川田八助、鉄の盾を取り返す・いい話

2008年12月14日 00:06

253 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/13(土) 13:41:01 ID:igyG50rS
大阪の陣、真田丸の攻防戦の折の事

池田忠雄の軍は鉄の盾三枚を足軽六人で持ってその物陰から鉄砲、大筒を撃ち
奮戦した。しかしそこに大野治房の兵が石火矢を撃ちこんで来た為、盾が打ち倒され、
六人の足軽は盾を捨てて陣屋に逃げ込んだ。

大阪城内より豊臣方の一人が櫓に上がり「今盾を捨てて逃げたのは、旗の家紋を見るに
池田家のご一族と見た!そこの盾を取り返さねば末代までの恥となるぞ!」
と、大声で叫び、これに城方はどっと笑った。

池田忠雄は屈辱に耐えかね「誰かあの盾を取りに行くものはおらぬのか!」と叫んだ。
その言葉が終わる前に、池田の陣屋より、黒糸威の鎧と兜を着た、仁王のできそこないのような
大男が、一人で歩いて出て行った。そして城の近くまで行くと

「ただいま盾を取りに行くものは、大した身分ではないが池田忠雄が家臣、川田八助と申す!
幼少より山や川で狩りをして暮らし、頭はあまりよくない!が、これがおびき寄せて殺すための
はかりごとである事くらいは解る!

しかしこのような時に、はかりごとで死ぬのも勇士の道と聞く!これより盾を取り返させていただく!」

こう口上し、盾に走りよってその鉄の塊り三枚を、軽々と持ち抱え、城の方を睨み付けながら
下がり始めた。これには池田方のみならず、豊臣方からもやんやの喝采が起こった。

そこに、大野治房の家臣、小畑源右衛門という鉄砲の名手が八助にしっかりと標準をつけ、撃ち放った。
鉄砲は八助の鎧の背の上部に見事に命中した!

戦場は一瞬の静寂、が、八助は「かすっただけでござる」と、何事もなかったかのように盾を持って
本陣へと帰った。

これに敵味方かかわらず、川田八助を称えぬ者はいなかったと言う。



254 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/13(土) 13:45:08 ID:66vzqfb+
かっちょええええ

255 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/13(土) 13:46:18 ID:uUxvWZUl
かっこいいじゃないの
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大阪の陣での池田忠継・いい話

2008年10月26日 00:03

823 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 11:48:26 ID:o358G3Sk
大阪の陣が終わってしばらくたった頃

池田氏岡山藩の家臣たちが集まり、あの戦の思い出話をしていた。
そのうちの一人が思い切ったように話し出した。

「これは今まで誰にも言っていないことなのだが」

大阪冬の陣の岡山藩の攻め場では、厳しい寒さで難渋していた。
すると、当時まだ16歳の藩主、池田忠継が見回りに来たおり、その者に

「これはないしょだぞ?」

と言って、手ずからそっと、小さい手樽に入った酒と、暖かい綿入れの肌着を渡してくれた。
このことは忘れる事が出来ない。
口外するなと申されたので、今まで話さなかった。と言った。

するとその座の者達は皆驚いた。

「我らにも、そのとおりの事があった!」

若き君主の心遣いに皆、しみじみと感動したと言う。



824 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 12:35:19 ID:dZzCS18i
>>823
みんなもらったってことは単なる心遣いじゃなくて
藩主としての人気とりも半分だろう。

825 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 12:37:11 ID:Gj3Dv+do
「みんなにはナイショだよ」

ゼルダの伝説ですねわかります

826 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 12:43:47 ID:09M8qaYL
「皆には内緒ね」と言い含めて、サークルの男全員と寝る女

827 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 12:44:04 ID:o358G3Sk
ちなみに池田忠継は大阪の陣のあと17歳で亡くなってるんだよ。
「ないしょだよ」って言われたことを語ったのは、忠継が死んだから。


828 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 12:51:05 ID:Gj3Dv+do
なんか不覚にも可愛いショタっ子な忠継たんを想像してしまった
なんという武門の恥。切腹いたす

829 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 13:16:48 ID:pi7hxbC2
待て、早まるでない
若殿に思いを馳せるそのほうには衆道の才が見え隠れしておる
いたずらに身を斬り命を捨てることなく生まれ変ったつもりで
その身命(と尻穴)を忠継様に捧げて生きてみるのじゃアッー!

830 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 13:29:15 ID:z9x96qjl
ここは戦国ちょっと(気持ち)いい話
を語る所では無い

831 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 13:48:09 ID:fLRH3Sqm
>>824
内心にどんな思惑があろうとも、よい心遣いであることに変わりは無いさ。
16歳でそんなふうに気を回せる人間なら大したものでしょ。

832 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 14:24:11 ID:DO5etPUi
夭逝したのが惜しまれるな

833 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 15:14:52 ID:mgIfw9el
池田って言ったら思い浮かぶの恒興輝政光政くらいだもんな

835 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 15:50:20 ID:o358G3Sk
池田忠継は家康の孫でもあり、本人も相当聡明で、池田家の期待を一身に集めてたらしいのよ。


大阪の陣の前の忠継の逸話

家臣たちを集めた前で、忠継は

「父、輝政は16歳の時、摂津花熊で初陣をして、武功を上げたと聞く。
私も今16歳なので吉例だろう。必ず武功を上げて、父の武名を継ぎたいと思う。

しかし、私には未だに戦の経験が無いので、武功を立てられるかどうかは皆の忠勇にかかっている。
どうか、宜しく補佐して欲しい。」

と、頭を下げた。

こんな、若いのに謙虚な殿様だったので、家臣から物凄く好かれたそうな。



836 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 17:05:06 ID:DO5etPUi
そりゃ、亡くなった時の家中の落胆たるや相当だったろうな・・・

837 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 18:07:46 ID:gUK/iLRX
>>826
ただし俺以外な

838 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/25(土) 18:24:10 ID:705uvuIg
>>826
私も声かけられてない。ショックだ。