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只今ほど通りやすい事はありません

2018年11月25日 17:23

529 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/25(日) 17:11:20.22 ID:wok7f2q1
安房里見義康の重臣である正木将監(頼忠)は関ヶ原の陣の折、当時里見家の妻子方が因幡国に在ったのを
見届けるため、下人五、六人を召し連れ関東より上った。この事について朝比奈喜左衛門という人物が、
「只今の騒動に、軽き体にて海道を通られるとは、奇特なる事と存じ候。」と、殊の外誉めたのであるが、
これに対して正木将監は

「いや、只今ほど通りやすい事はありません。何故ならば、天下を望む治部少輔が、私のような者を一人
打ち留めて、却って里見に恨みを含ませるような事はする筈がないからです。」と申した

(武功雑記)


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