269 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/08/15(土) 20:18:12.16 ID:jjtTjOVp
慶長十三年、
ここ二、三ヶ年以前より、たばこと云うもの、南蛮船によって来朝して、日本の上下これを専らとし、
諸病気もこれによって平癒すると云われた。
しかしながらこれを喫する者で、悶絶して頓死する者が多かった。また南蛮より医師が来朝して曰く、
このたばこを吸う者は発病しても、薬を与えるべきではないと云われた。
たばこのことは医書に書かれておらずこのように云われた、我が朝の医師も同じであった。
(中略)
土方河内守(雄久)が江戸に於いて病死した。日頃よりたばこを用いていた故に、喉が破れ相果てたと云われる。
彼は尾州内府(織田)信雄(信長公二男)無双の臣下であった。
『当代記』
慶長十三年、
ここ二、三ヶ年以前より、たばこと云うもの、南蛮船によって来朝して、日本の上下これを専らとし、
諸病気もこれによって平癒すると云われた。
しかしながらこれを喫する者で、悶絶して頓死する者が多かった。また南蛮より医師が来朝して曰く、
このたばこを吸う者は発病しても、薬を与えるべきではないと云われた。
たばこのことは医書に書かれておらずこのように云われた、我が朝の医師も同じであった。
(中略)
土方河内守(雄久)が江戸に於いて病死した。日頃よりたばこを用いていた故に、喉が破れ相果てたと云われる。
彼は尾州内府(織田)信雄(信長公二男)無双の臣下であった。
『当代記』
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