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給仕の小姓が久太夫の膝に酒をこぼして

2019年06月15日 16:42

18 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/06/15(土) 16:36:00.28 ID:3D0ngM4y
葉隠、>>15
一つ目:水戸光圀が米俵に腰掛けたら老婆に「殿様に差し上げる米になんとする!」と叩かれた逸話に酷似
二つ目:細川ガラシャの辞世の句に酷似
(ガラシャ死亡時の話も石田軍記によれば~という形で葉隠にはあるが、ガラシャの辞世の句についての記載はなし)
三つ目:石田三成の三献茶の逸話に酷似

以外にも、戦国じゃないけど

鍋島綱茂が部屋住みの頃、松平直矩のところで夜会が催された際、鍋島家に仕える喜多見久太夫という老人も参加し、戦ばなしに花が咲いた。
夜が更けたころ、給仕の小姓が久太夫の膝に酒をこぼして一座興をさまし、小姓は赤面して退出した。
他の小姓がすぐさま久太夫を別室に案内し着替えさせた。
後で確かめたところ、久太夫が漏らしたのを一座のほかの者にわからないよう、小姓が気を利かせたということだった。」

という「徳川家茂が習字の師匠の戸川安清に水差しの水をかけて漏らしたのをごまかした」という話に似ているのもあった。
葉隠が佐賀藩でしか読まれていない頃に登場人物変えて逸話を作ったのか
葉隠が他国の有名な逸話を教訓のために、自国の人物で間に合わせたのか。



19 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/06/15(土) 20:18:52.66 ID:htHAqd+0
>>18
>水をかけて漏らしたのをごまかした
昔の2ちゃんコピペの、女子生徒が漏らしたのをごまかすために主人公がバケツの水かけて~ってやつの元ネタがこんなに古いとはw

20 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/06/15(土) 20:23:39.89 ID:ArceekMi
漏らしたことを末代まで語り継がれる老人
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おまえは粗忽者だな(苦笑)

2012年10月21日 19:29

23 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/21(日) 15:58:25.65 ID:X44o1yK4
石井源左衛門正澄は、原城一番乗りの弥七左衛門正之の次男。
彼はいつも親の名を汚すことのないようにと心がけ勇み立っていた。
綱茂公のお供として歩いていたときのことだが、
綱茂公が源左衛門をみて、

「源左衛門よ、その刀の差しかたはよくないぞ。
柳生流でも嫌っている差しかただ。
わたしの差しかたを見てみよ。
これこそが鍋島加賀守直能から伝授を受けた差しかたぞ。
そもそも落とし差しは抜きにく、えっ?」

そのお言葉が終わらないうちに、源左衛門は刀をさっと抜いてみせ、

「抜けますよ」

と言って鞘におさめた。
綱茂公は苦笑して、

「おまえは粗忽者だな(苦笑)」

と仰りなにごともなく済ませたとのことだ 【葉隠】





24 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/21(日) 16:13:14.42 ID:HNFoQBNy
抜くな抜くなw

25 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/21(日) 17:01:37.76 ID:HbSG4Dh0
ていうかお供だから危険なかんぬき差しでなく落とし差しやってたんじゃ・・
あと周りの人間と鞘当しにくいし

26 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/10/21(日) 18:40:22.07 ID:zJiiKrmE
えー、お祖父ちゃんと曾お祖父ちゃんは落とし差し派じゃないの?
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