjb6I
織田信長が鷹狩に出た時に森蘭丸らと民家に立ち寄ったところ、突然
地震が起きた。大きな地震だったのだろうか、お供の連中はこぞって
外に飛び出してしまう。しかし、信長と蘭丸は顔色を変えずに家に
留まった。やがて揺れが収まると二人は外に出て来て、蘭丸が

「どうか危険なことはなさらないで下さいませ!天下を統一なさる
お方がくだらないことで大事な御身を危険にさらすようなことはやめて
ください。揺れてる最中に申し上げようと思いましたが地震を恐れたから
言っていると思われたくなかったので今申し上げるのです。なにとぞ
お願い申し上げます。」

と述べて信長を諌めた。信長は蘭丸の切実な思いに感じたという。




38 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 20:57:35 ID:5dohJfk6
>>36
その晩、信長と蘭丸は寝所で再び地震を起こした。

39 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 21:03:25 ID:TSFsl2HA
誰がうまいこと言えと

森蘭丸、「モズ」?・悪い話

2009年03月31日 00:04

森蘭丸   
309 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/30(月) 16:17:15 ID:RloTKpAz
鬼武蔵は森蘭丸のことを「あいつはヘビでもカエルでも何でも食うから」という理由で「モズ」と呼んでいた
というのが昔読んだ本宮ひろしの「夢幻の如く」であったんだが、
作者のオリジナルにしては変な設定で、以降出なかった話だから
気になったのだが調べても出典がわからん…
果たして何らかの根拠がある話なのでしょうか

もしあるのなら蘭丸の(食い意地が)悪い話、という事で



310 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/30(月) 17:24:02 ID:FBTJNNTJ
蛇神を食べたのは何処のどいt・・・・グギャッ

311 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/30(月) 18:20:44 ID:ZTj98ARR
どう考えても食ってたのは兄のほうです。

312 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/30(月) 19:15:58 ID:sR2fP006
さては食べ残しをそこらへんに突き刺しておく癖でもあったか。

331 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/31(火) 13:26:42 ID:7WqgOoQD
>>309おちりに逸物を刺すから、では……汗アセ

336 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/31(火) 15:17:37 ID:0JmGKkBc
>>309
まとめにこんな回答がっ

人間七七四年
百枚舌っていう意味でかもー
2009/03/31 Tue 00:23 URL [ Edit ]

337 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/31(火) 15:20:07 ID:ZQNc0x+O
百枚の舌を持つ側近
神を食らう猛将
桃DQN

権力の中枢に置くにはなんという危険な一族だろうか

338 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/31(火) 17:25:17 ID:yQvQVYmo
でも室町幕府初期はこの手の危険人物が普通に権力中枢にいるから困る。

339 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/31(火) 18:56:20 ID:vYIgXPpS
同時に超優秀な武将だったり政治家だったり風流人だったりするからな>室町初期DQN三人衆

342 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/31(火) 19:36:32 ID:IaO81+FE
天子に矢ぶっ放すからな。室町DQNは

森蘭丸、刀の模様の数・いい話

2009年01月01日 00:10

森蘭丸   
709 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/31(水) 16:14:50 ID:SI43DSvR
>>698
はげ鼠の刀の鑑定の話がでたので、DQN武蔵の弟の刀剣話でも…

信長公が小姓たちに刀を見せて、刀の模様の数を当てた者に褒美をくれてやるとのたまった。
皆が思い思いの数を答えていく中、正解者は出ない。
信長公は、誰も答えられんのかと、ちょっと不機嫌になる。
蘭丸は黙ったまま。

マジで切れる五秒前の信長公が黙っている理由を尋ねると、刀を持って待機している間に数を数えて知っているからだと言う。
その正直さに感心した信長公は、その刀を蘭丸にくれてやった。



710 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/31(水) 16:21:16 ID:qkEJ3BVe
きっと母方の遺伝子を濃く受け継いだ子供だったんだろうな、蘭丸。

711 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/31(水) 17:30:12 ID:m6NLi7+t
本能寺の変が起こった際に信濃の諸将から預かった人質を軍の最前列に立たせて盾代わりにして「俺達に手を出したらどうなるかわかってるな?ああーん?」とかやって美濃まで撤退したお兄さんとは違う人種のようだ……

