140 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/08/12(月) 00:14:02.90 ID:ppOu9hRu
朽木家には、狩野探幽の描いた松に鶴とやらの重器があるという。
この絵が描かれた当時、久須美六郎左衛門(久隅守景か)という、素人では有るが名人と呼ばれた
絵描きがあった。彼が朽木家で探幽の描いた松に鶴の絵を見ると、「面白からざる」と嘲った。
その後探幽が来た折、主人がその話をすると
「久須美が言うことは尤もです。認め直しましょう。」
そう言って書き直した。
次に久須美がこの絵を見た時、「宜しき」と言ったが、強いて称美することも無かった。
主人はまた淡幽を招いてしかじかと語ると、「また描き直すべし。」と認め直した。
重ねて久須美にこれを見せた所、彼は大いに感賞し
「探幽は誠に奇妙の画才なり!同じ絵を三度まで我意無く書き直したその形様は、たとえ何も
変わっていなくても自然にその妙があるものだ。」と賞嘆したという。
これによって現在でも、この絵は朽木家の重宝とされている。
(耳嚢)
141 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/08/12(月) 09:12:21.21 ID:HOZNZXTd
>>140
なるほど、わからん…
142 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/08/12(月) 19:49:30.12 ID:sJFsU42V
プロレスありそうなアングル
朽木家には、狩野探幽の描いた松に鶴とやらの重器があるという。
この絵が描かれた当時、久須美六郎左衛門(久隅守景か)という、素人では有るが名人と呼ばれた
絵描きがあった。彼が朽木家で探幽の描いた松に鶴の絵を見ると、「面白からざる」と嘲った。
その後探幽が来た折、主人がその話をすると
「久須美が言うことは尤もです。認め直しましょう。」
そう言って書き直した。
次に久須美がこの絵を見た時、「宜しき」と言ったが、強いて称美することも無かった。
主人はまた淡幽を招いてしかじかと語ると、「また描き直すべし。」と認め直した。
重ねて久須美にこれを見せた所、彼は大いに感賞し
「探幽は誠に奇妙の画才なり!同じ絵を三度まで我意無く書き直したその形様は、たとえ何も
変わっていなくても自然にその妙があるものだ。」と賞嘆したという。
これによって現在でも、この絵は朽木家の重宝とされている。
(耳嚢)
141 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/08/12(月) 09:12:21.21 ID:HOZNZXTd
>>140
なるほど、わからん…
142 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/08/12(月) 19:49:30.12 ID:sJFsU42V
プロレスありそうなアングル
スポンサーサイト