松野亀右衛門の謀

2013年03月09日 19:52

862 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/09(土) 14:35:15.63 ID:slsb1I88
松野亀右衛門は細川家の侍大将にて、鉄砲の名手であった。
かつて熊本の自宅において、一匁筒を磨いていた時、庭の南天の実をヒヨドリが啄みに来た。
亀右衛門は鉄砲に弾薬をつめ、標的を見ずに火箸で火を着火させたが、事もなく撃ちぬいたという。

さて、島原の乱の前のことである。
細川家の家臣に南條大膳という者があったが、恨むことがあって細川家を傾けんと策謀し、
幕府に対し、細川家中に切支丹があると訴えでた。

幕府はこの南條を江戸に召喚することを命ずる。これに細川家は驚きどう対処すればよいか
途方に暮れたが、ここで松野が「私にお任せください」と、これを引き受けた。

さて、南條を江戸に船で護送するのであるが、松野は南條が囚人の扱いであるので、船内に
厚い板で詰め牢を作り、医師一人にだけ密謀を言い含め熊本より出立したが、天気を待つといって
所々で船を止め、日を経るうちに、健康のためと言って人参を入れた薬を南條をに与えた。
さらに朝夕の食事も、人参湯で飲食をさせた。

南條は長期間牢に閉じ込められ気が鬱していた上に、人参数百斤を飲まされたため、終に心狂乱した。

松野は江戸に至ると彼を召しつれ幕府に対し、「南條は数年来狂気の者である」と説明した。
切支丹の訴えの件を問われても、「ただの狂言に過ぎません」と答えた・
何より訴えた本人が狂乱の体であるので幕府も致し方なく、「では熊本に帰せ」と、南條の身柄も
松野に返した。

この謀を知っていたのは、人参を調薬した医師一人のみであったと言う。
(軍人頓智叢談)




863 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/09(土) 14:46:53.06 ID:19OH1Eir
人参こええええ

864 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/09(土) 15:13:25.68 ID:qwxpDY3F
人参責めとか

865 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/09(土) 15:17:16.77 ID:67BDpLzD
人参いらないよと言い出すな・・・しかし37人目にならなかったのか

866 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/09(土) 15:31:23.02 ID:KZx70caN
>865
医者

867 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/03/09(土) 18:18:34.74 ID:67BDpLzD
数百斤の人参か・・・いくらすんだろうなw


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