712 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/31(水) 17:52:15 ID:iFijh86s
思えばDQN武蔵たちがハッチャケ過ぎたせいで河尻も逆様に埋葬されちまったんだろうな~

713 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/31(水) 21:10:32 ID:U0osLOdS
>>712これにインスパイアされた横溝が岡山ローカルネタで描いたのが、賢明なる読者ご推察通りの助清である

森蘭丸の逸話色々・悪い話

2008年10月25日 00:14

森蘭丸   
17 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/24(金) 02:50:25 ID:LV/oNwYe
なんだか森家ブーム到来?坊と力のことはさっぱり知らんのでおそらく森で一番有名な
森長定(以下蘭丸)さんのたぶん講談かなんかでつくられたっぽいお話


・ある日の信長。上機嫌で才覚とか容姿とか尻の穴とかがお気に入りの蘭丸に
「何か欲しいものある?」と聞く「あります」と言う答えに信長「じゃあてっこしようぜ?
欲しいものを自分の手のひらに書いてわしが今から自分の手のひらにかく物と一致したらあげよう」と
そしてかき終わり見せ合う両人。お互いの手のひらには「火」でも「愛」ではなくなんと
「近江坂本8万石」と書かれていた
これは蘭丸の親父の旧領のこと。しかし今は明智君の本拠地だ。襖越しにこれを見聞きしていた
光秀さんはこの時からこの両者のこと危険に思い恐怖を感じはじめたという


・有名な信長蘭丸による光秀さんぼこぼこ事件。殴られながら光秀さんは「わたしがいつ上様に
逆らいましたか?私はこんなに上様を敬愛しております。謀反など考えたこともありませぬ」と
言った。蘭丸は光秀さんに「上様は貴方を気に入っているのですよ。親しみをこめて殴って
いるのです。いやいや羨ましい」とフォロー(?)をしました。
ところが光秀さん退出後「上様。あの男『謀反など考えたこともない』と聞かれもせぬのに
自らから言いだしました。
本当に考えたことがないなら謀反などという言葉出てくるはずもない。あれは叛意を持っている
証拠です。そう急に御成敗下さりますように」と進言
信長はそういうことに楽天的なのか無頓着なのか「いやそれはさすがにない。わしに逆らう
意味も利益もないからな」と一笑に付しましたが
このとき進言を受け光秀さんをぶった切っていたら歴史は変わっていたでしょう


・本能寺で蘭丸を(一説によれば)うちとった安田さんはその後長可さんに500石で召し抱えられ・・・
(安田さんは信長に槍をつけただけでその際蘭丸とやりあったとも討ちとったとも
いわれていますが本当のところは蘭丸を討ちとったのは四方田さんだという説のほうが有力です。
光秀さんは先日の恨みからか蘭丸の首を見て馬上で数度飛びあがり尻もちをついて喜んだとか)


・蘭丸さんとは全く関係ないのですが信長を本能寺で弓でイッタ川上さん
その後1週間ぐらいでうなされながら突然死。いまわの言葉は「鶴がわしの額をつついて貫く」
蘭丸の森家の家紋「鶴之丸紋」・・・
・天明年間に江戸の医者死に際に「わしは実は森長定ですた」と言い残して死去
死後服を脱がしてみると島原の乱から100年以上たつというのに体中に戦傷があったという
主君見捨てて200年以上も生き延びていた卑劣漢森蘭丸・・・


と、まぁこのスレに出てくる話の性質上なんかろくでもない血統のようにみえますが
親父の可成とかは利家の命救ったり常に矢弾の前に立ちたがる勝家に「お前は自分には
弾あたらないとおもってても当たるときはだれだって当たるんだから普段は避けるときは避けて
突っ込んでせめるときだけ矢面に立てよ」っていったり
親父(可行)と「いくら好物だからって飯の前に汁粉出すなよ。しかも朝飯だぞ、せめて夕食だろ」
「文句あるなら食うな!武士としての縁起担ぎがるんじゃ」とケンカしたり(約1か月後に可成戦死)
してるので悪人の血統ではないと思うよ。よい逸話もあるしね
つーかほとんど何か資料見たわけじゃなく聞きかじっただけの信憑性かぎりなくゼロなので
怒らないでね?怒らないよね?ね?
あとこれのどこが悪い話よ?って言われても困るごめん



19 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/24(金) 03:05:33 ID:RpLUrAiA
>>17
面白い。