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琉球人の江戸入り

2020年08月27日 16:47

尚寧   
495 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/08/27(木) 12:04:18.66 ID:BhHb4Hi4
慶長十五年八月二十五日、琉球人が江戸に到着した。その中に歳十七、八の小姓、十四、五の小姓二名があった。
彼らはシャミセンを引き、十七、八の小姓は、名字をヲモイシラ、十四、五の小姓はヲモイトクと云った。
小唄を皆々謡い、江戸に在る衆はかの小姓を呼んで、シャミセンを引かせたという。

彼らの言語は日本人と同じ、但し少しずつは違うという。髪は頭の右にからわに結ぶばかりであった。
江戸までの上下の路次では、宿入りの時にいつも、笙、横笛、鐘太鼓、ひちりきにて管弦の如く演奏して
宿に入ると云い、これを道行と言うそうである。琉球王はこの座中にも出ず、奥に有って隠れる体であった。

琉球でも日本の真似をして、詩和漢連歌、また猿楽の能なども有る。宗教は禅、浄土など聖道宗(聖道仏教)が
有る。

『当代記』



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