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鉄砲と馬場重助

2014年12月04日 18:32

302 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/12/03(水) 19:21:36.61 ID:bpM16S3p
宇喜多直家のある戦でのこと

この時直家家臣の馬場重助は鉄砲を5段に構えていた所に攻め向かい、3段まで切り崩したが、
4段目から打ち出す鉄砲に脇腹を撃ちぬかれた。

しかし馬場はうろたえず、傷口をしっかりと抑え、戦いを田中藤助に譲って家来の肩にすがり静かに
引き退き、幸いにして命に別状はなかった。

後に馬場はこの時のことを語り
「私は鉄砲に撃たれ尻から崩れ倒れたが、この時敵が我が首を討ちに来るなら、ただでは
討たれまいと敵側を見据えたものの、目が眩み物の色もわからない有り様だった。
そこで暫時心を鎮めて居ると、やがて四方はっきりと分かるようになった。」

そう言ったという。

また備前児島合戦の時、宇喜多七兵衛忠家の子、与太郎大将にて出陣の途中、秣を刈っていた時、
敵が付近にいてにわかに攻めかけてきた。

大将の与太郎は人数をまとめようと一ヶ所で輪乗りをしていたが、敵の鉄砲が内甲に当たり落馬した。
同時に中村宗助も鉄砲に当って死んだ。
馬場重助は馬を撃たれて徒歩になっていた。

大将が撃たれ落馬したために、まずは退却しようとしたが、敵はこれに追い打ちをかける。
ここで馬場は馬を乗り換え殿をして、三度敵を追い返して退いた。
この時、槍の穂先を後ろに向けて退いたが、これは追い来る敵が馬に乗りかけないように
する為であったそうだ。

(明良洪範)

鉄砲に関連する馬場重助の逸話である。



303 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/12/03(水) 19:58:11.80 ID:gunuaIq0
ここにも不死身の馬場が

307 名前:人間七七四年[] 投稿日:2014/12/05(金) 09:55:20.35 ID:Lgvoh+zw
毛利との戦いの事で、この馬場さん7本槍の逸話に隠れて戦功が認められなくて切れたんだよ
たしか馬鹿にされて火鉢を真っ二つに切ったはず?
毛利との講和がなった時に本当と証明された。

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