770 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/05/27(金) 04:16:31.27 ID:PvxVDWqo
清正は金官(良甫鑑)という朝鮮人を日本へ連れ立って来て、慣例どおり
に親しくして、八木2百石を与えた。
金官は、「清正に離れて一日片時も永らえるべきではない。御供申さん!」
と言って切腹した。
――『清正記』
金官という朝鮮人は、同24日(清正死去の日)に切腹しようと致したが、
2人の子息がこれを見て脇差を取り上げ、色々教訓して止めた。
そして脇差を隠して丸腰にしておいたのだが、14,5日も過ぎたので、
思いとどまったなと子息も思って油断していた頃、箍掛けを呼び入れて、
古桶の輪を掛けさせ見ていたのだが、人のいない時に箍掛けの鉈を取り、
腹を十文字にかき切って死んだのであった。
これをもって見れば、高麗人も純柔純弱兵とばかりは申し難きことである。
――『続撰清正記』
清正は金官(良甫鑑)という朝鮮人を日本へ連れ立って来て、慣例どおり
に親しくして、八木2百石を与えた。
金官は、「清正に離れて一日片時も永らえるべきではない。御供申さん!」
と言って切腹した。
――『清正記』
金官という朝鮮人は、同24日(清正死去の日)に切腹しようと致したが、
2人の子息がこれを見て脇差を取り上げ、色々教訓して止めた。
そして脇差を隠して丸腰にしておいたのだが、14,5日も過ぎたので、
思いとどまったなと子息も思って油断していた頃、箍掛けを呼び入れて、
古桶の輪を掛けさせ見ていたのだが、人のいない時に箍掛けの鉈を取り、
腹を十文字にかき切って死んだのであった。
これをもって見れば、高麗人も純柔純弱兵とばかりは申し難きことである。
――『続撰清正記』
スポンサーサイト