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高橋鑑種、謀反の意思

2018年03月07日 18:42

586 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/03/07(水) 17:43:25.01 ID:ctbP89i7
高橋三河守鑑種は、大友家の貴族、一満田殿の二男にして高橋家を継ぎ、筑前三笠郡を領し、
宝満、岩屋の城主でもあった。

そのころ、天下は戦国の最中であったので、四海九州で乱のない場所はなかった。鑑種は
才覚勇猛の武将であり、このような中で家の名を引き上げた。鑑種の弓箭の名は世上に響き、
三笠周辺の4,5郡も横領し、家も大となりその威勢は近国に並ぶもの無かった。
その驕慢の望みは豊後へと至り、遂には大友家への謀反の意思が生まれたのである。

鑑種はあまりに驕り、大友の御恩を背き、秋月種実、龍造寺隆信の語り合い、芸州(毛利)と
一味して豊後を敵とした。しかしその仔細を尋ねると、鑑種の舎兄である一萬田殿(鑑相)の妻女は
無双の美人であったのだが、御屋形(大友宗麟)がこれにお心を移され、自身のものとするため
謀って一萬田殿を誅殺したのである。この遺恨により、鑑種は大友家への逆意を含んだのである。

(高橋紹運記)


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