741 名前:人間七七四年[] 投稿日:2019/03/22(金) 19:17:10.36 ID:4YZR64+2
田峯・長篠菅沼氏の滅亡と二人の烈女
武田勝頼滅亡後、山県、小山田はじめ武田氏の重臣らは悉く誅殺された。そんな中、三河衆の菅沼伊豆守・新兵衛父子(長篠菅沼氏)と、菅沼新三郎(田峯菅沼氏)は河尻秀隆を頼って降伏し、その陣中で保護されていた。
かつて両菅沼氏は奥平氏と合わせて山家三方衆と呼ばれ奥三河に所領を持ち、徳川家康に従属する国衆だった。しかし元亀3年からは武田信玄に属し、天正3年の長篠敗戦以後は所領を失い、信州伊那に在していたのだった。
やがて菅沼氏が河尻秀隆に匿われていることは家康の知る処となった。早速家康から信長に言上があり、誅殺の許可が下った。
さて新三郎の妻は諏方の祝女だったが、夫の最期を知ると子供らを自ら手にかけ自害を遂げたと言う。この妻は大変な大力と評判の女であった。またその伯母も女ながら高遠城の戦いにて比類なき働きをしたとのことである。
全く相似たる女がいたものよと人々の噂になったということだ。
『当代記』
742 名前:人間七七四年[] 投稿日:2019/03/23(土) 16:04:58.20 ID:E+cfZHyu
神官系の女性は肝が座ってるっていうことなんでしょうか
743 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/03/23(土) 21:08:22.03 ID:xFAIIgU0
戸次統常の母ちゃんは志賀氏だし、べつに出身は関係ないんじゃないかな
田峯・長篠菅沼氏の滅亡と二人の烈女
武田勝頼滅亡後、山県、小山田はじめ武田氏の重臣らは悉く誅殺された。そんな中、三河衆の菅沼伊豆守・新兵衛父子(長篠菅沼氏)と、菅沼新三郎(田峯菅沼氏)は河尻秀隆を頼って降伏し、その陣中で保護されていた。
かつて両菅沼氏は奥平氏と合わせて山家三方衆と呼ばれ奥三河に所領を持ち、徳川家康に従属する国衆だった。しかし元亀3年からは武田信玄に属し、天正3年の長篠敗戦以後は所領を失い、信州伊那に在していたのだった。
やがて菅沼氏が河尻秀隆に匿われていることは家康の知る処となった。早速家康から信長に言上があり、誅殺の許可が下った。
さて新三郎の妻は諏方の祝女だったが、夫の最期を知ると子供らを自ら手にかけ自害を遂げたと言う。この妻は大変な大力と評判の女であった。またその伯母も女ながら高遠城の戦いにて比類なき働きをしたとのことである。
全く相似たる女がいたものよと人々の噂になったということだ。
『当代記』
742 名前:人間七七四年[] 投稿日:2019/03/23(土) 16:04:58.20 ID:E+cfZHyu
神官系の女性は肝が座ってるっていうことなんでしょうか
743 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/03/23(土) 21:08:22.03 ID:xFAIIgU0
戸次統常の母ちゃんは志賀氏だし、べつに出身は関係ないんじゃないかな
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