三条三光院殿が十六歳の御時

2017年01月26日 15:05

543 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/01/25(水) 22:28:30.78 ID:cLGF5vuf
 三条三光院(三条西実枝)殿が十六歳の御時、
禁中の歌会で”懐旧”という題が出たことがあった。
「何とも詠みにくい」
と言われると、
『歌の達人である彼でも苦手なものがあるのか』
と一同は皆おもしろい顔をするだけで、
若い彼のために題を取り替えようと提案する人は誰もいなかった。
そこで、

程近きわが昔さへこひしきに 老いはいかなる涙なるらん
「年若い私さえ昔を恋しく思うのに老人には昔はどのような涙になるのであろうか」


(醒睡笑)
若者いじめにも屈せず、見事やりかえしたちょっといい話




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